家を出るときにぽつぽつ降り出し、雷も鳴り始めてしまい、ヤバイなーと思いつつ駅へ向かう。駅に着くあたりで土砂降りになり、しかもいつも停めている駐車場が満車だったので、駐車場を探して駅周辺を少しぐるぐる…。別のところにやっと空きを見つけて停めた頃には雨が止んで、日が差して傘も要らない天気…。おかげで傘を出さず、濡れずに電車に乗れました。きっと魔王様のお導き…ってことはないか。
 でも中華街で雑貨屋を見て、肉まん食べてお菓子を買って、そこから歩いてホールに着いたら、途端に雨が降ってきた…。
 今日は立見も出るほどの完売ぶりらしく、雨の中を立ち見の方々が並んでいるのがちょっと気の毒になるほどでした。どうやら立見席は1階後方だった模様。

 今日の席は3階、座席表で見たら今井さん寄りの一番前でした。もしかしたら…と思ってたけど、やっぱり立見禁止の張り紙が…腰下までしか手すりがないので、立ってるのは結構怖い。座って見られるという楽さもあるけれど、曲に乗って身体を動かせないのはちょっと辛い。つい足だの手が動いちゃって、座ったままノるのは難しい。
 でも3階最前ビューは快適でした。全体像を通してみると、こんな照明って綺麗なんだーとか、今井さんがこっちにいるときはヒデさんがこっち…とか、間奏でギターズがめちゃくちゃ弾き倒しているときには、あっちゃんは水を飲みつつ後ろでひっそり立ってるとか、全員が動きにメリハリのきいたライブなんだと改めて思いました。
 そしてもう今日は、何にしてもバシッと決まったライブでした。会場が大きく、満員御礼で立見まで出て、客が盛り上がってたせいもあるのか、あっちゃんも喜んで煽っている感じがしました。

 大宮が赤だったので今日は…と思いつつ、何となく横須賀で黒を着るかもなんて感じもしていたので、また赤かなーと漠然と思っていたら、何故かドンぴしゃの赤コート。中も黒ブラウスに黒の脇に線のない方のパンツで大宮と同じ。
 今井さんは今日は黒で、裾が切れて下から赤っぽい端切れの見えるバージョン。黒の時は髪を上げずに帽子なのかなーと思った。
 ヒデさんは黒、裾が切れてる方だったかな?ユータはスーツっぽくて、腰にチェーンが付いてたとしか覚えがない、何せ遠いので。アニィは2パターン目の黒っぽい服だったような。
 時々オペラグラスで見ていたので、あっちゃんの髭のお顔もたっぷり見えて、かっこいー、可愛いーとそればかりでした。

 イントロのSEと映像がすごくいいなぁって、上から見ていて思いました。球体は地球になって回り、モノクロになり、そして木が、花が…メンバーの顔が、映し出されては消えていく。
 戦いなのか、球体は血染めになって、鳥が飛んで世界は粉々に砕け散って…あっちゃんの顔がドクロになる。
…全てのものがとどまることなく消えていく諸行無常、それが人生、メメントモリ…って感じで(勝手に解釈)。

真っ赤な夜
 曲が始まってあっちゃんが風船から出てきて、次のフレーズでフロント3人がずっと前へ。何度見ても胸キュンな3人並び。
 赤コートのあっちゃんを真ん中にして、黒い服の二人が並んだ感じが、服の色もギターのネックの左右もあり、バランス的にも視覚的にもすごくきれいなんだよねー。
 ヒデさんはすぐに自分の位置に戻ってしまったけれど、今井さんはその後もしばらくモニターに足をかけて弾いていて、あっちゃんが肩に手を置いたりしてツーショット、格好いいーっ。
 歌も絶好調なようで、遮るものなくステージ全部を見られる位置からの光景に、ただ見惚れるばかり。

Les Enfants Terribles
 間を空けずにすぐに次の曲へ。
上から見てるから、もうその動きっぷりに注目してしまう。ピョンピョン跳んだり、左から右へ、そして舞台の手前から奥、階段上がって台の上…。
 この曲ってなんか音だけでお腹いっぱいで、いつもあんまり動きを気にしてないのかなーと思った。「オーイェイ」って、座ってても手を挙げてしまったよ。

