朝から相変わらずの雨模様。昼間も午後も夜も電話会議でした。

 

アメリカの会社に勤めていますので、昼はAsia PacificのSVP様と夜はUSのある部門のSVP様で、二人とも白人アメリカ人ときています。もっとも、私の上司もアメリカ本社のEVP様(典型的な白人)です。

 

今や、アメリカ企業での勤務期間が人生のほとんどで、かつ、アメリカ本社(シアトル)でも6年位働かせていただきましたので、オフィスでは日本語を一切しゃべらず、また、英語で夢を見るという稀有な経験も普通にしました。

 

私自身はマルドメ人間で、帰国子女でも何でもないですので、大学卒業した時は酷い英語力でした。(今でも覚えていますが、某航空会社に入社後にTOEICを受けさせられて確か550点位だった記憶があります。)さすがに、アメリカの経営大学院に留学する二年前から必死で勉強しましたので、英語はそこそこできるようになって、最終的にはTOEFL (TOEICではありません)で627点位まで辛うじて取りましたが、私の留学した経営大学院(シカゴの近郊のエバンストンという住宅街にあります。)の日本人同級生の中では、このTOEFLの成績は最下位であることは後からわかりました。

経営大学院の2年間は、グループやチームで課題をこなして毎週提出して、さらに中間試験、期末試験、授業中の発言回数などなどが殆どでしたので、死ぬほど勉強しました。(させられました。)特にアメリカ人白人4人の中に私一人外国人というグループやチームになることもあり、それは毎日毎日のグループミーティング、チームミーティングは拷問のようでした。だった、みんな英語ネィティブの白人ですよ。どうやって貢献するの?


目的別のIELTS目標スコア

下の表は各試験のスコアに応じた英語力の換算表ですが、あるテストに対する対策を勉強している場合は、そのテストへの慣れがありますので他の試験でも同じスコアが出るとは限りません。あくまで参考程度のスコア比較になります。

私のMBAを修了したアメリカの経営大学院は今は入学基準が厳しくなってしまい、TOEFL PBTですと660 (iBT 110点)点が最底の合格ラインだそうです。私みたいに620点台後半で合格させてしまったのを後悔しているのかも知れませんね。(笑)

IELTS/TOEFL/TOEIC/PTE/英検 スコア換算表目安 

IELTSTOEFL iBTTOEFL CBTTOEFL PBTPTETOEIC英検
9118~120297~300673~67787~90--
8.5115~11729367083~86--
8110~114287~290660~66779~82--
7.5102~109267~283630~65773~78970~990-
794~101250~263600~62765~72870~9701級
6.579~93233~247577~59758~64820~870-
660~78213~230550~57350~58740~820準1級
5.546~59192~212521~54942~49600~740-
535~45173~190500~52035~42550~6002級
4.532~34150~170470~49928~34500~550-
4~31130~149450~469~27450~490準2級
3.5-110~129400~449-300~440-
3-100391~399-291~2993級
2.5-90390-270~290-
2--350~389-260~2694級
1.5----100~2595級

 

一生懸命、深夜まで毎日毎日、何百ページの英語の教科書読んで、上記の課題(ケーススタディー)こなして、英語は少しは出来るようになったか?と言われると、経営大学院入学までは確かに英語は出来るようになったつもりはありましたが、それは日本人としては、というだけでアメリカ人と張り合うのは厳しいでした。


その後、上にも書きましたが、アメリカ企業に転職してシアトルに長い間、サラリーマンとしてそのアメリカ企業の本社で働きました。これはさすがに英語ができるようになりましたね。何故って?英語しゃべって仕事の結果出さないと給料もらえないですから。それに、何年も結果でないとクビですから。それは必至ですわ。

 

ですので、今の自分があり、特に英語に対するコンプレックスはなくなりました。それでも毎週毎週、アメリカ人の白人数人と、イギリス人白人、オーストラリア人白人、と唯一の有色人種で唯一の英語が母国語でないのは私だけの会議は今でもキツイデス。

 

まあ、人生そんなものです。