こんなこと書いても仕方ないのかもしれないけれども、大阪万博の参加国がいなくて、壊滅しているのだそうだ。
僕も建築業界の端くれなので、正直思ったことを書いておきたい。
業界外の方に参考になればと・・・。
じつは、いま、神戸市の建築現場に勤めている。
万博会場からは、割と近いわけだ。
現場にやってきた業者さんに、関西圏の業者さんは、大阪万博関連の仕事があって、大変でしょう。と言うと、大した反応が返ってこない。
興味がないのか、縁もないのか、どちらなのかなぁ・・・と思っていたら、そもそも建設すら始まっていないと言う結果だった。
大阪万博の計画書をのぞいてみると、1棟が数十億円というような建物の計画が、ぞろぞろと記されている。
初めて見た時は、これを数年かけて建設するんだろうなぁ・・・凄いなぁ・・・なんて思っていたら、来年の7月末に完成させるとかなんとか・・・(゚Д゚;)
正直申しまして、このような建物を建てようと思ったら、2年前には契約を終えていないと無理だと思うのだが、まだ何も決まっていないらしい・・・
日本のゼネコンが、「無理なものは無理。」と言って断りまくっているのも当然だ。
大成建設の不正問題についても書きましたが、どうも世の中の発注者や事業者は、この建設に掛かる工程(工事期間)について、頼めばなんとでもなると思っているらしい。
そんなことをしているから、建設業がブラック企業だと言われるようになったのに、当人たちは気づいていないようだ。
2chねる的に言うと、吉村さんたちの頭はお花畑なのか。と思ってしまうのだが、そんな人達ばっかなのかと、日本の文系人間たちのおばかさに失笑しかない。
自分で作りもしないくせに、かっこいいことばっかり言ってるから、こんなことになるのだ。
レジ袋の有料化、再生エネルギー推進の愚かさ、オリンピックの不透明な金・・・
中身もないのに雰囲気だけで決めてしまっていく、この国の性癖はなんとかならんもんか。
立憲や自民党を見ていても、いつもそう思います。
追記・・・Twitterでコメントくれた方、いいねを押してくれた方、ありがとうございました。