セットはリバースの髑髏柄と模様の付いた垂れ幕が後ろの壁に掲げてあるのと、ステージを囲むような数本の照明の付いた鉄の柱?というのか。どことなくホールツアーと似通った雰囲気に見えてた。アニィとユータのところはちょっと高くなっていて、真ん中が3段くらいの階段になっていた。
垂れ幕は黒地に白抜きの柄で、どうやら3枚縫い合わせて、上下に木の棒を通してあるみたいだった。

200番ぐらいの番号で、陣取ったのはあっちゃん前の中央の柵あたりの3列目くらい、見上げるマイクスタンドの近さに目眩がする。

まずはあっちゃんの髭がなかった…。実はホールツアーではあまり前には行けなかったので、前で髭を見るのを密かに楽しみにしていたのですが、やっぱりというか、剃っちゃったーって、ちょっと残念な気もしました。
しかしやっぱり白くってお肌つやつやで、スッと通った鼻梁と顎ラインが絶妙な…。この年でこれだけ保つのにはどんなケアをしているのだろうかと思うくらい、その美麗さと存在感にクラクラしました。

衣装はあっちゃんライダースみたいな黒の革っぽい腰丈ジャケット、腰ベルトが付いてた。背中には大きく十字架の型押しと刺繍?が入っていて、後ろ姿も決まってる。中は黒のフリルシャツ、本体ノースリーブで肩のところにレースで編んだみたいな短い袖が付いていた、下は細身の黒のパンツで、最近はやりのデニムレギンスのくしゅくしゅしたやつみたいに、膝から下がちょっとくしゅっとたるんだ感じ。足元はブーツなのかな?てりっとした感じのヒールのあるごつめの靴に見えてました。
今井さんがヒョウ柄ジャケットに黒っぽいインナー、髪は真ん中分けぐらいでストレートに下ろしていた。ボトムがスカート?と思ったんだけど、灰色っぽい何というのかワイドパンツ…つーかぶかっとした感じの膝下丈くらいのキュロットに見えました。不思議な感覚?その下は黒のタイツなのかレギンスだったか。
ヒデさんは上下黒で、楽そうな羽織り上着で、袖がシースルーだった。ユータも黒っぽいスーツだったか、アニィは…ごめん、盛大に髪が立っていたのしか覚えてない。


視界も悪いしセットリストも覚えてられないので、覚えてるとこだけ。あっちゃん中心でお送りします。

最初3曲ぐらいはアルバム曲で、なんだっけ…「アンファン」と「スズメバチ」と「勝手にしやがれ」だったかな。最初2曲ぐらいは押されて揉まれて位置キープが精一杯。
出てきてライダースジャケットのあっちゃんがあんまりきれいで、押されながらもガン見。
スズメバチが凄い手つき腰つきだった。あの腰の振りと手を股間にもっていく手つきのやらしー感じもだけど、その手のきれいさにも釘付け。
多分この曲だったと思うけど、上着の左肩を少し下げて脱ぎかけたらノースリーブにレースの袖が付いていて、それにつっ込み入れる間もなく、ちょっと斜に構えて立っていたチラ肩出し姿が、あまりに色っぽくて…目に焼き付きました。

「勝手にしやがれ」のあと、「言い忘れたけど、勝手にしやがれ」って言ってた。
「モーテル」ではイントロで、ギターを弾くヒデさんを見てた。そのあとはあっちゃんがモニターにまたがって、顔中汗をかいて息を付くような顔が色っぽく、悩殺です。
「Coyote」で上着脱いだら白いすらりとした生腕が!しかし胸フリルの黒シャツ…。その格好でイントロに盛大に大振りな手拍子をしてた、しかし歌は背筋ゾクゾクするほど深みのあるいい声だった。「キスを下さい~」で体を抱え込んだ手の甲にキスをしてた記憶が…。白い腕~(変態か、私…)
「キラメキ~」はイントロと最後がサイレンみたいな音の「白鳥の湖」で、あっちゃんが白鳥みたいに腕をふわりふわりと振ってた。
曲が終わるといきなり舞台袖に戻ってしまい、出てきたときは黒い帽子にわさわさ羽根のショール着用、と思ったら次の曲が「Lullaby-III」。ストールは前ツアーの時のより幅が太かった(天リボ武道館の時のみたいなの)。それでララバイ、うん、格好いいよ…。曲前の今井さんの色っぽいフレーズの時に、あっちゃんが煽るように手を上に上げて動かしていて、客が「あっちゃーん」だの「今井さーん」と叫んでた。アブサンは飲んでグラスをたたきつけてたし、キメのポーズは帽子を持って下げてて、格好良かった。
「ハァーッ」て間奏のところで、両手にストールを持って羽根みたいにして、それを上下にふわふわと…飛んでる感じなんだけどなんか色っぽい。

