タイトルに入り切らなかった、場所:横浜みなとみらい・新港埠頭特設野外ステージ

 

 

 群馬から直通の湘南新宿ラインに乗ったら、ボックス席の向かいの二人連れが既にフェスT、ちょっと向こうを見たらそこにもブルーのフェスTのお兄さんが座っててなんかすごい遭遇率、そこからもうフェス気分のまま横浜まで行きました。
11時近くに横浜着、どう考えても暑くなりそうな天気で、雲一つもない空。暑いと思うけど良かった、無事こんな天気で開催ができて。会場は埠頭の突端なので海でしたが、海っぽい匂いもなく潮っぽい感じでもなかった。風があったので少し涼しかった。
 結構ぞろぞろと駅の方から人が歩いているのにはビックリ、こんなに来るんだなーと思いました。人の入りも心配したんだけど、それどころじゃない、続々と人が来る。

 リストバンドの列にぐるっと一回り並んでリストバンドをもらう。チケットの半券は回収されずに、その真ん中にフェスのドクロ柄のついた青いスタンプが押してあったて、記念スタンプのようだった。
 入口でペットボトルは没収されて、ゲートの中に入ると既に屋台と物販は長蛇の列でした。1時に近かったので物販はあとで行くことにしてとりあえずブロックに入ると、大きな足場を組んだステージに照明が付き、左右にはスピーカー、真ん中にステージ、スピーカーらしきものの前は左右とも端まで歩けるようになってる。ステージ真上には大きなスクリーンがいろいろな情報やバンドの名前、演奏中のバンドの人を映すようになっていて、後ろでもよく見えそうな感じ。ブロック内は半分ぐらい埋まってる感じで後ろはまだだいぶ余裕がある。


 前方左側A-1ブロックの左側の海の上には「マリンシャトル」と書いた船が一隻、普段は水上バスになってるみたいですが、それが出演者の楽屋兼休憩所らしく、船の前方はカーテンが引かれてて、控え室とか支度部屋なんだろうけど、後ろ側の2階は、屋根はあるけど窓ガラスのない展望室みたいな感じで、そこから出演者がステージを見られるようになってるようでした。
 一番最初から今井さんが青っぽいアロハみたいなシャツでいて、その真ん中陣取ってステージを見ていました。アニィとかユータらしきメンバーの影もちらちら動いてた。ビールらしきものが給仕されてテーブルに置かれ、既に一杯やってますって感じ。何だか船の楽屋ってのも楽しそうですね。

 1時ちょうど、スクリーンに清春さんの名前が写り、ボーンと舞台前から爆発の特効が。出てきた清春さんは大きめのブルーグレーに銀の柄の丈長めのTシャツをダボッとはおり、下は細身のパンツ、コサージュの付いた赤っぽい麦わら帽子をかぶってました。
 一発目に…「一緒にやります」と言っていきなりあっちゃんが登場。あっちゃんはフェスのホットピンクのTシャツにひらひらした丈の長い黒い上着、黒っぽいズボン、ニコニコ笑みを浮かべて二人で肩を抱いたりして親しそうに楽しそうに、「JUST ONE MORE KISS」を歌い合ってました。清春さん、肩に手を置いていいのか遠慮がちで…手がドラえもんの手(グー)になってたのが微笑ましかった。
 「月夜に甘い口づけ~」で顔が寄ってったなと思ったらあっちゃん、清春さんのほっぺたにチュッと口づける。清春さんも顔が寄っていったので予想はしてたのかな。その瞬間会場から「キャーッ」と悲鳴が上がってました。
 もうしょっぱなからスクリーンに映る機嫌良さそうな綺麗なあっちゃんの表情に釘付け。メンバーもフェスを楽しもうとしているような思いが感じ取れてすごく嬉しかった。
 1曲終わってあっちゃんが引っ込んだあと、「俺、このあとスゲーやりづらいじゃん」とかいいつつ、「輪廻」「忘却の空」「少年」を披露、最後の方、暑いのかTシャツの片方の肩を首のところから抜いて、タトゥーだらけの肩出しになってた。4曲がもう終わりかと思うくらい呆気なかった。もう少し聞きたい感じがしました。

