昨日夜11時ごろに出張から帰宅、サインが必要な書類があったので出社。1時ごろまで仕事して、2時ごろ帰宅して5時半起床。それまでに来ていたメールに返事して出発、その後2時間弱した道を走って到着しました。すでにふらふら・・・。到着したのが30分前で、ベーコンロールを食べたのがスタート15分前。レンジに行く暇もパット練習の時間もなく・・・・。
今日は前から一度はプレーしたいと思っていたこちらにお邪魔しました。
ウェスト・サセックス・ゴルフ・クラブです。ロンドンから南に２時間ほど行ったサセックス州のプルボローという村にあります。
開場は1930年。設計はマクリハニッシュを設計したガイ・キャンベル、ターンベリー・アイルサを設計したCKハッチソン、それとウッドホール・スパを設計したSVホチキンが作った設計事務所のリンクス・アンド・コースの設計です。世界的な名手が設計したコース、悪いわけがない。一般的にはガイ・キャンベルの設計とされる場合が多いです。
イングランドのインランドコースの中で最もナチュラルで美しいコースの一つとも評されます。開場は（イギリス基準で）比較的新しいですが典型的なヒースランド。サセックスの砂質の土壌に広がっています。
実はケント州とサセックス州はイギリスの中でもワイン、特にスパークリング・ワインの産地として世界的に注目されています。土壌がシャンパーニュとほぼ同じクレー質で、以前は寒すぎてブドウが育たなかったのですが、この10年の温暖化でシャンパーニュとほぼ同じ気候になったことから、シャンパーニュに負けないスパークリングワインを産出しています。イギリス人はシャンパーニュをこよなく愛する人たちで、世界で最もシャンパーニュを含むスパークリングワイン（イギリス英語では「バブル」あるいは「バブリー」）を消費しています。その彼らが作るスパークリングワインが本当においしいですよ。
あ、土壌の話から脱線してしまいました（笑）。世界百選こそ逃していますが、GB＆I 31位、イングランド12位、サセックス州1位と堂々の評価を得ています。GB＆I 30位のロイヤル・シンク・ポーツが世界93位ですから、世界百選と思って間違いないです（笑）。
今日は僕が参加しているソサエティーの試合で、イングランド・ゴルフのサンクション競技です。午前と午後の36ホールです。今日のティーはメダル。6,265/68と短いですが、CR 70.8とパー68と比べて2.8も上です。SRは124とそれほどではないのですが、CRが高いので難度は高いです。それでは回っていきましょう。
1番：488/5 □
このコース唯一のパー5。軽い左ドッグレッグで左フェアウェイにバンカー、右は一面のヘザー。全くウォームアップせずにドライバーを振ったら右の木の方面に・・・。18番のグリーン上。情けない。
救済とって7鉄、7鉄、UWで4オン。ところが思ったよりもグリーン重く3パット。第2ホームはお隣の世界百選を上回る超高速、第1ホームも最近高速に仕上げているのでタッチが合わない。
2番：410/4 □
まっすぐの長いパー4打がフェアウェイが狭い。左のOBが近い。右はヘザーの海でここも狭い。ドライバーは右を嫌って左に出た。
7鉄でフェアウェイに戻してUWでオン。またタッチ合わずで３パットのダボ。こういうのが心に効く・・・。
3番；364/4 □
正面のフェアウェイバンカーはキャリーで200、この奥はキャリー240。バンカーを嫌うと左半分の狭いフェアウェイを狙うしかない。フェアウェイバンカーの左端ぐらいを狙ったがこれがひっかけたみたいになって左ヘザー・
左ヘザーで見つかって、出すだけになって残り160。縦距離が最近合っていないので8鉄。さすがに短い。SWで乗せて2パット。うーん、3連続ダボはつらい。
4番：390/4 □
左ドッグレッグのパー４。正面、右、左がヘザーでフェアウェイが極端に絞られている。ドライバーが右に出てヘザー直撃。
最悪でヘザーからの脱出に２打を要し、８鉄でオン。２パットでダボ。４連続ダボはダメでしょう・・・。ショットは紙一重だと思う。
5番：157/3 △
ピン165。前に大きなバンカーが。7鉄が右に出てオーバー。
縦距離がどうも合わない。奥から乗せて2パット。何とか初ボギー。
6番：222/3 △
強烈なパー３。設計時は右から左ドッグレッグする短いパー４だったそうですが、池越えの長いパー３になったらしいです。しかも池はOB（泣）で池の手前は一面のヘザー。池のキャリーで180必要という何とも大変なホール。風が向かい風でグリーン右サイドのバンカーを狙ってクリーク。これが完ぺきでバンカー手前。
