先日Facebookには投稿させていただいたのですが…

 

 

 

よく「経営者は孤独だ」と言うけれど

この一年はその言葉を噛み締めることが

何度あったことだろう…

 

 

苦しんでる若者たちを笑顔にしたい!

その想いだけで10年前に1人で活動を始めて

毎日朝まで何百人のLINE相談をしてきた中で

7年前にNPOを立ち上げました。

 

 

当時は若者対応の現場は私1人で

活動を応援したいと言ってくれる人たちが

運営という形でメンバーに入ってくれて

沢山の人に支えられながら団体を設立しました。

 

 

その時、10年間NPOをやっている人から

 

「10年前の設立メンバーは今は1人も居ない。

今居る人がずっと居るとは思わない方がいいし

NPOは入れ替わりが激しいものだと思った方がいい」

 

そうアドバイスを受けて

常にその覚悟をしながら

これまでずっと活動をしてきました。

 

 

 

それから段々と若者たちからの相談は増えていき

4年前に若者対応の現場を私1人でなく

複数の相談員で対応する仕組みに変えてからは

 

「沙織さんを応援したい」という人たちから

「苦しんでる若者を笑顔にしたい」という

 

私の想いよりも協会の活動に共感する人が増え

気づけば40人程の相談員が集まる団体になっていました。

 

 

 

 

今の主人と再婚してからは

毎月我が家に相談員さんたちを招いては

主人が心を込めて手料理を振る舞う食事会を開き

私自身もそんな時間が大切で幸せだったし

 

コロナ禍以降、相談がさらに激増してからは

毎日全力で対応してる相談員さんたちに

束の間のオフと親睦を兼ねて伊豆旅行も何度か

開催しました。(先月も本当に楽しかったなぁ)

 

 

 

 

これまで仲間を持ったことがない私にとって

協会メンバーは本当に家族のような存在で

普段感謝を伝えることはなかなか出来てないけど

 

大切な仲間が笑顔で楽しく過ごしてる様子を

ただ眺めてることが、私にとって本当に

嬉しくて幸せでならなかったし

今もそれは何ひとつ変わっていません。

 

 

 

 

ただそんな中

協会のルール違反してしまう人が

この一年、1人…2人…と現れはじめて

 

その度に「代表としてどうすべきか?」

という選択を迫られ

眠れなくなるくらい悩んでは

連日連夜、仲間はもちろん主人とも語り合ってきました。

 

 

 

 

うちの協会で大切なモットーとして掲げている

『若者ファースト』という理念。

 

 

 

子どもたち若者たちにとっての最善は何か?

を常に考え、彼らを優先し

 

『何かあったら若者をまず守る』

 

という、私たちにとって大事な共通言語。

 

 

 

そこに反してしまった場合は団体として

辞めてもらうという選択をせざるを得ません。

 

 

若者を傷つけてしまった以上

組織としては一旦そうした形をとることは

止むを得ないこともある。

 

 

 

団体メンバーが自身の弱さからルール違反をする

というのは

どこの団体でもあるあるらしいが

 

団体・組織である以上、法人である以上

そうした場合は代表として

苦渋の選択をせざるを得ないのだ。

 

 

 

 

だけど私自身も当然ながら

辞めてほしくてそんな選択をしてるわけではなく

 

大切な仲間に辞めてもらう話をすることに

毎回心は泣いている。

 

 

実際に、見せなくとも陰で涙を流したこともある。

 

 

 

 

その仲間に辞めてもらうことも

その相談員を信頼してた若者を悲しませることも

代表として毎回大きな責任と申し訳なさを感じ

何度

「私が辞めたほうがいいのだろうか」

と思ったかわからない。

 

 

 

 

そもそも、そんなことがしたくて

私はNPOにしたわけじゃないし

この活動を始めたわけではない。

 

 

居場所がなく苦しんでる若者たちを

ただ笑顔にしたかっただけだし

そうした子たちが笑顔になっている未来を

作りたかった、ただそれだけ…

 

 

 

 

 

当然だけど仲間を排除することでもなければ

ましてや若者を悲しませたりすることでもなく

 

出会った子たちが、関わる人たちが

誰もがみんな笑顔になってる未来を作りたくて

立ち上げたのだ。

 

 

 

 

そして最近も、ある相談員が去っていった。

 

 

うちに何度も来て、協会旅行も行って

「自分にとって協会も沙織さんも居場所だ」

と言ってた仲間が突然

「ルール違反をする人を辞めさせる協会に

気持ちが冷めた」

そう言って去っていった。

 

 

 

それを言われた時

「経営者は孤独」という言葉を

心から思い知った。

 

 

 

 

どれだけ悩んで

どれだけ考えて

どれだけ苦しんで

どれだけ悲しんで

私がその決断をしたかなんて

 

結局、誰も知る由もないのだ…

 

 

 

 

 

 

苦しんでる若者たちの居場所を作りたい!と

どれだけ真摯に真っ直ぐにやっていても

 