 セットチェンジは人数が多くて素早くて、音チェックまであっという間に完了してました。5分かからないくらいで、すごい手際がいいなと思ってみてました。あっという間に次のバンドのセットになってる感じ。そこで一度出て水を補給しに出たのですが、物販凄い混んでた。休憩所も空きがなくて、すごい人混みでした。
 あとはまったりのんびり聞く感じだったので、覚えているところだけの印象を。

「RUNAWAY BOYS」
 Kyoさんが出たあたりで戻って、何年ぶりにKyoさん見たかなー、金髪で肩ぐらいの髪に。丸い山高帽みたいな帽子をかぶっていました。相変わらず10年前と同じような口調で煽ってて、「MONSTER」良かったです。

「Age of PUNK」
 曲は知らないのでボーッと聞いてました。最後に今井さんがゲスト、「夢叶えちゃっていいですか」とアサキさんが言ってましたが、今井さんとの共演は夢だったんでしょうか。
 今井さんは前ツアーの黄色いシャツに白ジャケット姿で出てきて1曲、左右端まで走っていってギターを弾き、休憩所の方を見てひらひらと手を振ってたりして、こちらもなんか楽しそう。

「ATTACK HAUS」
 ボーカルが男性と女性の二人、出てきたときに全員大きな目玉みたいなのを付けてきた。
ギターの人は目のところを横一線青く塗っていた。赤っぽい茶髪のお姉さんの声がちょっと不思議な感じ。今までの中ではこれだけなんか異質なバンドという感じ。

「遠藤ミチロウ(M.J.Q)」
 白いジャージみたいな帽子をかぶったTシャツ姿のミチロウさん、本当に50過ぎかと思うくらい若々しく見えました。曲は歌うというより叫ぶとか朗読みたいな感じだけど、アコギ2本とドラムだけなのに何だか迫力の音、そして貫禄がありました。最後に今井さんが1曲登場、白いシャツに赤いマフラーを胸元に三角に結んでいて白のスタビ、並んでいて先輩方の迫力に少し押されてる感じがしました。

「THEATER BROOK」
 ドラムが出てきて、キーボードが出てきて、ベースが、そしてタイジさんが出てきて、そのまま延々長いプログレ。メンバー同士顔を見合わせて楽しそうに合わせてたけど、客席はちょっと棒立ちだった。「俺たちがやってことがわからなくても全然オッケー」とか言ってました。途中「あの空は青すぎる」とか、「あーいしてる」とか、「胎児」の一節を叫ぶようにしている。あっちゃんが出てくるのかと一瞬期待したんだけど、横の船の2階ではそれを見ていたあっちゃんが苦笑してる、これは出てこないねって感じでした。
 楽器を弾き倒して帰る感じのパフォーマンスでしたが、個人的には「六月の沖縄」と、あと2.3曲ちゃんと歌のある曲が聴きたかったなと思った。タイムテーブルを見ると長そうなのに、インストっぽいものを2曲ぐらいであっさり退場した感じ、すごく短かった。

「土屋昌巳」
 何故にシアターさんが早かったのかと思ったけど、次の土屋さんの前のセッティングが少し時間かかってました。土屋さん以外の出演者本人が出てきて、音合わせしてて、パーカッションのスティーブさん、結構神経質な感じで音を合わせてました。ドラムのしょうこさんもTOKIEさんも、美人さんで、土屋さん両手に花だなーって。
 出てきた土屋さんは、7月のZEPPでもやった「ダンダダン」をやり、おっとりした口調で、「今日はお天気でよかったです」と言うようにしゃべりだし、「今日のステージは台風の中、スタッフが3日もかけて作ってくださったんですよ」と謝意を示して左右に手を合わせてました。「だから僕も今日はよそいきで来ました」と、今日の装いは白いブラウスに黒の舞踏服風王子様上着だったのです。「暑い…でもそんなの関係ねぇ」と「クモとスペインの海賊」を演奏。そのあと他のメンバーを紹介してはけていき、最後にこの間もやった「光はみんなに同じだけ届く」というような歌詞の弾き語りを1曲。ギター1本でも聞かせる演奏をしてくださった土屋さんでした。
 土屋さんの前にあった譜面台みたいなギター操作卓に、中国の毛沢東さん?みたいなステッカーが貼ってあったのがスクリーンに映って、それがちょっと気になった。

