サンマの話
先日、初セリが行われた秋刀魚
これから数ヶ月、庶民の味方になる魚ですが
一口に秋刀魚といっても、ピンキリなわけです
今現在は、漁が始まったばかり・・・
流し網漁が主流なわけです。
流し網漁は2日は海に出て帰ってきません。
つまり最初に獲れた秋刀魚と帰り直前に獲れた秋刀魚はかなり鮮度が違います。
最短でも1日は絶対経っています。
また、魚体に傷がつきやすく鮮度落ちしやすい欠点もあります
そして8月中旬から始まる、棒受け網漁
こちらはライトの集魚によって一網打尽にする、比較的魚体に傷がつかない漁法です。
しかし、欠点も
棒受け網漁はライトで集魚の際、ウロコを秋刀魚が飲み込んでしまい
はらわたはウロコだらけになります。はらわたごと焼いて食べるなら
今現在の流し網漁の秋刀魚をおすすめします
そして、その後日帰りで帰ってこれるところまで漁場が近くなると、
「日帰りサンマ」と謳うブランド秋刀魚が登場します
しかも、船体でフローアイスと呼ばれる、泡のような細かい氷を使い
魚体を急速に冷やし、そして全く傷をつけず帰港します
これは、考えられる秋刀魚で一番鮮度が良いです
刺身で食べるなら、この秋刀魚
8月中旬以降、登場するでしょう