2022年3月に買ったPing Hooferのお尻のパッドのところが1年ほどですれて破れてしまったので探していた話はどこかで書いたと思います。
2か月ほど前にタイトリストのリンクスレジェンド(タイトリストプレーヤーズ4シリーズの合成皮革製のアップグレード版)のゴルフバッグが第2ホームで売っていたので買おうと思い,そのためだけに2時間かけて行ったのですが、欲しかった色(オフホワイト)が売り切れで買いませんでした。
タイトリストは第1ホームにもあったのですがすでに売り切れで、週末にプロショップに行ったら、定番のピン以外にも少量入荷しています。
ピンもいいのですがフーファーライトともう少し小さいモデルしか売っていない。サンマウンテンの入荷もないし、どうしようか迷いに迷って買ったのがこちらです。
日本語サイトには「ベゼル」と書いてあるのですが、このスペルを見てどうやってベゼルと読むのか全く理解できません。Bezel(枠=時計の風防の周り)ならわかるんですけど、和製英語??表記がでたらめです。
V VeryのV ヴ ですね。
E Headのe ェ ですね
SS Sayのs ス
EL Labelのel ェル
英語も米語もほぼ同じです。ヴェスウと聞こえるはずです。ベゼルではないです。第1音節にアクセントです。日本語はBとV、LとRの区別がないので書くとしたらベッセルかヴェッセルですね。Vesselとは船、容器、はたまた体の中の管(例えば血管)という意味です。
閑話休題、バッグ紹介です
色はネイビー、合成皮革です。タイトリストの合成皮革よりもマットな仕上がり。高級感にあふれていますが、ハンドルの上にあるマークがカッコ悪い・・・。これがいいという人もいるのかもしれませんが、僕はこういうのは取ってしまいたいぐらい。
開口部は6セクション型。8.5インチと書いてありますが、タイトリストのプレーヤーズ4(8インチ)とピンフーファー(9.5インチ)の中間ぐらいです。6セクションなので使いやすいと思います。ただ、材質がタイトリストやピンと同じ硬い素材なのでよろしくないです。
少しわかりにくいのですが、セパレーターが気に入って買ったようなものです。
通常は、このように分割されていても上、中、下にはセパレーターが入っているのですが、左右はセパレーターが入っていません。左右の瀬間レーターが入っていないので、グリップが絡まることがあります。しかしこのバッグは左右にもセパレーターが入っていてきちんと6分割されています。ですから左右でクラブが絡まることが少ないと思います。
数センチのことですが、ストラップの位置が高く、担いだ時の位置とバランスが非常に良いです。
また、タオルリング2か所、バッグタグをつけるD環があります。タオルリングが2つあるとグローブをひっかけたり何かと便利です。メタルのタオルリングは外れるのですが、栓抜きにもなるそうです(笑)。実はタオルリングじゃない?アメリカのプライベートクラブだとドリンクやスナックを乗せたカートが巡回していますが、その対応ですね。メタルのリングの上はベルクロになっていてグローブを引っ付けることもできます。芸が細かい・・・。
側面にはポケット2か所。
大きなポケットの中には貴重品用のパウチ(鍵付き)とメッシュ1か所。メッシュはサングラスと日焼け止めを入れるのにちょうどいいです。
小さいポケットも内側はベロアで非常にいいと思います。
レーザー計測機と携帯電話を入れる場所は内側はベロア、マグネットで開閉可能です。携帯電話を入れられるところがいいです。
下のボールポケットは大きくて実用的。しかも中にメッシュポケットもついていて、ここにティーなどを収納できます。横にもポケットがあるのはチョコレートバー用???
バックパネル側。硬めのネオプレーン。しっかりしています。
ポケットが2つと保冷機能付きマグネット式のドリンクホルダーが両サイドにあります。
ポケットはこんな感じ。大きな開口部の内側は保冷機能が付いレイヤーになっていて、冷えた缶ビールなどを収納できるようです。担ぎでそんなことしませんが(笑)、トロリーやバギーを使うならありですね。
広げているところにはスコアカードホルダーが入る大きさになっています。スコアカードホルダーにこだわる必要はないですが(笑)、 ポケットの機能性は非常に高いです。
ストラップが交差するところに各社工夫があって、タイトリストやサンマウンテンはパッドが入った固定式、ピンはスライダー式ですが、こちらはこういう感じになっています。
Equilibrium System、エクイリブリアムとは均衡という意味ですが、8か所のスイベル(自在接手)が動くことでゴルファーの体格や動きに合わせて荷重を一定にする効果があります。ストラップはしっかりパッドされていて、ワンタッチで取り外し可能です。
底にもVesselのロゴが・・・。
フーファーのようにベースが折れるので安定しています。
唯一ダメなのがレインフード。
ここまでしっかり同じ素材で作ってあって、これがいいという人が多いと思いますが、担ぎの普段使いではでかすぎてしかも重くてお話になりません。しかもこれでメインのポケットの半分ぐらいを占めてしまいます。ただ飛行機移動の時はいいと思います。レインフードはバックパネルの中に収納できるピンフーファーシリーズのような方式が理想です。
そこで、緊急避難(笑)
ブリヂストンのキャディーバッグの9.5インチのフードが使えました(笑)。下は留められませんが、緊急避難的には使えます。SeaforthというPGAのキャディーの採用率が高い社外品のレインフードをオーダーしました。
クラブ入れて日曜日のマッチで筆おろし。昨日の試合にも持っていきました。
ちょっとごちゃごちゃ感ありますが、今まで入っていたものはすべて入りました!合成皮革ですが高級感あります。通常のバッグだと毎週担ぐと2年でヘタレが出てきますが、4-5年もってくれれば元が取れます。破れないことを期待するのみです。
日本では合成皮革やエナメルのスタッフバッグを使っている人が主流だと思いますが、イギリスであの大きさを使っている人はほぼ皆無で、スタンドバッグがほとんどで、数少ないカートバッグでもナイロン製が主流です。
最近はこのVesselや新規参戦のG/Fore、またタイトリスト、サンマウンテンなども高級路線のラインアップをしてきています。人よりもちょっと違うものが持ちたいというニーズなんでしょうね。まんまと引っ掛かった僕のような馬鹿者も含めて(笑)
このバッグは3キロほどで、ピンフーファーやタイトリストのリンクスレジェンド(2.5kg)より重めでが、担ぎのメカニズムとヒップクッションの位置が絶妙でそれほど重さを感じません。ヒップクッションを少し高めの位置に調整するとバランスがよくなるので担ぎやすいと思います。もっと軽ければと思うのですが、合成皮革だとこれが限界でしょう。
長々と新しいバッグ自慢でした。