映画『星を追う子ども』 | キムチの備忘録♪

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先日WOWOWで録画していた新海誠作品、最後の1本を観ました映画

 

☆あらすじ☆

父親の形見の鉱石ラジオから流れる不思議な音楽に耳を傾けながら、思いをはせるアスナ。孤独な毎日を送るアスナは、ある少年と再会するための旅に出ることにする。それはアスナにとって、世界の冷酷さと美しさ、そして別れを知るための冒険の旅となる。

シネマトゥデイ解説ページより)

 

 

 

 

上映時間116分。先日観た3作品より長篇です。

 

あらすじを読んだ限りだと完全にファンタジーの世界なのかと思っていたら、最初普通に日本の田舎だったので、あれ?と思いました。

そしたら唐突に現れる謎の少年、怪物、地下世界。

この時点でちょっと話についていくのが難しくなって…別世界へのいざない方に些か強引さを感じてしまいました(^^;)

 

そしてファンタジー世界に散りばめられている色んな物が『天空の城ラピュタ』を連想させます。

どこか『風の谷のナウシカ』や『もののけ姫』っぽさも感じる。

要するに宮崎駿感が強いのですが、実は新海監督は意図的にそうしている部分もあるようです。

地下世界には神話的な要素もありそうなので、そのあたりの知識がある方がより楽しめるのかなとは思いました。

 

映像の色使いは相変わらず美しかった。

天の川も綺麗でしたね。別の作品でもこんな星空を見た気がします。

 

しかし結局1回観ただけでは作品の主題を汲み取るのは難しかったです。

雰囲気は決して悪くないんだけど、なんか惜しいの。

監督のファンタジーが私に合わないだけなのかも知れないけれど。

 

今まで観た中だと『言の葉の庭』が一番好きです。

たぶん私が好きな新海作品は男女の機微などを描いた日常の物語なのでしょうね。