バンカー手前から乗せたが2パットにしてボギー。
7番：440/4 △
完全なブラインドで左ドッグレッグ、バンカー左にあるポストが目印。左右ヘザーで狭い。ドライバーは右に出たがおそらく大丈夫。暫定球はどまんなかに着弾したはず。
オリジナルが林手前のラフで出てきて、PWでレイアップ、3オン2パットのボギー。下手に攻めないゴルフ。
8番：183/3 □
ティーショットが左に引っ掛け。暫定球は右バンカー手前。
オリジナルはヘザーで打てる状態ではない。脱出に2打要して3オン2パット・・・。きつい。
9番：377/4 △
軽い左ドッグレッグのパー4。ドライバーがようやく飛んだ。
ラフから7鉄で出してSWでオン、2パットでボギー。
何とか48で折り返し。ダボが多すぎる・・・。
10番：394/4 △
ほぼ左90度に曲がっていくドッグレッグ。左バンカー越えが理想だがまっすぐ打ち出してリスクを減らしたい。ドライバーはどまんなかだが突き抜けた可能性が高い。暫定球はきれいにドローして完ぺき。
オリジナルがラフで見つかって残り130からの8鉄。打ちすぎ。チッパーで寄せて2歩のパーパット、これがわずかに切れて入らずでボギー。
11番：448/4 ー
右ドッグレッグのストロークインデックス1番。フェアウェイバンカーまで230。ドライバーはフェアウェイバンカー左のベストポジション。
残り200。刻むつもりで4HY。これが完ぺきな当たりになってオン、1歩につけた。イージーバーディーと言われたがこれを外す（泣）。それでもパーが取れた。これはうれしい。
12番：221/3 ー
ピンまで210。向かい風だがクリークがいい当たりでオン。
これもバーディーパット外してパー。
13番：378/4 △
手前、左右がヘザーで完全にガードされフェアウェイが狭い。ドライバーはプッシュして14番のフェアウェイ（笑）。
14番のフェアウェイから狙えるが狙わずPWで手前。バンカー越えのSWで乗せて2パット。
14番：421/4 △
ここもヘザーが効いている軽い右ドッグレッグ。230ぐらいで突き抜けそう。ドライバーは少し左に出て突き抜けた。
ラフから無理せず。バンカー越えまで130。ラフが重く7鉄がショートした。手前バンカーに入れてしまいSWでグリーン手前。パターで寄せて1パット。何とかボギー。
15番：145/3 ー
135でピン手前。手前の池は絶対に越えないと話にならない。8鉄で抑え気味でオン。
ニアピンかと思ったがわずかに遠い。２パットでパー。
16番：364/4 □
ドライバー、完ぺきな当たりでまっすぐ、これは飛んでいる。
ところがフェアウェイに見当たらない。フェアウェイの突き抜けが257で、これは飛ばないと踏んでいたら飛んでいたということ・・。今日イチの死ぬほど抜群なショットがペナライズされるのは痛い・・・。とぼとぼ戻ってもう一回。これは完ぺきにフェアウェイ。残り120から乗せて2パット。ダボだがこんな悔しいのはない・・・。
17番：439/4 ー
軽い右ドッグレッグのパー4。オリジナルは左に出てヘザーの海。暫定球は完ぺきな当たりでバンカーを超えてどまんなか。
オリジナル見つかって7鉄でフェアウェイに戻す。60のSW、これがうまく打てた。3歩のパットをねじ込んでパー。
18番：414/4 △
まっすぐのパー4だがフェアウェイバンカーが効いている。ドライバーは完ぺきな当たりで真ん中。
残り160。
7鉄でショート。3オン2パットのボギー。
バックナインはパー34とはいえ41で回ってきた。
48/41で悪くないです。午前中のステーブルフォードはパープレーがトップ。パープレーが優勝するのは本当に珍しいです。誰もが悪い中、僕が暫定３位。
ランチです。36ホールだと18ホール終了時に食事になります。本来ジャケットとシャツだが今回は靴を履きかえればOKということになったようです。
イギリス伝統のカーバリー。ローストビーフ、ギャモンハム、ヨークシャープディング、ローストポテト、ニンジン、キャベツ、ブロッコリーです。おいしかったですよ。
デザートはこの時期の風物詩、イートンメス。前の飲み物はダイエット・コークです。さすがにお酒はいらない。
イートンメスとは、イチゴにクリームとメレンゲをかけたデザートです。イギリスの夏はイチゴです！
おなかがいっぱいになったところで第２ラウンドです。