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Seaweed Engineering Nori'sブログです❗️
外はボロボロ中はピカピカ、大好きです。
という感じでちょっと腰が重いタンクのコーティング…。
付きっきりで看病しないといけないので、引っ切り無しに来客があったり電話が鳴ったりする前職場では嫌いな作業でした(笑)
たまにアメリカから電話あったりするんですよ。
ナンバーディスプレイに出る番号で、もうこれアメリカだな…と分かるのですが。
とにかく、何と言っても電話なのでジェスチャーが封印されているという件。
「ボスは今出掛けていて、30分後に戻ります。」
このフレーズが言えなくて泣きました。
"Out of the office"って言うと、なんか「今日はお休み」みたいなニュアンスなんですかね。
伝わらない事が多かった気がします。
"Boss is out right now."
これで「ボスはちょっと出てますわ」に。
ちょっと出てるけどすぐ戻ります感は、"right now"で出ますでしょうか。
"He'll be back in 30 minutes."
これを"after 30 minutes"にしたり、"May be"を使っちゃうと、「いつ戻ってくるかちょっと分からないけど、確実に30分は戻って来ないね。」みたいな投げやり感が出たり、この従業員は大丈夫なのか❓と不安になられたりする感じがします。
仮にいつ戻るか分からなくても、「30分後に戻ります」で(笑)
そしたら30分後にまた電話があるのですが、
"I will have him call you back."
「折り返させます。」
コレでオッケー❗️
ちなみに僕全然英語話せません(笑)
今はGoogleがあるから大丈夫。
また横道に逸れましたが、このエポキシ系の特殊な塗料でガソリンタンク内をコーティングします。
指示書には「薄く」と書かれてありますが、本来の用途を超えてタンク自体の強度を上げるために「薄く」を3度ほど繰り返します。
次第にタンク接合部が塗料で埋まって来ますので、そこまでやったらオッケーっす。
最初はユルい液体ですが、だんだんと固まって行き…
でも温めるとまたユルくなっての繰り返しで完全硬化。
段ボールに入れてドライヤーで…なんて書いてありますが、大人しくヒートガン使った方が効率良いです。
急激に熱すると縮んだり割れたりするので注意❗️
安いのもたくさんありますが、迷ったらマキタ。
バイク屋さんには充分な代物でありまして、昔のSnap-onのとかは多分きっとリョービのOEMです。
バラす時にピストン温めたり、色々使えます。
配線の収縮チューブを縮めるのもヒートガンでやりましょう。
ガソリンタンク脇でライターとか、特に旧車はヤバいですぜ。
あとはこんな感じの栓を作りました。
別に先っぽボルトである必要は無いんですが、頭が潰れたのが落ちてたので旋盤で引いてテーパーネジの中に穴開けてプレスで圧入(笑)
同じやり方でマグネット付きのドレンボルト製作ってのも容易です。
インディアンの多くは1/8 NPTをプライマリーやトランスミッションケースのドレンボルトに使ってます。
ペットコックしかり。
こうやって半硬化で抜き取ってやればペットコックの穴は塞がりません。
とにかくコーティングした事での弊害が出るようですと意味が無いので、細かいところまで確認確認でお願いします。
塗装が浮くようなピンホールなんかも埋まりますので、純正タンクはもちろん、ワンオフしたタンクにもコーティングをしてから塗装する事をお勧めします。
ちなみにタンク内のサビや汚れは完全に落とすよう心がけましょう。
この工程がちょっと大変です。
コーティング剤は市販されている物なのですが、ハードルが高いのはその辺の段取りの部分ッス。
いつもストレーナーがサビで詰まるそこの貴方❗️
タンク外して送って下さい(笑)
特に旧車には効果てきめん、ッスよ〜❗️
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