映画『君の名前で僕を呼んで』 | キムチの備忘録♪

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WOWOWオンデマンドで視聴した映画の感想です映画

 

☆あらすじ☆

1983年夏、北イタリアの避暑地。17歳のエリオは、アメリカからやって来た24歳の大学院生オリヴァーと出会う。彼は大学教授の父の助手で、夏の間をエリオたち家族と暮らす。はじめは自信に満ちたオリヴァーの態度に反発を感じるエリオだったが、まるで不思議な磁石があるように、ふたりは引きつけあったり反発したり、いつしか近づいていく。やがて激しく恋に落ちるふたり。しかし夏の終わりとともにオリヴァーが去る日が近づく……。

映画『君の名前で僕を呼んで』公式サイトより)

 

 

 

2017年イタリア・フランス・ブラジル・アメリカ合作映画。

タイトルだけ知っていて何となく気になっていた作品。

 

 

 

17歳の少年エリオ(ティモシー・シャラメ)は美術史が専門の大学教授の父、母とともに毎年夏になるとイタリアの別荘で夏を過ごす。

 

 

今年父の助手としてやってきたのは24歳のアメリカ人である大学院生の青年オリヴァー(アーミー・ハマー)

 

 

彼らは一緒に過ごすうち、互いに特別な感情を抱くようになるが…。

甘酸っぱくて瑞々しいひと夏の恋の物語でした。

17歳と24歳の、泡沫でかけがえのない時間。

 

彼らはゲイではない。女の子と遊びもするし、エッチもする。

 

しかし女の子に対する積極的な態度とは裏腹に、互いへの歩み寄りはとても慎重で臆病でした。

そこに特別な想いを感じて、彼らの秘密めいた関係がとてもロマンチックでしたラブラブ

 

大人の色気を持っている24歳のオリヴァーと、子どもと大人の境目のような繊細さを持つ17歳のエリオ。

オリヴァーはとてもイケメンで、エリオは美術彫刻のように美しかったですキラキラ

絶妙な年の差がラストを余計に切なく感じさせる映画でした。

 

 

そして2人の関係を静かに見守っていたエリオの両親が素敵でした!

特に、悲しみも喜びも今の感情全てを大切にして欲しいと願う、最後のエリオのお父さんの言葉が温かくて、とても良かったです。

 

イタリアの夏の爽やかな雰囲気と、ラストに余韻が残るような素敵な作品でした音譜