NPOの椅子取りゲームの中で

謂れのないことを言われることもある。

 

 

世の中の利権や既得権益に勝てず

泥水をすする思いをすることも何度もあった。

 

 

どんなに最善を尽くしても

分かり合えない人も沢山いた。

 

 

表面だけを見て

私という人間を誤解して

去っていった人も沢山いた。

 

 

必死で想いを伝えても

何度ドアを叩いても

話すら聞いてもらえない人もいた。

 

 

 

だけど、その度に

「沙織さんが居るから頑張って生きます」

「沙織さん、協会を作ってくれてありがとう」

という若者の言葉に励まされ

また立ち上がって歩き出してきた。

 

 

 

そんな色々な現実や想いを抱えながらも

歯を食いしばって涙を飲んで

足を止めることなく活動をしてきた

そんな10年でした。

 

 

 

 

 

 

去年から、そうした去ってく縁も多いけど

久しぶりの再会のご縁

新しく出会うご縁…と

 

本当にふるいにかけられてるくらい

目まぐるしくご縁の入れ替わりが起きていて

 

数年ぶりに会って前以上に仲良くなった友人や

協会では戻ってきてくれた相談員さんもいます。

 

 

 

同時に、去ってく縁の中には

時に誤解や謂れのないことや事実と違うことを

あちこちに言われたりもあって

 

その度に、ただ何も言わず黙って涙を飲む

そんな一年でもありました。

 

 

 

 

 

強そうに思われるけど

私も女だし弱い人間です。

 

 

バリバリ仕事できる人に思われるけど

全然未熟だし

自分にも他人にも嘘がつけない

不器用な人間です。

 

 

代表として至らない点も山程あると思う。

 

 

若者の相談に乗って若者を笑顔にすること以外は

むしろ何の取り柄もないダメダメな人間だと

自分でも思ってます。

 

 

 

だけど本当は私も

若者同様に仲間だって

見放すようなことはしたくないし

 

誰一人として「敵」なんて作りたくないし

 

誰とも戦いたくなんてない。

 

 

 

できるならみんなと仲良く楽しく笑っていたいし

出会う人、関わる人みんなが笑ってる姿を

いつも見ていたい。

 

 

 

協会や旅行でみんなが楽しそうに笑ってるのを

幸せに眺めてた時のように…

 

 

 

去っていく人、離れていく人がいるのは

生きていたら仕方のないことだと思うけど

私を裏切って捨てた父親と後妻にも思うように

 

今まで去っていった人全員1人残らず

私は今も、みんなのことが大好きです。

 

 

 

できることならずっと繋がっていたいとそう思う。

 

 

 

親でさえも去っていくという

人が去ることの痛みと苦しみを子どもの頃から

ずっと知ってるから…

 

 

人が離れていくことの悲しさと寂しさを誰よりも

知ってるから…

 

 

出来ることなら、みんなとずっと繋がっていたい

そう思います。

 

 

 

 

同時に、そんな悲しみの中でも毎回溢れるのは

今、居てくれる人への猛烈な感謝の気持ち…

 

 

 

不器用で直球な私でも

変わらずに今この時も居てくれてる協会理事と

メンバー、相談員さん、友人知人、若者たち

私と関わる全ての人たちに

「居てくれて、ありがとうございます」

という猛烈な感謝の気持ちが

身体の奥から溢れてきています。

 

 

 

 

きっとこれからも私は

不器用に直球で

生きていくだろうと思います。

 

迷惑も沢山かけると思います。

 

 

だけど、見放さずに支えてくれる協会のみんな

家族、友人、諸先輩や仲間の人たちには本当に

感謝しかありません…

 

居てくださって、本当に本当にありがとうございます。

 

 

 

そして、離れてしまった元相談員さんたち

この場を借りて

今まで本当にありがとうございました。

 

何かあれば、いつでも戻ってきてくださいね。

 

それが私の本心です。

 

 

 

 

 

去ってしまった友人も

父親も後妻の方も

 

出会ってくれて

本当にありがとうございました。

 

 

 

 

大切な人が去っていく悲しみを見たくなくて

それを抱えているのが辛くて

私はずっと強がっていたのだと思います。

 

本当は人一倍悲しいのに…

 

 

 

 

 

協会や活動が大きくなればなるほど

SNSはもちろん

協会メンバーや仲間にさえも

そんな弱音をさらに益々言えなくなって

 

今年は特に

代表としてしっかりしなきゃ!

頑張らなきゃ!

と、自分を追い込んでいたなぁと

身体にも不調が出てきて気づき始めた今日この頃。

 

 

 

 

弱音も悔しさも本音も

たまには全部

吐き出してみました。

 

 

 

 

※写真は、この投稿を書いてる時に

ある若者があげてくれたストーリー。

挫けそうになるといつもすごいタイミングで

若者から言葉が届く。

「お前にはこの道しかないんだぞ」って

毎回神様に言われてる気持ちになります。

本当にありがとう…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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