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マニアックかつニッチ過ぎて誰も分からないけど個人的にテンション上がってるSeaweed Engineering Nori'sブログです。
ポイントギャップ、ちゃんと調整してますか?
マイナスドライバーで指してるところ、タイマープレートとカムカバーに隙間がありますね。
という事は…
ポイントギャップ調整する→点火タイミング合わせる→ポイントギャップ変わる。
嗚呼、ハーレーダビッドソンよ…
最近なんか俄然、無接点派になって来ました。
更にポイントギャップ調整する→フロントだけじゃなくてリヤも確認する→フロントとリヤでギャップ全然違う。
なんで!?(笑)
それはタイマープレートの隙間しかり、他にもアドバンスウェイトの芯が出てないから、なんてのもアリなのであります。
あくまでも軽く!
高い方で叩いて、芯を出すのであります。
ハーレーは基本1つのコンタクトポイントを使い、ポイントカムによって前後のスパークを管理しています。
つまり同爆ってやつです。
オニギリみたいなカム山の、尖ってる方がフロント。
なだらかな方がリヤです。
フロントとリヤは交互に圧縮上死点を迎えますが、同爆って言うからには排気上死点前でも火が飛んでるという事ですね。
排気の時はスパークしても関係ないのでありますが、ポイントギャップがフロント&リヤで異なるという事は、例えばフロント基準で合わせたらリヤがズレる、と。
そのズレ。
ポイントギャップは広いと点火タイミングが早くなり、狭いと逆に遅くなります。
ちゃんと前後で同じギャップに調整しましょう。
そして、ポイントがオイルまみれ!
みたいなのを防ぐ為にも、こちらのカムシールは劣化して来たら交換しましょう。
とりあえずポイント開いてればエンジンは掛かりますし走ります。
しかしそれはハーレーだからです。
そんな事で止まってしまえば砂漠の真ん中で立ち往生なワケで、例え1発死んで片排になろうが次のガスステーションまで何とか走れるようなタフガイなだけです。
日本車しか触ってない人は「?」が多過ぎて直せないビンテージハーレー。
しかし「基本」が分かっているメカニックは全然余裕。
ちゃんと整備して気持ち良く流しましょう!
P.S. 謎のキノコをゲットしました!
明日は定休日となります。
よろしくお願い致します。