bp-jrgさんのブログ記事↓で、

 

 

東芝の初回発売レコード検証記事が更新され、めでたく第1回の発売の具体的詳細が判明しました。記事中、番号の飛び具合についての記載がありましたが、56年の月報(No.2←意味は不明です)に既発売の詳細がありましたのでご紹介します。

 

まず、初回OH-9009とかなり飛んだ番号からの発売になっていたOH規格の件ですが、56年のNo.2というリストでは、56年1月新譜の紹介とあります。当初ペラでの新譜案内が冊子になり55年末(12月号?)がNo.1で、年明けの1月号がNo.2という意味でしょうか?年末年始と拡販が見込める時期ですから、既発売も掲載し、一気に売り上げを伸ばそうとの魂胆でしょうか?

 

 

飛んでいる番号中、9002、07、11、12、13の5枚が1月新譜となっています。11~13が当初の発売予定で、02と07は遅れての発売となったようです。

 

また、タンゴのジャンル既発売分には9001、03~06、09、10と7枚が掲載されています。55年10月新譜から12月新譜の3回の発売でのリリースだったのが分かります。

 

さらに、シャンソンの既発売には、PH-5001も掲載されており、この時点ではほぼ欠番無しでリリースしていた様子もわかります。まあ、満を持しての発売ですから、カタログ内容も厳選し、売れるものに絞っての発売だったと思われます。この1月月報の最後に、既発売の番号順リストが掲載されていますので合わせて上げておきます。