「メメモリ」は、ホールと同じSE付き。これはライブハウスが似合うね、周囲の人も「ダッダッ、ハッハッ」で手を振り上げて飛び上がってました。間奏であっちゃんがいない、と思ったら最前バーとステージの間をスーッと駆け抜けていったようです。
今井さんの間奏は清志郎さんでなく、メメモリの沖縄パート部分になっていました。

「ジョナサン~」はメメモリのあとで、ホールと同じ曲順なのね。ノリでガーッと行く感じが気持ちよく、あっちゃんがモニターに昇ってたのは覚えてる。
「LIMBO」は久々に聞いたけど、上がるなぁ…。そのツアーの時みたいにちょっとエアロビ兄さんになって飛び跳ねてたかも。
「みんなも歌ってくれ」とかいってて、何かと思ったら「天使は誰だ」だった…。で、「真っ赤な夜」でシメ。
後半は多少バテかけていたので記憶が薄いです。


アンコール最初のイントロで「あー」って思いました。でも結構周囲の反応は鈍い感じ。あっちゃんが手のひらを上に向けて指の間にマイクスタンドを滑らせるような手つきをしてた。
そして次もイントロクイズ…このギターの音は~と思ったら、「地下室~」だった。拳を振り上げて「ニゲロニゲロ」はとってもライブハウス向き。
ユータがピックを投げたり、アニィがスティックを投げてたので、まさかもう終わり?と思ったらもう1回ありました。

あ、やっぱりやるんだと思った「GALAXY」、なんか音なのか歌い方なのか前と違うなぁという印象、ボーカルがシンプルになってる気がするんだけど…。
そして来た、ライブハウスで天リボ曲「REVOLVER」、あっちゃん、手をピストルの形にしてあちこち打ちまくり。自分のこめかみにも当てていた。
最後は「HEAVEN」、最後に中央に立ち、最後のところで息が続く限り声を伸ばしていたあっちゃんの声と、伸ばしきってついた「はぁ」って息を付くときの、何とも色っぽく笑った顔が忘れられない。すごいいい顔つきだなぁって見惚れてました。

 

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久々に激戦地帯に行ったライブハウス、こんなに前まで行ったのは、去年のオンリー名古屋以来ではなかろうか。
何だか「風姿花伝」の「上がるは34、5までの頃、下がるは40以来なり」なんていうのがフッと浮かんでしまい、絶頂期は過ぎたのかしらと思うこともあるのですがそんなもんじゃない。見るたびにまだ「すごい」と思えます。まぁ下がるといってもすぐにガクンと下がるものではないし、それ以上にまだ進化しているところもあり、まだまだ伸びていったり、年相応の深みを増していく部分もあるんだろうしなーと、あっちゃんの顔を見ながら考えてました。
ライブハウス向けの曲が幾つも増えてて、こっちも押し合いしてサウナみたいな状態で、びっしょり汗だくになってましたが、メンバーも…あっちゃんはいつものこととしても、今井さんの顔が凄い汗だくだったのが印象的で、珍しいなぁと思ってしまいました。顔に髪の毛張り付いてた。

Tシャツ絞れるほどぐっしょり汗をかいて、久しぶりなので凄い充実感もあって楽しかった。
ライブハウスの前で暴れられる体力あったら、まだ大丈夫と思えたしね。
さて、赤坂はどの辺で見られるのかなぁ?