同じ日の午前にプレーしたR57の様子もお読みください。
次はサニングデールのニューコースです。
ニューコースと言いますが、1923年にサニングデールのセクレタリーをしていたこともある巨匠、ハリー・コルトが設計しています。当時、ゴルフ熱が高まって新たなコースが必要になったため、作られました。
当時の設計からは相当手が入れられ、レイアウトも大きく変更されていますが、それがこのコースの魅力を高めていると思います。オールドよりもよりアスレチックな設計になっています。
評価は世界53位、イギリス+アイルランド18位、イングランド5位、サリー州2位となっており、サニングデールは世界百選を2つ持つクラブです。
今日のティーはフロント(黄色)から、6,049/70 CR 70.1 SR 126です。距離がないので簡単に見えるかもしれませんが、CRが高く、偏差値は高いです。
気温がどんどん上がっています。おそらく30℃は越えています。暑いと言っても日本ほどのことはないですし、湿気が低いので過ごしやすいのですが、照り返しがきついのと、なんといってもこの気温に慣れていないのでクラクラします。しかもフルセット担ぎ・・・・。きついはずです。
1番:416/4 △
まっすぐのパー4でフェアウェイが左から右に落ちている。ドライバーは少しフェードして右のヘザーにつかまった。ヘザーから7鉄で出してSWで乗せて2パット。何とかボギー発進です。
2番:148/3 △
打ち上げのパー3。155でピン奥。左バンカーの手前。
SWでオンして2パットのボギー。
3番:359/4 +3
右にドッグレッグするパー4。正面の小さなメイプルの木が目印。完ぺきに打てたドライバー、ところが完璧すぎて抜けた。
木の向こうのディープラフ。SWで出ず、脱出に2打かけてしまった。4打目のUWで奥に乗せた。また3パット・・・。
4番:427/4 +3
まっすぐのパー4だがヘザーが効いている。ドライバーがめちゃくちゃ好調だが少しドローがきつく左奥のヘザー直撃・・・。
暫定球はスプーンに切り替え,どまんなかキープ。ヘザーで見つからず暫定から。どまんなかで残り200ほど。ここは凡事徹底。4打目を7鉄、5打目をSWでオン、2パットのトリ。仕方ない。
5番:159/3 +3
美しいパー3。ほぼレベルで短いとすべてヘザーか前のバンカーに吸い込まれる。乗せるしかない。7鉄が痛恨のシャンクで右のヘザー。暫定球は7鉄でどまんなか。
ヘザーの中でまたロスト、ボギーパットは4歩。これを外して下まで落ちる・・・。5打目でパターで乗せて6打目を入れた。なんと3連続トリ。これではスコアにならない。
6番:435/5 △
僕の意見では最も美しいパー5。右へドッグレッグしていくが、グリーンは右の林の中に浮いているように見えている。打ち下ろしから打ち上げになるので短いとはいえ戦略性が高い。ドライバーがきちんと決まれば2オンも目指せる。ドライバーはどまんなかに完ぺきに打てたがなんと突き抜け・・・。
正面のヘザーが密でSWで出すだけ。ここは凡事徹底。7鉄でフェアウェイ。グリーンは3段グリーンで、手前が高く中央が低く、また高くなる。ピンは一番奥で、UWで奥の段に乗せた。2パットで何とかボギー。
7番:357/4 +3
ヘザーが深い短いパー4。左は下手すると突き抜ける。ドライバーはほぼ完ぺきに打てた。右ヘザーの左ギリギリに着弾。
ところが、ヘザーの向こうの空堀に入ってしまった・・・。救済とって90度右に出すだけ。UWで乗せたがまた3パット。短いパットが絶望的に悪い。
8番:366/4 ー
ものすごく暑くなってきました。まっすぐでこれもヘザーを超えて向こうに落とす。スプーンで完ぺきな球!