Baby, I want you
「ベイビー ベイビー ベイビー」って、曲前に3回ぐらい言ってた。
 腰をフリフリ踊りながら、煽るように踊る。
 間奏でユータが出てきて、後ろ向き片足でガンガンに弾きまくる。コードが絡まったのか、スタッフが真ん中まで出てきてコードを引っ張って直すシーンもあり。
 最後は「ベイビー…かながわっ」と呟くような棒読みのあと、「ベイビーーズ」と優しく歌っていて、ギャップに笑った。

「こんばんは こんなにたくさん集まってくれてどうもありがとう。今夜は楽しんでいってください、どうぞよろしくお願いします」って感じで…「たっぷり」がなかったのと、お客さんが一杯いるようなことを強調してた。今日は立見まで出てますしね。

MOTEL 13
 今日は最初の方からヒデ側モニターに真ん中向いて座ってた。腰の動きはあんまり激しくない感じだけど、ついつい痛くないのかと心配してしまうのだが…。
「カタカタ笑う~」と手を横に伸ばして、手のひらをすぼめて上に向けて、カタカタと揺らしてた。
 後半は今井側モニターに座る…何で両方に均等にまたがるんだろうかというのが、ずっと謎。

アンブレラ
 曲前に「アンブレッラ」て巻き舌っぽくポツンと言ってたと思う。
 コートを脱いで…やっぱり被る、そのコートを支える手つきがとっても綺麗。手のひらを前側に向けて、指を上にしてコートを支えるように。薄衣を被った姫君のようだなと…。
 しかし今日はコートを早めに肩に下ろし、更には手を振ったら片方の肩が落ちてしまい、手に持って振り回すようにしたりして、「3.2.1 GO!」でぶんっと上に放り投げてた。間奏の後また回収して手に持ってて、その後も「黒い花が咲く~」あたりだったか、全部で3回投げてました。投げの前には普通に右手にコートを引っかけて歌っていて、すごく格好良い。3度目にコート投げたときは、客席まで行っちゃうかと思うくらい、舞台間際のモニター前に落ちてました。
 最後のあたりでは頭からすっぽりコートを被り、頭が見えないくらいになって、ステージ上を右へ左へ何となくうろうろ…どうにも閉じた傘からひょろっと足が出て歩いてるみたいになってて、怪しげな動きに、何がしたいんだ、あっちゃん?と苦笑して見てしまった。いやもう何しても可愛いんですけど…。

勝手にしやがれ
「こんな人生…人生楽しもう、勝手にしやがれ」とか言ってたと思う。「こんな人生」と「楽しもう」がかみ合ってなくておやー?て笑ってしまったよ。
 コートは着てなくて、帽子と肩にマラボーを引っかけてきて、踊る仕草で歌ってた。
今日も「ここが私のステージさ」と正面向いてしゃがんで、足の真ん中あたりの床に手をつくような感じでしたが、大宮より深くしゃがんでなかった。
「ここはが私の墓場さ~」は十字を切ってましたね。
 最後は帽子に手をかけてキメのポーズ、なのに照明が消える前に、帽子を手にして両手を横にあげて、ポンと飛ぶあっちゃん、思わず「可愛いー」と思っていると、隣のお姉さんも「かわいいー」と叫んでました。せっかくキメたと思ったのに、こんな動作をしちゃうあっちゃん好きだわー。

Message
「たくさんの歓声、そして拍手、最高です」とか…すごい嬉しそうな一言のあと、「今日来て、下さった…全ての、天使、たちへ」って感じでゆっくりと言葉を句切りつつ、まるで手話でもするように手を胸に当て、そっと投げキスするような感じの動作をしていて、心がこもった感じに見えた。
 突っ立って聞き惚れるしかない歌、とでも申しましょうか、「あれが戦争の火」と斜め上を指さし、天使ちゃんの顔を優しく覗き込んで、起きた小悪魔ちゃんにビックリして、そして力強く手を繋いで歌い上げてました。
 ラストの「ウゥー」って伸ばすところが、二段階になって長く伸ばしてて、CD聞くともう物足りなくて聞けないです。
 この曲の後は拍手も一段と大きくて、すごい余韻が良かった。

