この競技!
レトロカップが開催されます。第2ホームの名物企画です。
昔の道具でゴルフを楽しみましょうという企画で、今年が3回目。ルールはこんな感じです。
・ メダル競技、バックティー(完全ホールアウト)
・ ウッドは木製
・ アイアンとパターは1985年以前のモデル
・ ヒッコリーは2ストローク減
・ レトロな服装は1ストローク減
・ 糸巻きボールチャレンジ
糸巻きスモールボール(162)2球支給
糸巻きでプレー
2球なくさずにプレー終了の場合4ストローク減
1球なくさずにプレー終了の場合2ストローク減
両方なくしたらストロークはそのまま
・ マリガン1回あり(ティーショットのみ)
・ 骨董や珍品であればプロがストロークを減じる
・ 距離計(レーザー、GPS)使用不可(使用時失格)
なかなかスコアに結びつかないのですが、そのあとのレトロナイト(生バンドで懐メロで盛り上がりましょうという企画)もあって、みんなで大盛り上がりです。アメリカからもヒッコリーを引っ提げて参加してくる人がいるぐらいの名物企画です。優勝者にはヒッコリーのパターが贈呈されます。スクラッチ部門とハンディキャップ部門があるのもイギリスの楽しみ方。へぼでもハンディキャップ部門はとれるかも・・・。
今回の茶道具はこちら(笑)
アイアンはピンEYE 2のいわゆるアップサイドダウンと呼ばれる最初期モデル。ウッドもピンEYE 2。パターはピンZeroの最初期モデルです。
ウッドはこの2本。
ドライバーは黒ドット。ロフト11度です。3番は16度だったと思います。最初の写真のヘッドカバーは当時のカバー。3番は実は30数年前にキャロウェイのビッグバーサを買ったときにアイアンがピンだったのでカバーだけをそろえたものが残っていました。黄色の1番は昨年新品で購入!
アイアンは1番(笑)からSWまでの11本。
このフルセットを作った人はそうそういないと思います(爆)。3番からSWまでは同シリアル。1番はUK、2番はUSモデルです。
ドットは黒。スタンダードです。
我ながらよくそろえた(笑)
アップサイドダウンの由来。
トレーリングエッジの刻印が上下逆にスタンプされています。キャビティー内がPAT PENDINGとなっています。ピンEYE 2にはモデルが大きく分けて5モデルありますが、これはその最初期モデルで、V溝なので、ピンEYE 2のモデルの中で現在でも(今後も)ルール適合の唯一のモデルです。ご存じの方も多いと思いますが、EYE 2はUSGAとの法廷闘争で、U溝(角度とラディアスドU溝というモデルはUSGAではルール適合となる判決を得ていましたが、2010年の新溝ルールでピンがその権利を放棄したため、2024年からアマチュアでもU・Uラディアスド・モディファイドUともプロ・アマとも競技では使用不可になっています。僕がゴルフを覚えた後継モデルのピンEYE 2 +はモディファイドUなのですが、これもラディアスドUと同じ30度法なので使えません。こういう蘊蓄もピンならでは(笑)。
パターはこちら。
ピンゼロのオリジナル。Zip(アメリカの郵便番号)85020は1968年から1973年のモデルです。ピンゼロにはこれと、ゼロ1からゼロ4までの5モデルあります。レトロカップに刺激されて全部揃えました。馬鹿ですね。
ピンEye 2のオリジナルSW。SWは形が何回か変わっています。
EYE 2ソールですね。ロフトは57.7度です。
このように三日月のように削ってありますね。
バンカーでは抜群ですし、アプローチにも対応できるナイスなウェッジです。このほかにも時代によっていろいろなソールがあります。
これ1番アイアン(笑)
絶壁ロフト16度(爆)。しかししっかり打てます。
スプーン。
小さい!でもかろうじて打てます。
ドラ・・・・。
現代のスプーンよりも小さい!これでも木製ウッドとしては大きいと言われていたんですよ!気を抜くとスライスしか出ません。
アイアンは1番からSWまで打てますが、飛距離は2番手は落ちると思います。スプーンもかろうじて、ドライバーはスライスが出るので使えませんね。
明日、明後日とも会食で練習できません(泣)
どうなることやら・・・・。