「abingdon boys school」
 セットチェンジで、ローバーミニの車の前半分みたいなものが真ん中に置かれて、何かと思ったら、西川さん用のお立ち台だった模様。
 立ちっぱなしで足が痛くなったので、トイレと飲みと食事に出てしまったので、トイレとか休憩スペースでスクリーン見たり音だけ聞いてました。
「20年前に東京に出てきて、同じ事務所でお世話になって…」って感じで、MCしてました。西川さんの「ドレス」、私は結構好きだな。

 5時過ぎから日も影って少しずつ暗くなり、観覧車とかランドマークタワー、ホテルの縁や窓に明かりが灯り、左側にきれいに見える。いいロケーションだなと思いました。

「Rally」
 GLAYの人はあまりよく知らないのですが、ドラムがモトカツさんで、ウエノコウジさんがベースとか、曲もわからず見てました。英語の歌だったんだけど、何かのカバー?なのか。
 帽子をかぶってたギターの人は黒いマニキュアしてた。ウエノさんのシールドが電話機のようにぐるぐる巻いていたのが気になってしまいました。こういうのあんまり見たことない。最後にMCUさんが登場して1曲やってましたが、声が通る、舌が回る感じで、MCUさん歌うまいんだなと思いました。

「J」
 おらおらいくぞーって感じで始まって、途中で「BUCK-TICK兄さんたちに届くように」と何度も声を出させてました。「気合い入れろー」系の煽りはちょっと苦手なのですが、その様子をスクリーンが映してて、客席の様子にこれはすごい人がいて、かなり一大フェスの様相を呈していると…それまで人はいるけど、そんなにぎっしり人がいるとは思ってなかったんで、結構ビックリしました。
 恒例のように途中でライターに火を付ける客席のファンたち、Jさんはかなり盛り上がってました。

「MCU」
 ここのチェンジで、既に後ろにはB-Tセットが出てきていた。アニイのクリアオレンジのドラムセット、真ん中にDJの人がいて、MCUさんが出てきて、ラップっぽい感じを交えて歌ってました。2曲目かな「ROMANCE」のイントロに合わせてラップを入れてて、へえーと思った。3曲目の普通の歌とラップが入り交じる曲では、両方歌えるのは強みなのかどうかとか、口が良く回るなとか、いろいろ考えてました。
「ちょっとアウエーで」とかぼそっと言って、手拍子をしてくださいというように手振りをすると、客席も手拍子、「あったけー」とぼそっと言った言葉がなんかかわいらしかった。たしかMCUさんも爪に黒いマニキュアしてました。

「KEN ISHII」
 DJって、レコードの卓を使って何をどうする人なのか、私にはよくわからないのですが、常にあちこちのつまみをいじったり、盤を回したりしめたり、テーブルの上に4台くらいプレイヤーが並んでいた模様。すごいことしてるのかも、とは思いました。音は気持ちよくて、ずっと聞いていました。

 そこからそのままB-Tのテーマになり、SEの中メンバー登場。ユータ、ヒデ、アニィが出てきて、今井さんは出てくるなりギターをギュンギュン鳴らしている。やる気満々て感じ。
 そしてあっちゃんが出てきて…一瞬絶句。あっちゃーん、そのお衣装はーっっっ。ここまでフェスでいろいろなバンドがやってきて、その大トリだよ、今日の主賓だよー…それが何とも微妙な衣装で、よそのバンドのファンの方にもどう思われるかと…(泣)。

 アニイが白で、襟に黒っぽい縁取りのある上着、ユータがその反対に黒っぽい上着に襟が白い縁…これってお揃い?
ヒデさんは黒っぽいTシャツ、チェーンでぶら下げるネクタイみたいなやつ、黒い上着、黒っぽいズボンだかGパン、今井さんは赤のジャケット、中は紫のフリル付きブラウス、下は赤に白のプリント花柄みたいな、デニム?の細身ズボンを赤の長靴みたいなブーツにイン。今井さんが赤の時は気合い入っているとか…今日はスゴイ気の入れようなんですね。
 そして「問題の」あっちゃん。頭はヒョウ柄のストール被り、首の下で結んでいる。上は白の肩に肩章みたいな飾りが付いた半袖のパフスリーブみたいなブラウス?というのか、それにベージュのエナメルっぽい手首までの手袋?長さは二の腕ぐらいで、ブラウスの中に隠れてて、上から着ているのかと思った。下は袖と同じ素材と色の細身のズボンにスカートみたいなモノがついている。前で半端にベルト止めっぽい感じになっている。色も微妙なら形も微妙だし、似合ってるとは思えない…普通に黒で良かったのに、どうして誰も止めてくれなかったのかと…。

