まさに年貢の納め時と言うべきか、日本の衰退は避けられないものとなった。
梅毒患者が急増するほど性行為が蔓延しているのに、新生児の数は減っていくばかりである。
戦前は、相手が多少変わったとしても、貧乏だったとしても、子供の数を増やして子孫を繁栄させることに価値観が置かれていたが、社会基盤が整えられて、法整備が行き届いて豊かになったおかげで子供を増やせなくなったことは、皮肉なこととと言うべきか、目標が達成されたので、今はその反動期とも言うべきなのかもしれない。
ベビーブームのおかげで、血気盛んな若者が起業して日本の工学技術を支えてきたのだけれども、みんなもうそれで満足してしまって、社会全体が対価を支払わなくなった。
科学者が対価を求めて海外へ脱出しているのは致し方ないことだろう。
半導体が足りなくなって、おじさん達が必死になっているのだが、若い世代はどう思っているのだろうか。
ここには若者の姿がない。
テレビやネットを見ていると、若者たちのバカっぷりが垂れ流されていて、とても自分達の将来について考えている割合が多いとも思えない。
ここ数十年の政治の退廃をみていると、選挙で選んでいる、もしくは選ばなかったのは、日本国民の総意である。
つまるところ、日本国民は、そもそも、そんな裕福な生活を望んでいないのではないかと思う。
何も経済大国を目指して経済成長うんぬんとか、興味が無いように思える。
そこそこの暮らしが出来て、家庭を持って、時には家族旅行できれば、それで幸せだと思っているのではないでしょうか。
YouTube動画を見ていると、若いうちから投資しろだの貯金しろだの、自己防衛策を練られている方もいますが、全ての人がそうは考えていないでしょう。
※ちなみに素人が不動産投資とか、ワンルーム投資とか絶対手を出してはいけません。何十年もローンを組まされて、最悪自己破産します。お金を持っているエリートサラリーマンがカモにされているようです。 合法的な詐欺なので気を付けましょう。
日本は温暖な気候なので、食べ物もそこそこ取れる。
だから、そこそこに暮らしていけると思います。
東南アジアに行くと、食べ物が溢れかえっていて、あんまり頑張らなくても暮らしていけます。
逆に寒い土地では、北ヨーロッパやロシアのように侵略してでも他人の食料を強奪する必要があるわけです。
その中間にあるのが日本だと言えるのではないでしょうか。
政府が有効な少子化対策を打てないので、日本の人口はこのまま減少していき、6000万人くらいで落ち着くのではないかと、感覚的に想像しています。
そうなるまで、実質賃金は下落、貧しくても、そこそこ暮らしていける日本になるのでしょう。
スペインとか、ポルトガルみたいな国になるんじゃないですかね。
みんな長屋に住んで、水道は共同、人糞で畑を耕し、鹿やイノシシを取って、60才くらいで死んでいく。
長生きしないで、死を受け入れる。
コロナでヨーロッパの人達がたくさん亡くなったが、どうやらあちらのほうが死を受け入れる文化があるらしいです。
そんな大きな日本の流れをみながら人生を考えてもよいのではないでしょうか。