ちょっと前までは、

 

『これはインフレーションではなく、スタグフレーションだ。』

 

と、ニュース系ワイドショーで放送されていたが、最近はめっきり言わなくなりました。

 

しかし、どうしたって、実質賃金が下がり続けているのだから、かなりスタグフレーションに寄っているのではないか。

 

ともかく、なんでもかんでも値上がりが続いていて、賃金上昇が追いついていない。

 

僕は贅沢をしているわけではないのですが、スーパーへ行くと、食料品の値上がりの激しさに驚くばかりである。

 

キャベツなんて、大安売りで、ひと玉88円とか売っていたのに、いまや600円である。

 

大根は、一本100円だったのが、今や300円近くする。

 

もともと、安過ぎていたのだが、上昇率が半端ない。

 

様々に原因があって値上がりしたのはやむを得ないとして、許せないのは、米騒動に関し、業者や闇ブローカーの買い占めが起きていることを知っているにも関わらず、『消えた21万トン』などと、白々しい嘘をついている農水省だ。

 

これは「ウチは知らないことにしていますよ。」という、業界関係者への忖度であり、建前である。

 

こういった“大人の嘘”が、日本をダメにしていく。

 

米の直接買い付けにしても、農協が無視されているということは、農協が役に立たないということを意味している。

 

ニュース番組では、このような指摘をしない。

 

気が付かないのか、気付いてもどうでもいいのか、実は関心がないのか、どれかなのだろう。

 

TBSでは『子供に米を食べさせない工夫。』を紹介して炎上したが、マスコミのコメントではなく、ただのおっさんのコメントである。

 

なんというか、最近、アホが多くて落胆してしまう。

 

冒頭に貼ったリンクのニュースにあるように、工事発注における労務単価を6%引き上げるように指示したそうだが、20年遅い 笑い泣き

 

地方では、建設発注の不調、つまり、入札する業者がいなくて困っていて、NHKのニュースでは、『人手不足で入札できないから、高校生に建設会社に入ってもらうよう努力していく。』などと紹介していたが、なんのことはない、見積金額が安すぎ(採算が取れない)て誰もやりたくないだけである。

 

それを、人手不足が原因だとか・・・、NHKもついにアホばかりになってしまったのか・・・。

 

土木作業員の末端の日当は、1万円前後である。

 

一か月に20万円稼いだとしても、年間で240万円にしからない。

 

6%上がって、255万円である。

 

しかも、その6%のうち、2%くらいは社会保険料や税金で天引きされるので、ほぼ

上がっていないのと同じである。

 

政府は、民間に賃上げを要請しながら、自分の懐は傷めないようにしているのだから、どうにもならぬ。

 

政府は、外国人ばかりを、優遇し始めて、いったいどこの国の政治家なんだと思ってしまうが、結局、自身の利害関係だけで生きているものだから、こんなことになってしまうのだろう。

 

円安で、頭の悪い外国人観光客と移民ばかりで、治安は悪化する一方である。

 

明治維新の開国のときに、外国人を襲う事件が頻発したそうだが、そろそろ日本人の堪忍袋の緒が切れてしまうのではないだろうか。

 

日本の首相からして嘘(本人は気づいていないのかもしれないが。)ばかりで、こんなんじゃ日本が良くなるわけがない。

 

「選挙で政治を変える。」という、緩~い時期は、過ぎたように思える。

 

心配していても、どうにもならないが、自分だけは賢く生き延びることを選択するべきか・・・。

 

《私は、それをするべきか、気が付かないふりをして黙っているか、はたまた・・・》