 KEN ISHIIさんはもう一曲、「Baby, I want you」まで後ろでプレイして帰られました。
 あっちゃんは1曲で首の結び目を解き、マチコ巻きにしてました。それが頭から取れて、首元に巻かれてからは、少しだけ安心して見てました。だんだん服の違和感が気にならなくなってくるのが恐ろしい。

 なんて衣装ばかりが気になって記述してしまいましたが、「ランデブー」も初「アリス~」もすごい良かった。ライブで盛り上がるだろうなと思いましたが、アリスは今井さんの間奏の歌が楽しい。
 ついで「ROMANCE」のイントロが流れたとき、船の方から「あっちゃーん」と野太い声がしたような…誰だったんでしょうか。続いて今井さんがピロピロ鳴らすのでまさかシド?とおもったけど、DIABOLOでした。アリスのあとだけにもう楽しくって…。そして夢魔、最後は声が苦しそうな感じになってて、交互に歌ってる感じでした。ちょっとお酒入りすぎましたか?
 ここで8時40分、少し押してたのでB-Tも30分ぐらいでした。アンコールの出も早いなとおもったら、あっちゃん開口一番、「時間がないらしい、言葉は無用だ、愛してるぜBaby!」と言い放つ。ひぇーっ、かっこいいっ。
 そしてアンコールは「スピード」、途中で呼ばれてMCUさんがスタッフ用の黒のフェスTで出てくる。出てきたMCUさん、あっちゃんに向かって客席に後ろ向いてペコーンと深いお辞儀…拝まんばかりだなーと。間でラップみたいな歌を入れてくれて、少し歌ってました。最後もまた後ろを向いてお辞儀、その後あっちゃんと二人で手を叩き合っていました。
 そしてあっちゃんが、出てくれたバンドの名前を順にズラズラといって、「そしてー」というので、「BUCK-TICK!」とファンが叫んでいたら、「YOU!」と指を差すあっちゃん、格好いいーっ。そしてスタッフにもどうもありがとうございました、と謝意を示す。
 ラストは「JUPITER」、緑色のライトが幾筋も斜め後ろに放射されて、夜の野外で幻想的な雰囲気で…すごい気持ちが良かった。暗い空と海に吸い込まれそうな「JUPITER」でした。
 あっちゃんが耳をふさいでしゃがんだと思ったら、始まりと同じ特効の爆発、続いて花火が後ろの海の方から上がりました。花火と去っていくメンバーと両方どっちも見たいと思いながら、しばらく余韻に浸ってボーッとしてしまうくらい。花火大会で見たことないくらい、ちょっと変わった感じの綺麗な花火だったと思います。あっちゃん最後に「またあした」って言ってたけど、明日何かあるの?
 退場規制でしばらくブロックから出してもらえなかったのですが、それが気にならないくらい、さっさとここを出て帰ろうかというよりは、もうちょっと海風に吹かれてこの場にいたいなと思うくらい、心地よく寂しささえ感じるフェスの終わりでした。

 しばらくしてプロックから出られたら、ゲートのところにちらりと「ありがとう」と文字が見えた。見ているとフェスのドクロマークと「ありがとう。」「心からありがとう。」「愛してるぜBaby! BUCK-TICK」と文字が代わる代わる映し出されている。本当に…こんなところにメンバーの思いが出ているよ、こんなメッセージ一つでも出そうとするのには心遣いの要ることで、何だかすごい嬉しくて写メ撮ってきました。こういうのはなかなか考えつかないことだろうけど、最後にこんな事してくれるなんてと嬉しくて仕方がない。
 他のファンの人たちも、最後まで残って見てたんだなとか、こんなにたくさんの人とアーティストに囲まれて、フェスを成功させることが出来たこのバンドは、決して社交的ではないけど、ちゃんと確かに人の敬意とか人脈とか、そういうものを持ってるんだなと思いました。

