当初、1日だけで日帰りにしようかと思って取ってなかった仙台2日目、この日は即日完売だったけど、モバイル先行で取ったチケットは既にキャパの600超…ってことは、一般で出た枚数ってかなり少ないのでは?と思った。
チェックアウトしてから一回り観光して、4時半頃会場に行くとそろそろ階段に列を作っていた。1階から入ったのだけれど、600以降の番号の並ぶところは1階より更に下の地下…まだ地上にも行けない番号だった。
ロッカーに荷物を入れて中に入ったらもう結構埋まっていて、男も多くて後ろでは少し見えにくそう。横は柱だし、よく見えるところがないかなぁとヒデ側の横あたりに立ってたんだけど、圧縮されたら隙間ができて、結局昨日と同じくらいの位置まで前に入って行けた。
1日目は多少人数少なめだったのか、それほどではなかったけれど、今日は何だか熱気に溢れてるし男の人が多い気がする。
SEはキラキラ星ベースのツアー用、ちょっとオルゴール時計というか、有楽町マリオンの時計を連想させる感じの音。
あっちゃんは上着なしで最初からノースリの衣装、今井さんもノースリで黒かと思ったけど、深緑っぽい首元の詰まったやつ、下は腰みの。髪が後ろに撫でつけてなくて、金髪のふわふわ…なんか不覚にも可愛かった。アニィが白で、背中に銀のテープみたいなので×が縦に繋がってついてた。
キラメキの中で…
白鳥の湖イントロから、真ん中にマイクスタンドがないなーと思ったら、後ろから持ちだしてきたスタンドには、既に仮面とマラボーがセット…あらかじめ作ってあったんだーとちょっと爆笑。
あっちゃんは前にCoyoteで使ってた、金の飾りの付いた黒のストールを頭から被って肩にかけ、仮面のついたマイクスタンドを掲げ、踊るように歌ってた。
LADY SKELETON
ONLY YOU
エリーゼのために
人魚-mermaid-
Lullaby-Ⅲ
掛けていたマラボーと仮面で、マイクスタンドに仮面の人のセットを作るあっちゃん。ドクロちゃんの要領ですね。
絶界
「流れる血は赤く~」と手首をかんで切るようにして、血が流れているように頭のあたりまで掲げ、下から流れる血を迎えに行って舐め取るように…その仕草がエロ格好良かった。切った手首と流れる血が見えるようで、すごい。
残骸
夜想
ノースリなのに手袋してない夜想。「こんなにも嗚呼お前を…」って手を股間に当てて、揉まずにゆるく触れて腰を揺らしてました。色っぽいなーこの歌。
SANE -typeⅡ-
曲前の今井さんのギターとあっちゃんの掛け合い、いつもは「ギュイイイーン」「あぁぁーーーっ」なのに、今日は「暑いーーーっ」「水くれーーっ」て笑っちゃうじゃん。場内白熱してて結構熱気があり、暑かった。
BOLERO
MISS TAKE~僕はミス・テイク~
すごかったんだよ、丁寧に噛みしめるように歌う声と歌が。何がっていうより、歌から何だか伝わるモノがあって、本当に「永遠」を求めて、ずっとバンドをやっていたいというような祈りの歌に聞こえた。
「時間よ止まれ」で、手を体の横で肘を曲げてピタッと停止するあっちゃんに、本当にここで時間が止まって欲しいと思った。ここで時を止めて、5人でこのままバンド活動ずーっとやり続けていたいというような、そんな切実な願いの歌に聞こえた。
それが終わったあとぐらいに、今井さん前ぐらいのフロアから「すいませーん」と手を振り、声がを上がる。
倒れている人がいるので、連れ出してくれという救助要請に、あっちゃんがライトを持って、暗い客席を照らしていたのだが、ぐったりしていると判断したのか、ライトを置いておもむろにその手を掴んで、袖から出てきたスタッフさん達と共に舞台の張り出しの上へ引き上げる。白い腕の力入れた筋肉の具合が素晴らしく、こんな事態だが見惚れる。
続いてもう一人、二人と具合の悪そうな人が出され、結局全部で三人がぐったり引き上げられて前から連れ出されました。
なかなか意識のない人を持ち上げるのは大変のようで、スタッフさん達が舞台の上から、その下にいたフロアのお客さん達が、あっちゃんの「押せ~」という言葉に従って、上へ持ち上げて手伝ってました。
「あと具合の悪い人いない?」と、たぶん舞台監督さんに聞かれて「はーい」と可愛くお返事する今井前のフロア。素直ないいファンばかりだなーと思う瞬間、救出が終わったあとは思わず拍手が起きてました。
あっちゃんが「さすが仙台、皆さん素晴らしい~」って手を叩いて下さって、ちょっとホッとしたよう。
Climax Together
ひとしきり収まり、「イっちゃおう」と始まったあと、すぐに今井さん前の救出劇のあったあたりへ出て行って、そのあたりの人達を労うように手を伸ばして、手や体を触らせているあっちゃん、きっとありがとうの意味なんだろうな。
夢みる宇宙
アンコール
INTER RAPTOR
イントロから迫力ある歌、命の燃焼というか躍動というか、そういうのをすごく感じた。鋭く空を切って飛ぶ猛禽の羽ばたきと、ここで命を燃やして歌ってるんだなーという感じというのか。
歌い終わったあと片足をモニターにかけ、そのかけた膝に肘を置いて少し腰をかがめ、場内を見回すようにしながらしばらく動かないあっちゃん。実は渾身に振り絞って声出してて、息が切れてしばらく動けないんだろうなと思う。そこまでして…と、思いもするけれど、だからこそそんな姿に魂を打ち抜かれるのですよ。ちょっとして後ろに下がっていったけど、マイクスタンド越しに何度か「はぁ、はぁ」って息が聞こえてた。
禁じられた遊び
天使は誰だ
2回目のアンコール、携帯での写真撮影大会から、ヒデさんペットボトル数本抱えてきて、栓の方を持って、手でぐるっとボトルで円を描くように回して、そのへんみんなで飲むんだよって感じでボトルを渡してた。あちこちからおしぼりが飛んだり水が飛んだりピックが飛んだり…。
君のヴァニラ
イントロがかかって、おおーって感じであっちゃんがエロく喘ぎ声とか出してたんだけど、今井さんが止めて歌に入る前に中断。
具合の悪い人をまた救出してました。
TANGO Swanka
イントロで拡声器でサイレン音を出してたあっちゃん、歌うときに拡声器を使おうかどうか悩んで持ってて、歌う前に開いた足の間にそれを置いて歌ってました。ちょっと変な位置だった。
ICONOCLASM
これ来たらやるしかないでしょーの一体感。楽しかった。
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会場も暑くて、とっても熱いライブでもありました。小さい箱で空調もちゃんとしてなくてかなり暑かったから、倒れる人も出たのかなという感じ。汗まみれにビショビショで、生腕にも汗が流れるようなあっちゃん。小さい箱に興奮した感じがとても良い。
腕を流れていく汗が手を振ると光って飛ぶくらい、すごく生々しい感じでした。すごかったなー。
珍しく、アニィのスティックをいただいてしまいました。
ちょうど真上に飛んできて、手を出したら取れた、ありがとうございます~。