4年ぶりくらいに、チョ・ソンジンさんのピアノリサイタルに行ってきました。最後に彼のリサイタルに行ったのは、2018年6月の軽井沢だったと思います。2019年は、来日したけど、プログラムにショパンの曲が入っていなかったので、行かなかった記憶があり、2020年以降は、コロナ禍で残念ながらリサイタルが中止になったり、開催されなかったりでしたショボーン

 

4年越しのソンジン氏の演奏を聴き、『やっぱりいいなあ』と思いました。彼が奏でる音は、繊細かつダイナミックで、色々な要素が絶妙なバランスで混在してます。私の語彙力が乏しいので、うまい表現ができないのですが、私は、彼は、ショパンの生まれ変わりではないかと、勝手に思ってますニヤリ

 

今回のプログラムは、以下の通りです。

私は、ショパンオタクなので、ショパンの曲以外は、正直よくわからないのですが、ヘンデルの曲は、教会の音楽っぽくて、聴いてて、落ち着いた気持ちになります。ソンジンさんは、妖精が舞っているかの如く、あるいは、水滴が水面に静かに落ちるが如く、繊細な音で、とても心地よかったです照れ

 

 

ショパンのスケルツォは、2番が一番好きですが、他の曲もいいなあ、と思いました。特に4番は、改めて聴いて、いいなあと。

そして、やはり生で聴くのに勝るのはないですね。CD等のデジタル音源も良いのですが、生で聴くのには、敵いませんよねニヤリ

 

そして、今回は、女性の観客がとても多い印象でした。そして、ソンジンさん、最後のアンコール曲終わった後、自分が弾いていた下手側だけではなく、中央、上手まで行き、深々とお辞儀をして、5階席まであったのですが、上の観客までしっかりと見て何度もお辞儀をしてました。(こんなところ紫耀くんと通じるものがある気がしましたウインク

 

驚いたのは、最後に、観客に向かって手を振ったことです。ピアニストがステージから退場するとき、あまり手を振るイメージがなかったのと、今までに行ったリサイタルでは、ソンジンさんは手を振ってなかったような気がするので。驚きましたが、このアイドルチックなお手振りにキュンとしてしまいましたラブ

 

そして、この日のアンコール曲。まずは、最後にやっと掲示された正しいバージョン。と思いましたが、これ、まだ間違えてますねえー2番は、多分「華麗なる大円舞曲」(ワルツ1番)だと思います。会場で曲を聴いた時『大円舞曲だ!』と思ったのですが、掲示板にこう書いてあったので、『私の思い違い?』と思いました。でも、帰宅して、再度聴いてみたら『やっぱり大円舞曲だよね』と思いました。それに、『華麗なるワルツ』って3曲あるので、仮に華麗なるワルツだったとししたら、この表記だけでは、不親切ですねショボーン

 

そして、1番最初の間違えてたバージョン。2番が、ポロネーズになってて、3番がバラードになってます。私、ラヴェルのこの曲好きなので、これは、間違えているとすぐに気づきました。それに、2番は、あれだけ綺麗な3拍子だし、どう聴いても『ワルツ』以外にはあり得ないのですが笑い泣き

 

2番目に修正された間違えたバージョン。3番、バラードからハヴァーヌになったけど、まだ間違えていた。。。

サントリーホールとか、東京芸術劇場、オペラシティとかなら、間違えなかったと思うけど、まあ、地方のホールだから仕方ないか。

 

ホールの様子。私は、4階席でした。

 

入口当たり。

 

記念に1枚。