Memento mori
 あっちゃん、イントロSE中に台の上に上ったら、ウエストをごそごそ直すのは止めた方がいいと思います…シルエットで丸見えです。
今日も炎はあり、あれって4ヶ所在るけど、出方は順番じゃなくて、真ん中2ヶ所は左右出るうちに交互で1回ずつだというのが上から見てて初めてわかった。
 今井さんは今日は骨を被ってて、お団子してない日はこれが出来るんだなーと思ってた。あっちゃんは冒頭と間奏あたりの、「ウォーウォー…」のコーラスに合わせて、ペットボトルの水を口に含んではプーッと霧のように吹き出すのを何度も繰り返してて、何回やるんだろう、良く続けてできるなーと思いつつ見てた。
 ラストで一瞬炎がボーッと吹き出して終わるんだけど、終わってしばらくは筒の中に火がちらちら見えていて、まだ少し燃えてるんだなと思いました。

Jonathan Jet-Coaster
 ここまで歌詞完璧だったのに、ここで「超ー爆撃 戦闘…」って感じで歌い出してずれてしまい、ちょっと惜しいミス。でもすぐに持ち直してた。
 やっぱりモニターに昇るんだなーと、思うけど、スタンドなしで歌いながら結構長くバランスを取っていたりして、やっぱり運動神経いいんだなーって。

Coyote
 「楽しんでくれてますか」「では、男の歌を、強き女よ、聞いて下さい」とか、そんな感じで。イントロでは結構大きな動作で手拍子してたあっちゃん、そのせいか客席の手拍子がすごく揃ってて大きかった。間奏で一瞬音が止まるところは特にいい感じ。
足を引きずって歩くような…死の行軍みたいにも見えたりして、体を自分で抱きしめて歌うこの歌もどんどん成長して上手くなっていく歌だなーと、背筋が震えるような感覚で聞いてます。

謝肉祭~カーニバル
 やっぱりガン見してしまう、ドクロちゃん制作現場。暗がりなんだけど、ゴソゴソしているのをつい笑って見てしまうのだ。
 昔より、そしてこのツアーの当初よりファルセットが自然な感じになってて、いい声ーと思ってた。
 前半は顔を寄せて歌ったりしてたドクロちゃんを、後半スタンドを持って自分の顔より上の位置まで持ち上げて、愛をささやくように顔を寄せ、最後は口づけてました。

Lullaby-III
 今井さんがちょっとコミカルにも聞こえるような、ピロンピロンて音を最初に爪弾いて、そこからキャバレー風のフレーズに変わる。
 今井さんがギターを爪弾く中、椅子を持ってきて真ん中に座ったあっちゃん、「お酒ちょうだい」と誰かにねだるような口調。
「こちら、ドクロちゃん、常連さん…」などと隣にいたドクロちゃんを紹介し、「なんか言って…」「いっつも黙~って…」とちょっと恨みがましい感じで、コートの裾を引っ張ったりして、小芝居のしゃべりが可愛いったら。「お酒ちょうだい」ともう一度言って、曲へ。
 今日も乾杯から酒を何杯飲むのか、あっちゃん…飲んでは後ろに放り投げる動作。一人二役みたいに椅子の左右に身体を動かして歌っていたのだけれど、間奏の「ハァー」のところを高い声を出しながら、今井さん側で足を組み、座ったまま後ろ向きでくるっと回ってヒデさん側で足を組み、歌の入る前にまた右足だけ椅子の背をまたぎ直す。その足が座ったままの位置からひょいっと苦もなく上がるのを、ちょっと感心してみてしまう。綺麗な仕草なんだもん。
「どこかで会ったメフィスト~」でドクロを見て、「お休みの口づけしよう~」と座った位置のままドクロちゃんのマイクスタンドを斜めに引き寄せてキスしてた。ここをオペラグラスのアップで見ていた私には、口づける横顔がまるで映画のように見えて、きれいなキスシーンだなぁ、と感心してしまった…ドクロちゃんになりたーい。

天使は誰だ
「ヘイ、ノリノリで行こうよ、愛、愛、ラブ、ラブ」と言って曲へ。
「ジーザス~」で膝をついて手を組んで祈るような仕草…だったかな。
マラボーをマイクと一緒に束にして握ってて、ふわふわの黒い物体に向けて声を出してる感じだった。
 最後の方で前に出ていた今井さんを右から捕獲…ちょっとギター弾きづらくないか?って感じで、やっぱり肩から手を回して「愛愛ラブラブ」。歌いながら、自分の胸やら今井さんの胸を「ラブラブ」って指さしたり軽く叩くような動作をしてた。
 今井さんが最後の「ラブラブ」の時、両手で自分の心臓あたりにハートマークを作っていて、その上をあっちゃんが指さしてたのが…軽く煩悩。

