いつもご覧頂きありがとうございます。

Seaweed Engineering Nori'sブログです。



緊急事態宣言下、いろいろ自粛しながら悔しさでいっぱいです。

可能なら訪ね、ヒグマと雪の恐ろしさを伝える活動をしたいところではあるのですが。

皆さんにお会い出来ずとても残念です。





どーでもいい話。


「野生の。」





トラック運ちゃんの日常は、どういう仕組みなのか居合わせる仲間のドライバーたちと、フェリーのレストランで作戦会議。


彼らが、飛び出した野生のイルカに感嘆した時、いつものなんでもない道の、いつものなんでもないサッポロクラシック中瓶の、その向こうの非日常があるのだと知った。


盆も正月も、ゴールデンウィークさえよく分からなくなった個人の、仕事絡みの旅。

これが奇異に映るのは、多分コロナのせいだけではない。



厳ついオジサンたちが「イルカだ!」「イルカだ!」と笑顔を浮かべるリアクション動画、これに字幕は要らない。


きっと野生の運ちゃんには好きな道があるのだろう。

きっと、たまに野生の運ちゃんは、やり甲斐を感じ胸が熱くなるのだろう。


やってみなければ、多分やりたい事は見つからない。

結果、上手く行かず自分の人生の貴重な時間を無駄にしたと感じても、しかしそれすら経験として堆く積もってゆくものなのだ。

見方を変えれば、つまりはどんな分野においても、それをどれだけ持っているかに尽きるような気もする。

天才ギタリストの素晴らしい曲の歌詞がダサッて感じなら、それは多分生まれてこの方ギターしか弾いて来なかったからだ。



オジサンになっても執着と継続のポテンシャルが下がらないのは好きな事だからに他ならない。

たまには反吐が出る日もあるだろう。

しかし共に進もう、オジサンたちよ。

野生のオジサンたちのテンションが、日本を支えている。

好きな事に、貪欲に。

好きな気持ちに自粛は要らないのだ。

笑顔の運ちゃんたちを見て、そんな事を思った。






「俺、運転好きだからさ」


笑うコウダさんを思い出した。




お元気っすか?

ワクチン打ったら会いましょう。