いつもご覧頂きありがとうございます。
Seaweed Engineering Nori'sブログです。


また降ってるし‼️
札幌と小樽でこんなに天気が違うとは…




ツララも寒々しい2月の終わり。
しかしもうちょっと❗️
もうちょっとで冬が終わる…




冬、終わるんでしょうか?(笑)

風吹き込んで砂漠みたいなカタチになってるじゃん…

恒例の雪かきを済ませて本日も業務開始となりました。




そしてこちら、ツーリング中にシフトペグが落ちてしまった車両です。

オーナー様のご苦労と試行錯誤が痛いほど伝わりますね。





このようなパーツ構成となっておりました…

こういうトラブルに対応出来た時の喜びと言ったらもう、言葉に出来ない何と言うか高揚感がございます。


「落として無くなっちゃった系」や、「折れちゃった系」に良く効く車載工具としまして、


バイスプライヤーはかなり優秀です。
相手に少し傷は付きますが、ガチンと挟んで外れないプライヤーをシフトアームに固定すれば踏み込む事が可能です。

使い方で本当に役立ちますので、リンクの5インチとかその下のサイズとか、小さいやつを工具入れにぶち込んでおきますと安心です。

ちなみに「バイスグリップ」は商標です。
パチモンたくさんありますが、名の知れたメーカーの物は作りも同じで大丈夫っす。




そんでクラッチまわりの部品交換です。




こっち、純正タイプのベアリングが使われたクラッチハブ。



右側のが通称「ビッグローラー」と呼ばれる、「丸太並べ式のタイプ。
昔は流行りました。

どっちが良いの?とご質問を受ける事は多く、クラッチの切れに影響するとかしないとか。

どちらも一長一短ありますが、ビッグローラーの方はクラッチシェルとのクリアランスいかんによってはニードルローラーが斜めを向いてしまい、ガッツリと食っちゃう事があります。

マメなグリスアップも必要ですので、個人的には純正タイプで良いのではないかと。
しかし最近の某メーカーから発売されている純正タイプキットのベアリングは粗悪な物も確認されておりまして…

ガタのある物はオーバーサイズにホーニングなんていう修理方法もございますのでお問い合わせ下さい。

ベアリングのタイプよりも、適正なクリアランスと熟練の調整がキモかな、と思います。

特にオープンにしている方は水分や異物が混入しやすいので、マメなメンテナンスが必要です。


明日もよろしくお願いいたします。