スズメバチ
 やっぱり台の上で両手を顔の上で揃えて上げて、奴隷市場…だったのは覚えてる。普通に腰を振っているその動きがえらくセクシーで悩殺ものなのに、多分この曲でもモニターにまたがってた。
「熱く甘く…」のところの、指の形がいかにもな卑猥さで、こういうのができるアダルトさはアリだと思いますが…女王蜂に奉仕する歌の筈が、なんだかされる側になっちゃってるみたいな動きが、どうなの?って、ちょっと突っ込みたくはなります。

セレナーデ
 あっちゃんは杖持ってきて、台の上に上がって歌ってて、今井さんはいつものように階段に座ってた。
「泣いたりしないで 雨はセレナーデ」ってヒデが結構大きい声でメインで歌ってて、あっちゃんはその時「フゥーウー」ってコーラスみたいな声を出してるの。前こんなだったっけ?って、今更思った。
 最後の「今夜銀河の片隅でーー」とか「夢で会えるーぅー」って2段に伸ばすところとか、身構えて聞いちゃうもん。
「夢で会えるさ」と歌いながら片足を後ろに引いて下がるような感じで、ちょっと頭を下げて、それがミュージカルみたいな動きに見えてた。

HEAVEN
「どうもありがとう」とか、感謝の言葉があって、アニィの大きい声のカウントからイントロへ。
 この曲ジャーンと音を出した瞬間から、音の組み合わせとかブレイクとか、すごくバンドっぽい感じがするのだが、それがぴたっと合うところが、すごく気持ちいい曲なんだなーって改めて思った。
 大宮より体を曲げるような必死さで声を出すようなことはしてなかったと思うあっちゃんが、それでも最後のところは聞いたことないくらい長く声を伸ばしてて、それが聞きたくて耳をダンボのように身構えてしまう最近の私です。
 これもCDの音ではもう声の伸びが足りなくて物足りない…ここもっと伸ばしてーと、CDに身悶えます。

 今井さんが最後、長く音を伸ばしてたけど、その時今井さんのところだけ赤と青と白のライトが点いてたと思う。
 今日の戻り口はヒデさん側だったらしく、今井さんアニィのドラム台の後ろから回って帰っちゃったりしてた。


 ユータがヒデ側花道まで出ていって、客にペットボトルを渡したり、お尻触られてた。

E1
Alice in Wonder Underground
 ダンドンダンドン…と入って、DIABOLOか、と頭を過ぎったのは内緒です。アリスも久しぶりに聞いた気がする。
 アリスはやっぱり今井さんのソロパートですね、あの歌い方と、「おー楽しみあーーーれ」の礼をするような仕草がたまりません。帽子姿でやるのが一番似合う気がするのよねー。あ、だから今日はやったのか…?。

絶界
 曲の前に今井さんがピロンピロンとギターを爪弾いていて、何となくアラブっぽい?雰囲気に思えて、何かなーと思ってたらこれだった。
 足元ライトを付けて、今井さんの足元を照らしたり、他のメンバーを一瞬照らしたり、客席に向けたりして、かなり長いこと無意味にあたりを照らし回ってました。
「絶界」好きなので、わたし的には大歓迎。間奏以降、早くなるパートで、あっちゃんが久々に早い手拍子をしながら歌ってた。
 最後は丁寧な感じで腰を折って礼。最後はCDとは違う、ピロピロした音弾いてますよね、今井さん。

夢魔
 イントロがかかると、あっちゃんが「ハハハハー」と高笑い。台の上に上がって黒コートの裾を翻して歌ってた。
 間奏にも「あ゛ーーーっ」というような空気を裂くような叫び声が2回、すごくいいタイミングで入ってゾクゾクした。
 アンコール前に、ドクロちゃんは分解されて赤座布団の定位置に戻り、コートも畳んで台の隅に置かれていたのだが、マイクスタンドが 台の前にあって、台の上からあっちゃんは手を伸ばしてスタンドを取り、上でコートを脱いで掛け、帽子をその上にのせるという魔王遊離…。
 そのあと曲の合間にアニィのドラム前の座布団にいたドクロちゃんを取ってきて、2体目のドクロちゃん制作…。
 台の真ん中にあっちゃんの抜け殻のようにドクロちゃんがいて、あっちゃんは軽くなった服装でステージに下りて歌ってた。
 曲がシリアスだからかギャグにならず、まるで本人とドクロがすり替わったようで、何となく面白い雰囲気だった。


