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山が白くなってる…
Seaweed Engineering Nori'sブログです。
ついに雪が降って来たか…
という事でブッシュ抜いて行きます。
ブッシュガタガタのまま鬼キック踏んでますと、キックシャフト折れたりカバー割れたりします。
で、こちらはもともとそんな感じのを溶接修理してあったもの。
ブッシュを抜いて測れば一目瞭然。
強度的にはオッケーでも、やはりブッシュの入る穴は楕円になってました。
このままではまた割れるでしょう。
どっちみちブッシュは単品製作なので、キックカバー本体をホーニングしちゃいましょう。
ここが楕円だと圧入もクソもなく、場合によってはブッシュ入れようとしてカバー割れた!なんて切ない事例も。
2/100mm以上の誤差をなくしたいのであります。
普段生活していると、0.02mmって薄いコンドームくらいの数値を気にする事も無いんだと思うんですが…(笑)
ホントに0.02mmで緩くもなるしキツくもなるのでありまして、なのでここが楕円じゃお話にならないのです。
はい、ブッシュ作ります。
先日限界までキレイに慣らした純正キックシャフト(パンヘッドなどの年式の、アーム一体のもの)は、新品の物よりも少しだけ細くなってしまったので、交換用に売ってるブッシュは使えなくなったという事であります。
ちなみに、シャフトが細くなる&キックカバーの穴がデカくなる、という事でこんな形の段付きブッシュを作らざるを得なくなりました。
O-Ringを入れ込み、ミッションオイルの漏れを防ぎます。
キックアーム付いたら見えなくなっちゃう部分ですが、肉厚感が伺えます。
はい、またホーニングして、シャフト入るようにしますです。
超ピタァァッ!!としました。
という感じなんですけど伝わってますでしょうか?(笑)
社外品の新品が売ってますので、丸ごと新品に交換する手もあります。
しかし出来れば純正パーツを使いたいッ!!
というのが旧車乗りの性かと。
こういうのを修理と呼びます。
明日もよろしくお願い致します。