こんなことは、当たり前のはずなのですが、実際働いていると、こういった人が実在する。
新しい職場にやってきたのですが、リーダーたるべきポジションにいる人が、毎日のように愚痴を言っていて、周りに不快感を撒き散らし、うんざりさせている。
どうやら、前任の責任者が無能すぎて、発注者の怒りをかって交代させられ、急遽、代役として抜擢されたようである。
彼は、「こんな小さな現場に、赴任させられて、いい迷惑だ。しかも、なんで俺が他人のケツ拭きせなあかんの?」と、被害者意識があるのかもしれないが、しかし、そんなことを思った時点で、彼は状況に負けている。
全てにおいてマイナス思考で、態度や言動が周囲の人に、嫌な思いをさせ、きっと彼自身も悪い評価しか得られないだろう。
彼は土木分野で、私たちは建築分野なのですが、「僕は建築なんて知らんから。」と、逃げ回っていて、50才を過ぎたおっさんが、なんともみっともないし、同年代として、非常にふがいない。
もちろん、彼には、土木、建築関係なく義務を果たさなければならないのですが・・・。
少年ジャンプのような漫画であれば、こんな時、リーダーは、
「オラに、みんなの力を貸してくれ!あとは、オラが何とかする!」
と、一念発起する展開なのだが、、みっともないことに、「俺は知らんから。」と逃げ回っている。
リーダーは、ちょっとバカっぽくて、前向きなくらいでちょうどいいのです。
(本当は、バカじゃないんですが。)
そうすれば、きっと優秀な人が集まってくるでしょう。
ひろゆき氏が、大塚家具の大塚久美子元社長が、一橋大学を出て、アメリカ留学までしているのに、おやじを追い出して数年で潰してしまったと、解説していたが、まあ、まさにリーダーの大切さが良くわかる事例である。
さて、あなたの周りや、日本のリーダーは、いかがであろうか。