埼玉県内のSFチックな光景

 

 朝の報道系番組でメタバースが取り上げられていたので、ネットゲームとアニメにはまっていた者として、ちょっと思ったことを綴ってみる。

 

 ご存じの通り、こういった仮想空間は、今に始まったことではない。

 

 いままでも、3次元空間は作られていたし、商業利用もあった。

 

 ただ、それがVR機器を使うようになって、臨場感が増したというだけの話だ。

 

 番組内では、素晴らしい世界が広がっていくようなイメージで話をしていたが、これまでも仮想空間上でのトラブルは発生しており、バラ色の未来ばかりではないだろう。

 

 現実社会でも、仮想空間であっても、人間同士の交流があることには変わらないのであって、行きつくところは一緒である。

 

 実際のゲームでもそうであったし、様々なSF小説や、アニメ作品で、それはもう実験済みである。

 

 ネトゲ廃人という言葉が出来たときも、現実社会の居場所を失った人達が、居場所を求めて仮想空間のネットゲームに没頭した・・・というか、埋没した。

 

 そして、韓国では、ボットと言われる自動制御アバターを使って、ゲーム内でレアアイテムを獲得し、実際に売買していた。

 

 のちに、ゲーム内の売買が禁止されていくのですが・・・。

 

 EVE Online では、現実と仮想空間の区別がつかなくなるほど埋没している人が存在し、この仮想空間内の経済圏に執念を燃やしている人もいるようだ。

 

 ガンダムオンラインでは、刃傷沙汰があったと聞いている。

 

 ラノベ小説では、アニメ化されて大人気となった、ソードアートオンラインでは、仮想空間と現実社会を交えた殺人事件を物語化し、ログ・ホライズンでは、仮想空間で生き残っていく物語を組み立てている。

 

 今朝の番組内では、アバターが集合していた映像があったけれども、オンラインゲームのサービスが開始された時のおなじみの光景であった。

 

 今、考えられる方法としては、海外や遠くの人と気軽に交流する、仮想通貨を使っての海外への送金、税金逃れ、医療や機械関連の技術の研修、現場検証などであろう。

 

 限定的な使い方をしないと、のまれてしまう可能性があると思う。

 

 賭博、売春、マネーロンダリング、反社会宗教への勧誘、サイバー攻撃など、現実社会と同じ問題が発生することは否定できない。

 

 日常的に使うとなると、あちこちに、このVR機器がある状況が必要だ。

 

 そんな世界でいいのか?と、素直に思います。

 

 ちょっと現実的じゃないですよね。

 

 

 あ・・・、執筆中の近未来小説に、メタバース入れるか・・・

 

 継続中なので、ブログ更新が後回しになってます。

 

 

【追記】・・・AMEBA TVで、ひろゆきさん達も同じことを言っていました。同じこと思っているんですね。一兆円かかるらしいです・・・。一兆円医療に使えばどれだけ・・・。ショボーン

 

 

 

 

しらこばと橋の鳩

 

確か山口県の会社が作っていたような気がする。