久しぶりに生い立ちブログのリニューアル更新

 

 

こちらの続き下差し 

 

 

 

 

 

4年生になり

私は学級委員になった。

小学校生活で一番楽しく充実していたのは
この4年生の時くらい。


同じクラスでとっても頭が良いA君という男の子が初恋の人。


1学期には学級委員に選ばれ

A君と一緒に学級委員をした。


お友達も居て

好きな人と学級委員をやり、
本当に普通に学校生活を送れることができた

束の間の小学生時代だ。



私は当時から男っぽい性格で
女の子のグループよりも
男子の中で女子一人みたいな環境で居ることが多く

大人になっても

女友達より圧倒的に男友達の方が多い人生だった。





今思えば

発達障害(アスペルガー)で
裏表無く本音で接することができる男子といる方が
とても楽だったのだと思う。


仲の良い女子は1~2人だけで
あとは男子みたいな

そんな感じだった。




だから女子が集まって噂話してる輪に入るより
男子とドッヂボールしてる方が遥かに楽しかった。


だけど5年生になり

クラス替えになった途端
私は女子から仲間はずれにされ始めた。


5年生にもなれば色気づいてきて
男子とばかりいると
「なんで城戸さん(子どもの頃の名前)は男子とばかりいるの?」
と陰口を言われ始める。


身体が小さく

前ならえではいつも先頭で
片親で家も狭い…

 

そんな私は
女子から仲間はずれにされ
イジメられる良い標的だった。



「城戸さんは生理なんてまだ来ないでしょう?」
と笑いながら言われたり、
遊びの仲間に入れてもらえなかったり
暴力的なイジメではないものの、
陰湿なイジメや仲間はずれは

やはりとってもツラかった。


自由奔放で明るかった本来の私は

段々萎縮し息をひそめ始め
暗い内気な女の子になっていった。


色々辛いことはあったが一番忘れられないのは、
裕福で意地悪なSさんのお誕生日会。


唯一の女友達のCちゃんが、
そのSさんのお誕生日に呼ばれていて、
私はCちゃんに同行して一緒に行ったことがあった。



「私は呼ばれてないから、いいよ!」

と何度か断ったけれど
Cちゃんが「大丈夫だよ、一緒に行こうよ」

と引き下がらず

不安の中、Sさんの家に向かった。

 


だけど案の定

玄関でチャイムを鳴らし出てきたSさんは
私に向かって

「なんで、城戸さんまで来るの?呼んでないよ」
Cちゃんだけを自宅に入れて

私だけを玄関の扉の外に残し
家の中にすら入れてもらえなかった。




最高の屈辱を味わった私は
帰り道ひとり悔し涙を流した。


そんな苦い思い出しかない小学校高学年。





記念すべき学校の行事も

私にとっては
他の子と違う家庭環境を痛感するだけの場で
水商売をしていた母は

家に帰ってくることも週3日ほどだったけれど

たとえ家に居たとしても

学校行事に来てくれたことは

小学校一年の初めての授業参観以降

一度もなかった。

 



当然、運動会も観に来てくれたことはない。

だから学校のそんな行事が私は嫌いだったし
楽しくもなんともなくて

運動会なんかはむしろ
面倒くさいだけの行事だった。


お昼の時間は

友達の家族のレジャーシートにお邪魔してお弁当を食べる。


当たり前だが

母の作ったお弁当を食べたことも

人生で一度もない。

 

 

運動会のお弁当はいつも

80代のひいおばあちゃんが作ってくれていた。

作ってくれるだけ有難いのだが

お肉とご飯

ウインナーとご飯

というような色合いのない

全て茶色いお弁当w。

 

 

 


かけっこを頑張っても
写真を撮ってくれる人も居なければ

応援してくれる人も居ない。


授業参観で手を挙げても

見てくれる人も居ない。


そんな小学校生活だったから

子どもの頃の行事の写真は一枚もない。

 

 






そして

学校から帰っても

家では夜もほとんど一人だった。




夕飯はいつもひいおばあちゃんが

お弁当を作っておいてくれるのだが

大抵は鶏そぼろとご飯のみのそぼろ弁当

という栄養の偏ったお弁当なので(でもこれが今でも大好物ピンクハート

大人になった今も偏食で

おかずがいっぱいあると困惑するのは

子どもの頃の食生活が大きく影響していると思う。

 

 


ある夜なんかはお弁当がなく

冷蔵庫にも何もなくて

お財布に入っていた100円で
サッポロ一番を買ってきて

自分で作ったものの
お鍋から器へ移す時に
鍋つかみ代わりにしていた茶色くなったボロボロの雑巾が
ラーメンの器の中にボトッと落ちてしまい
半べそになり空腹に耐えた夜もあった。

 

 

また別の夜はお金もなく

冷蔵庫にはクリームシチューの素しかなくて

沸騰したお湯にシチューの素だけを入れて

シチューを作ったことがあったけど

お湯だけで作った具材のないクリームシチューが

美味しくないどころか不味いということを知っただけの

実験のような夕飯だったこともあった。

 

 

その頃の私が開発した

最高に美味しい食べ物は

カップヌードルに大量の味の素を入れると

猛烈に美味しくなる!という料理。

 



そんなことばっかり映像でしっかり覚えてる小学校時代。



学校では大人しく

家に帰れば一人歌を唄って
時に空想することで現実逃避していたのが

小学生の頃の私。

 

 

 

 

 

 

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