なにやら、お昼のニュース〝ワイドショー〟では、マイナ保険証がいいとか悪いとか言っていて、なんとも暇人が多いものだと思ってしまう。
マイナンバーカードが危険だとか、不安を煽っている人達は、日常が暇なのか、自分の慢性的な不安感や悲壮感を他人に撒き散らして、巻き込もうとしているとしか思えないのである。
冷静に言うと、なりすましして病院へ行っている人達や、不正を働いている人達を減らしたり、受診歴を残せるなどの大きなメリット、世界的に遅れている日本のデジタル化を促進するものであるのに、とにかく政府のやることは信用ナランと、息巻いている人達がいる。
こういった新しい技術を進めていくためには、実践して失敗を繰り返して改善を重ねていく必要があるのですが、何万分の一というバグ、それすらも、まかりならんとしてネットで息巻いている。
これでは、日本の技術が進まず、時代から取り残されていくだけである。
新しいことに挑戦できず、怯えているだけである。
テレビのワイドショーを見ていると、さも、マイナンバーカードが危険だと言わんばかりの作り方をしているが、これは視聴者の不安に同情を装って視聴率を稼ぐための演出であり、こんなものに付いて行ってはダメなのである。
「私たちは弱い者の味方ですよ~。そ~ですよね~。うんうん。分かりますよ~。だから毎日見てくださいね。」と、言っているのである。
物事に正面から取り組めない人達を味方につけて、これでは詐欺と一緒である。
詐欺師は、人間の弱い部分に入り込んで、他人を騙そうとする。
まったくもって卑怯なやり口だ。
信用されない政府を作った政治家たちにも非があるのかもしれないが、その政治家を選んだのも日本国民である。
財務省も総務省も日本人である。
あいつが悪い、こいつが悪いと言っても、多くの人達の意識が変わらなければ、日本は変わらない。
きっと賢い人は、その渦に巻き込まれまいと警戒しているに違いない。
「善良で弱腰な市民」になってはいけないのである。