いつもご覧頂きましてありがとうございます。

Seaweed Engineering Nori'sブログです。


なんか草刈りし過ぎて手が震えます(笑)



なまら良い天気!!


レギュレーター交換させて頂きました先生ことK様、ありがとうございました。


めちゃくちゃ気持ち良さそうに走って行かれました。

羨ましいぃぃ〜!!





さて仕事すっか…


ハイ、謎の点火システムだろうが何だろうが、セオリーはあるんでございますよ。


エンジン掛けてもう「遅ッ」ってのが最近のあるある。


何でみんな点火遅いんスかね。


やっぱドドド〜っとクルージングするのには、「コレがハーレーだよ!」的なフィーリング重視なんでしょうか?


でも北海道なのにヒートするとかちょっとオカシイのでは…と疑ってヨシ!です。


現状は調子良いと感じていても、乗り比べれば歴然、です。





スパークプラグ抜いたらプッシュロッドカバーを外して、クランキングしてみましょう。


フロントインテークのプッシュロッドが上がる(フロントインテークのバルブが開く)、更にクランキングしてフロントインテークのプッシュロッドが下がる(バルブ閉じる)、そしたらそっから「圧縮」が始まります。


で、スパークプラグに点火!!です。




跨って左側、スプロケットサイドのタイミングホールのプラグを外して…

もうちょいちょいとクランキング。


するとコレコレ!

誰かが丁寧に赤く塗ったコレ、ここで火を飛ばしなさいという印。


タイミングマークとは、先程の「圧縮」の後に来ます。


もう1周すると排気上死点前ですが、もちろんココでもタイミングホールからマークが見えるので間違えないように注意です。


「上死点」とはピストンが上がり切った所の事ですが、そもそも圧縮上死点で火を飛ばしても間に合わないワケなのであります。


なので「圧縮上死点前」に出てくるタイミングマーク。


まだ?


今でしょ!?


もうちょい?









ね?


エンジン回ってたら遠心力でアドバンスウェイトが開きます。

しかし今は上死点前のタイミングマークをタイミングホールの真ん中にして、エンジンは止まってます。


だから僕がアドバンスウェイトを開きます。

開き切った所でパチッとスパークすれば、まずはそっから始めよう的な状態になるのです。


で、この車両、何でそんなに点火タイミング遅くしないといけないのか。

そもそもテキトーに合わしてあるだけなのか。


異常燃焼ノッキング、オーバーヒートにその他もろもろ、トラブルに直結する間違った点火タイミング調整。


しっかりやって行きましょう!


キャブ調整はそれからです。








明日は車両引き取りのため出たりしてます。

よろしくお願い致します。