WOWOWオンデマンドで視聴した映画の感想です
☆あらすじ☆
かつては秘境を旅するテレビ番組などでネイチャリング・フォトグラファーとして脚光を浴びた立花浩樹だったが、バブル崩壊ですべてを失い、事務所の社長に背負わされた借金を返すためだけに15年間生きてきた。すべてをあきらめて必死に働き、借金を完済した立花は40代になっていた。ある日、母親の友人から写真を撮ってほしいと頼まれた立花は、撮影を通して、忘れていたカメラを構える喜びを思い出す。もう一度やり直そうと、上京した立花はシェアハウスでの生活をスタートさせる。そこに暮らしていたのは、立花と同じように人生に敗れた者たちだった。
(映画.com解説ページより)
2022年作品。
挫折を味わった人々がシェアハウスでの温かい交流を通して自分を見つめなおし、前向きになっていくお話。
シェアハウスに集まる4人は…
立花浩樹(玉山鉄二):かつてテレビで脚光を浴びた秘境フォトグラファー
宮川良和(音尾琢真):失職し家族とも不和になり家を追い出された元TVマン
瀬戸寛子(深川麻衣):将来に不安を抱える美容部員
会田健(団長安田):再起を図る落ち目の芸人
主演の玉山鉄二さんを中心に、キャスト陣が良かったと思います
自然の中の場面がとても印象的でした。
色々抱えているみんなの表情も綻ぶ
そして立花さんこだわりのコーヒーが美味しそうだったなぁ
話の中心はどん底にいた立花と宮川の支え合いと絆の深まりだった気がする
音尾さん推しの私としては、本作の人当たり良くニコニコしている役柄を見られて良かった。
本来の音尾さんの持ち味が上手く生かされていたようで私は嬉しい
(最近コワモテな役が多いから…笑)
ストーリー展開としては、
立花の人気フォトグラファー時代の過去シーンは別として、現在の場面転換が時系列が少々ややこしかったのが残念でした。
しかしそれぞれがやりたいことを見つけ、シェアハウスでの出逢いを大切に繋ぎながら、希望ある終わり方だったのは良かったです
挫折を多く経験した方にこそ共感できる作品かも知れません。