 ユータさん反対側の花道で、やっぱりペットボトル渡してた。お尻は…特にふりふりとかしてなかったな。

E2
GALAXY
 イントロでなんだか「さくら」みたいな音を出してて、まさかねーと思った。
「さぁ目覚めだ~」から「さあゆっくり ほら」まで、今井さんが結構目立つ声でコーラスしていて、それに気づかせるためか、あっちゃんが横あたりにいってた。

NATIONAL MEDIA BOYS
 大宮でこの曲のイントロの音が出なかったからか、今井さんが確認するように曲前にイントロの数音を出していて、それでこの曲だとわかりました。
 今日は詞や音の間違いもなくちゃんとスッキリ決まってた。「片足バレリーナ~」でやっぱり片足立ち、ガガガって音が出てるところで、糸巻きみたいな腕をぐるぐるってする仕草もしてた。
 間奏ではまたもやユータが降りてきて、真ん中で弾いていた。

「すばらしいオーディエンス、その目が狂わせる…」と嬉しそうに客席を見てたようです。
では、紹介しますと言って「まずはギャーギャーうるさい…ボーカル、櫻井敦司です」と、自分の後頭部を手で無理に押さえつけるようにして強制的に頭を下げさせるみたいにしてお辞儀。
「そしてこちらから」とおっとりした口調で手を差し出し、「ギター今井寿」今井さん1回転して手をヒラヒラ。
「そして…こちら、ギター星野英彦ー」と、ヒデさんは片手を上げて2回ほどお辞儀。
「そしてーあちら…」と後ろへ、おや、あちらになっちゃったよ、こそあど言葉の使い方、ちゃんと合ってるね、あっちゃん。そのまま名前を呼ばないでいると客席からユータコール。それをカモンていうように手を振って煽るあっちゃん、それから「ベース、樋口豊」ーと、ユータさん何だか受け狙いっぽいポーズをしてた。「そして…ドラムス、ヤガミトール」とアニィを紹介してドラムソロへ。

LOVE ME
 メンバー紹介からそのままドラムが入って…そしてなかなか今井さんの弾くイントロが始まらない。何かトラブルか?と思ってたらイントロを弾きながら一度出てきたのに、また袖に戻ってしまいどうしたんだーと思ってたら、花道横のドアからいきなり花道へ出てきた。最初スポットもなくて、そのうちにピンスポが…。なんか、大昔にどっかでみたことのあるような、デジャブな光景なんですけど…そのままかなり長く花道滞在でした。
 間奏のメメントモリはいいね、元々そこにあったみたいに馴染んでで、違和感なく聞けてしまう。
「どうもありがとう おやすみなさい」とあっちゃんが帰り、4人がシメる。今井さんが主導してるみたいなので、みんなで今井さんをみて、ジャンジャンとあわせているのが何ともバンドらしくていい感じ。

 最後にユータがあっちゃん前マイクで伸び上がっても届かず、背伸びしてやっとという感じで「横浜大好き、また来ます」って言ってて、その後アニィが「また来ます」と渋く言って帰ってました。
 今日のドラムヘッドは今井さん側2階席前の段の下に当たって、1階席の後ろの方に落ちてました。

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 覚えてるのはあっちゃんばかりなのですが、全体に動きがあって、フロント3人は…つーか特にあっちゃんと今井さんはステージ上を絶え間なく動くんだなーと、上から見ていて思いました。
 歌いながらあちこち気にしたり、動き回りつつメンバー同士ちゃんと動きを見てる様子とか、すごい神経を張り巡らしてするんだろうなぁ…って、その上で楽しむって、どれだけのキャリアを積んだらなれるんだろうか。そんなのをずっとしてたんだねーって、改めて感服しました。
 全体のステージの演出とか照明の色遣いとか、演劇的な感じで見るには上もいいものだなーと、ちょっと面白いものを見た感じで。ただバクチクの場合はどうしても演奏者の表情が見たいところがあったりするので…やっぱり近くがいいなと思うところもあるのですよね。
 ツアーも残り5本、だんだん寂しくなってきました。川口の初日の時には、このツアーがこんな風に成長してすごいものになるとは予測も出来ず、あれから2ヶ月でこんなふうになっちゃうのかーって、しみじみ思うところもありました。
 今のところはこれが一番いいライブと思うのですが、まだもう少しいくのかな…NHKまで目が離せません。