日本維新の会、脅迫まがいのテレビ朝日に言論弾圧して、今度は内部で言論弾圧と言論統制。戦前の軍国主義時代と同じドイツの匂いが充満。


「発想がブラック企業」維新の会“法令遵守“SNSで促した議員を「悪口流したら懲戒免職」に批判殺到


日本維新の会の馬場伸幸代表(59)は5月16日、4月の衆院東京15区補選で維新の”公職選挙法違反の疑い”をSNSで指摘した足立康史衆院議員(58)に対し、党紀委員会を招集すると明らかにした。

ことの発端は、維新が補欠選挙の期間中に配布した「機関紙 日本維新」。裏表紙には、東京15区に出馬した2人の補選候補者が掲載されていた。選挙活動ではなく、政治活動用の機関紙として配布したということだが、有権者から”違法ではないか”との指摘があったという。
この指摘に対し4月18日、音喜多駿参院議員(40)がXで《-選挙期間中、証紙が貼ってある「法定ビラ」以外にも配れるチラシがあるというマニアックな話-》として、《普段から(少なくとも直近6ヶ月間)政党として継続的に街頭演説やポスティングで政党機関紙を配布していれば、そのやり方を選挙期間中に続けることは問題ない》と主張。これに対し、足立氏はXで《本件は、法令遵守に関わる重要な判断ですので、党員支持者の皆さまには慎重な判断を行うことをお勧めします》とし、《党として、動員している方々に、(平常行っていない方法での)機関紙配布を指示することは、控えるべき》と、公認候補を掲載した機関紙を配布していることが、”公職選挙法に違反する疑い”があると指摘していた。この足立氏の指摘に同党の都支部にあたる東京維新の会は激怒。足立氏に対し「厳格かつ重大な処分」を求める上申書を提出し、足立氏の除名処分を求めていた。こうした事態を受け、馬場氏は16日の記者会見で、足立氏について「上司や同僚の悪口をSNSで流したら会社では懲戒免職になる。党紀委員会でのやり取りを見た上でどうするか決めたい」と述べた。しかし、自身が所属する党に”法令遵守”のために慎重になるよう指摘したことを「悪口」と言い放ち、処分を検討する維新の姿勢は波紋を呼ぶことに。SNS上では非難の声が相次いでいる。《スゲーなコイツ。まるで『内部通報をした社員を粛清するブラック企業』そのまんまやん》《ごく順当な批判、あるいは注意喚起だとしか思えないんだけど、これを「悪口」と言ってしまうあたりがいかにも維新という感じがする。発想がブラック企業と同じレベル》《これ、悪口と違って「法に触れるかもしれませんよ」と言う党内からの警告ですよ。それを潰してたら、誰も危険を警告しなくなります》《法令遵守の観点から注意喚起しただけで「悪口」扱いされて処分くらうそうです》足立氏は「法令遵守の観点から、慎重な判断が必要である旨、注意を促したに過ぎない」として、党紀委員会の開催自体の中止を求めている。