久し振りの土曜日休みなので、たまには、アニメの話を書いてみる。
題して
『おっさんが楽しめる今期お勧めアニメ』 であります。
まずはこちら。
はい、もうネットのアニメ界は、ラムちゃんだらけでございます。
フジテレビ100周年を記念して、エピソードを厳選してリメイクしたんだそうです。
まずは、これはただのリメイクではございません。
うる星やつらを良く知っている人達だからこそ、作られたアニメだと断言できます。
もう、オープニングを見ていただければ、すぐに分かります。
令和の時代に初めて見る人に合わせてアレンジしていますが、それはもう原作愛に満ちあふれていて、なんの申し分もございません。
強いて言えば、昭和のどさくさ感が少なくなっていることかなぁ・・・
僕も、いまだに原作本を大事にとっております。
中学生の頃、初めてアニメのキャラクターを描いたのが、ラムちゃんでした・・・。
まあ、どうてもいい情報ですが・・・
作品のほうは、リメイク版でも、面白さが十分伝わってきます。
内容は知っているけど、やっぱり面白くて、クスッと笑ってしまいます。
う~ん、これはやっぱり原作の力なんだろうなぁ・・・と思います。
ただ、エピソードを厳選しすぎて、話が進みすぎるのが不満です。
もうちょっと増やしてほしかったです。
お次は・・・・
NHKの超アニメです。
ログホライズン2の反省してくれたかなぁ・・・
宇多田ヒカルの主題歌が、素晴らしいです。
もちろん作品は、人の生と死について考えさせられる内容となっており、かなりの力作になっています。
死ぬことのない「フシ」が、生き続ける中で、人の生と死に関わっていきます。
詳しく書くのがしんどいので、とりあえず見て見てください。
Season1から、ご覧ください。
とってもお勧めです。
非常にふざけたタイトルですが、昭和のやくざ映画と、メイド喫茶の秋葉を組み合わせた、非常に冒険的な作品です。
最初に登場するシーンが、1985年の秋葉原なのですが、こんなのどうみても、あの時代を生きていた人の発想でしょう。
おそらく私と同年代だと思いますが、青年時代から、今のおっさんに至るまで、秋葉原とアニメ界に関わって来た人達でしょう。
しばらく秋葉原に行っておりませんが、メイド文化が商売として消費され、すっかり飽和状態になってしまって廃れた状態が、ヤクザ映画の荒廃した空気と合致したのでしょう。
とても面白い発想です。
ふざけているように見える作品ですが、作画も素晴らしく、非常に手が込んでいます。
しっかり魅せるドラマ展開もあって、思わずじっと見いってしまいました。
オープニングは、暗から明に移る構成が凝っています。
それでも切なさが残る曲の雰囲気が、ベテランの空気を感じさせます。
こんなに知られていないのが本当にもったいないです。
ただ、家族と一緒には見れないかな・・・
最後は、リメイク版の『BERSARKベルセルク』です。
CGを取り込んだアニメが少々残念なのですが、非常に重たくて、没入感のある大作となっています。
こちらも家族団らんのリビングでは見られないので、こっそり楽しんでください。
以上 4作品が今期楽しめる作品でした。
おそらくアニメ界の大御所が製作した作品群だと思われますので、視聴する際は、こころして掛かってください。
うーん、日本のアニメシーンは、新たな境地に入りました。