日本はなぜ世界の国際政治のリアリズムを理解できないのか　伊藤貫×室伏謙一　2023.10.30

　　　岸田文雄首相は”日本（人）”を守ってくれるのでしょうか？　2023.10.25

　　　https://ameblo.jp/seasky-sun/entry-12825833081.html

　↑こちらのブログ記事で長谷川幸洋氏のひとり語りをご案内しましたが、その内容は台湾有事の際、「岸田さんは日本を守ってくれるのでしょうか？」と視聴者に問いかけ、それに対して「とっても期待できない」とぶち上げたものです。

　そこに至るまでの解説に興味津々であったのに、気づけばその〔ニュース速報〕チャンネルの動画（Youtube）は”非公開”になってました。

　視聴できた方は良かったです。

　”日本の未来”を考えると、不安なことだらけで”子”や”孫”が心配になります。

　長谷川幸洋氏の言葉を借りて、外交音痴でアンポンタンな岸田文雄首相を含めて”国会議員”について言うと、…

　「国会議員で中国人の美女とのデレデレ写真が見つかったりで本当問題っていうか困るなって感じですかね」

　「ちょっと酷すぎるというか今回の危機管理の対応を見ててもちょっと戦後最悪レベルじゃないかなって思います」

　長谷川幸洋氏はこんなことも語ってました。

　「この大変な状況っていうのを日本の政府の官僚は分かってないんじゃないですか」

　凄すぎる頭脳を持った中央官庁（外務省、防衛省など）の上級官僚たちが国際情勢に対する知識とか洞察がまるでダメでとんちんかんなことばっかりやってることに呆れます。

　そのことに「何でそうなるの？」という素朴な疑問がありますが、↓この後、ご案内する動画（Youtube）において伊藤貫氏のこんな解説に「うんうん」（そうかもな）と納得してしまったりします。

　「マッカーサー元帥が日本の占領を終えて議会に帰って証言して『日本人なんていうのは、例えばドイツ人に比べると子供みたいなものだ』と、『日本人の精神年齢は１２歳レベルだ』という風に言ったわけですね」

　もう少し書き足すと、…

　「だから国連は素晴らしいとか、国際法は素晴らしいとか、ＳＤＧｓは素晴らしいとか、それから核廃絶のために岸田首相みたいに『日本は核廃絶のために努力してる立派な国なんだ』とかね、全部、小学校５年生か６年生が生徒会でやってる議論なんですよね。小学校か中学校の生徒会でやってるような議論を日本のいい年こいた４０歳５０歳６０歳の人たちが真顔でやってるんですね。この日本人の思考力の幼稚化、単純化というのは幼稚で単純な議論をしている自分たちがすごく純粋な理想主義者だと思い込んでるという、ものすごく奇妙な現象というのは、これは結局は明治時代から日本の教育制度を変えてしまったのが一つの大きな理由で、もう一つの理由はもちろん１９４５年以降の教育制度の改革ですね」

　前書きはこのぐらいにして、政策コンサルタントの室伏謙一氏による国際政治アナリストの伊藤貫氏との対談（Youtube）３本をご案内します。