フェアウェイどまんなかから7鉄でオン、2パットでやっとパー。
9番:402/4 △
ここもブラインドだが、マウンドを越えると一気に下るので距離は出しやすい。ドライバーは今日イチの完ぺきな当たりが出た。
フェアウェイを完全に下りきって後ろに合図するベルの横まで飛んだ。ベルの横まで飛ぶというのは相当のこと。残り120。PWでオン。ところがまた3パット・・・。病気です・・・。
3パットの山を築きながら何とか50(パー35)で折り返し。暑いし頭はボーっとしてくるし、疲労が極度に達しています。
10番:179/3 △
このパー3も美しい。打ち下ろし180。6鉄で手前にオン。
この手前にオンが悪かった。また3パットにした。集中力が切れています・・・。
11番:425/4 +3
どんどん集中力が落ちているのが分かる。水を飲んで落ち着こう。左ドッグレッグのむつかしいホール。ドライバーの当たりはまっすぐで最高だったが林を突き抜けた。暫定球はクリークにしてフェアウェイキープ。
林の中でさがしていたが、同伴競技者のナイジェルが木の根っこに張り付いている球を探し出した。アンプレヤブルを取れるところにメンテナンスの道があって、完全な救済を取れるところから2クラブレングス。ところがこれがラフしかない。林の中なので低い球で何とか横に出す。まだ200以上ある。7鉄からUWでオン。2パットで何とかトリ。
12番:347/4 △
打ち上げの短いパー4。突き抜けると始末が悪い。クリークでどまんなかをキープ。
7鉄で乗せる。ところがまた3パット。3フィートが入らない。
13番:517/5 +3
まっすぐから少し左に曲がっていくパー5。ドライバーどまんなか。
ここで凡事徹底。6鉄でフェアウェイ、9鉄が左に出た。
このヘザーですが、緑色の草はヘザーではなくゴース。この中にすっぽり入ってしまった。4打目のSWで出せず、5打目のSWで何とか出して6オン2パット。疲労度が極度に達している。
14番:156/3 +3
160だが7鉄で手前に乗せる。3パットでもボギーで済む。
段の下から上に打っていく。ファーストパットはきれいに寄った。3フィートの下りパーパット、これを外した。上り3フィートのボギーパット、これは簡単だろう。これがなんとホースシューで出た。タップインのダボパット。1フットほどだがこれをなんとショート・・・・。タップインして1オン5パット・・・。もう何をしているかわかっていないぐらい疲れが極度に達している。
15番:385/4 +3
あまりにもひどいパー3の調子ですべてがくるっている。前に池があってキャリー200。左側を攻める。ドライバーはきれいに打てた。
奥のラフ。ラフが深く9鉄で出すだけの予定が右をしっかり向いておらずまたラフに入った。8鉄でグリーンを狙ったが、これがオーバーしてヘザーの中。何とか探し出して4オン、また3パット。全く集中できない。
16番:353/4 +3
短いパー4。ドライバーは右林ギリギリのラインで抜けた。
バンカー手前まで行ったと思ったがラフの中にあった。PWで出すだけ、SWでオン。ここも14番と同じパターンになってしまって4パット・・・。
17番:154/3 +3
155で7鉄を出したらシャンクした(泣)。暫定球はピン筋でわずかにオーバー。グリーン右横、ラフの中で見つかりラフから乗せる。2オン。これまた4パットにした。14番の5パットを引きずっている。パターの気力が全く残っていない。こんなこともあるのか・・・・。ここでヤーデージブックをなくしてしまいました・・・。また次に買うか。次があるのか・・・・。
18番:462/5 △
もう気力が全く残っていない。ドライバーは珍しくスライスが出た。こういうときは何もできない。1番のフェアウェイにある。フェアウェイにあれば攻めようはある。
フェアウェイから気を超えてフェアウェイを目指す。これが木に当たって向こうに出た。ラフからの3打目、うまく左ラフ側でアタックしやすいアングル。UWで乗せて何とか2パットで終わった。
パット数を数える気力もなく、ハーフで54ぶったたき、104もたたいてしまいました。パー70なので煩悩をたたくことはなかったですが、疲れ切ってしまいました。
しかし、このオークを見ると気が落ち着きます。
同伴競技者には申し訳ないのですが、ドリンクを飲む気力も残っていない。彼らには謝って、クラブハウスでシャワーを浴びました。
食べる気力もなかったですが、ティーが出ていました。
右から、ビーフソーセージロール、玉ねぎのチャツネのサンドウィッチ、サルタナレーズンのスコーン、チーズケーキ。ビーフソーセージロールの横にはベイビーソーセージもありました。
疲れていなければ食べて簡単にドリンクしていたと思いますが、さすがに疲れ切って車に乗り込んで5分ぐらい動けませんでした。
情けないラウンドになりましたが、楽しかったです。家に帰ってすぐに仮眠、朝4時45分にミニキャブが迎えに来ます。
今日も出張です・・・・。