 

で、これがゲートの文字

 

 

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 最初は何でこのバンドがフェスをやるの?なんてところから始まって、この出演者で大丈夫かとか、コンクリで日影がなくて暑くて大変そうだなとかいろいろと心配していたのですが、屋台メニューとタイムテーブルの発表で少し盛り上がったと思ったら、トドメに前日の台風直撃。
 本当にどうなることかとハラハラしながら開催の日までハラハラし通しでしたが、終わってみればイベント独特のどこか寄せ集めたような白々しさとかそういうのがなく、かなりB-Tの意志が入っていることも、スクリーンの出演者コールの声があっちゃんだったり、船でずっとメンバーが見てたり、最後のゲートの文字とかによって感じさせられて、何だかあったかいイベントって感じでした。

 ステージ上のセットチェンジは完璧に近いくらいの出来でした。人数が多くてあっという間にセッティング、音チェックをして、5分もかからないぐらいで入れ替えが終わり、機材トラブルもなく、MCUさんのところまでほぼ時間通りに進行していて驚きでした。次々とバンドが入れ替わる感じなので見ていて飽きないくらい。ステージの上に設置されてたスクリーンも大きくて画面も見やすくて、しかもカメラが結構的確に出演者を写していたので、ぜんぜん見にくい感じはなかった。
 それと横付けされた船が観覧席で、そこからメンバーとか出演者が入れ替わり立ち替わり見てたっていうのも、演出の一つみたいでお祭り感を倍増させてたと思う。普段そこに立ってる姿すら見られないメンバーとかが、普通に座って手振ったり、ステージ見なよって感じで指さしてたり…ステージを見ないと失礼だとは思いつつ、やっぱり普段とても見られない姿が見られたりするので…ついついちらちら動くピンクのTシャツ姿を探してしまいました。船の中で誰かと握手したり挨拶してたり、出演者同士が気さくな様子で話をしているのを見て、それだけでもいい雰囲気だなーって思えました。

 ただ外の物販と屋台のところがすごい混雑ぶりで、どこも長蛇の列だったり、1時半ぐらいの段階でドリンクコーナーに水がなくて、フェス公式のお水が欲しかったのですが買えませんでした。かき氷もドリンクもカクテルも一緒くたに売ってたから、すごく時間がかかってて、飲み物だけ欲しい人のためにペットボトルだけ販売列を別にするとか、もう少し手際よく販売が出来たらいいのにとは思いました。
 喫煙所はバケツが休憩所にぽつんとあっただけで、食べている人もいたし、あの混雑の中では火がすごく危険そうで吸えなかったと喫煙者の友人が漏らしてました。せめて突端のトイレの脇にでも別にタバコ吸うスペースを作ったらよかったのにね。
 トイレは私が行ったのは西川さんの時だったのですが列はあっても誘導してたし捌けは早かった、そのへんは心配ない感じでした。
暑くて大変そうだなーとは思いつつ、またやってくれないかなと性懲りもなく思ったりするほど今回は楽しかった。いい夏の思い出になりました。

 そんな余韻にしばらく浸っていてもいいと思うのに、この10日後にはアルバム出ちゃうし、2週間後にはもう次のツアーが始まっちゃうんだよね。20年てのは終わりじゃなくて、単なる通過点なんだと思い知らされるくらい、何だか忙しい展開だなと思うけど、そうして常に動いている彼らを見られるのはこんな幸せなことはない。
 御大といって祭り上げられるのは嫌う人たちだけど、20年同じメンバーでバンドが続くってこと、そしてそれが「あー、いたね」と言われる過去の人でなく今でも現役でガンガン新譜を出してフェスまでやっちゃう人たちなのだと、それを改めて実感、本当にこのバンドは希有な存在なのだと、しみじみ思いました。
 また10年後ぐらいに、今度はもう少し少ない組数で3時過ぎからにしてもらったりして、5月とか10月とかもう少し陽気のいいときにフェスいかがでしょうかね?