群馬県民になってから初めて「地元でB-Tを見る」という野望を達成できた。しかし 仕事帰りの時間からぽつぽつと降りだして、外は雷まじりの夕立雨で、さすが雷背負って富士急でライブしただけのことはあるかB-T、と一人眩いてしまった。

席は一階最後部左端、期待はしてなかったけれど結構見える、まあ上等だ。

衣装はあっちゃんは黒い長い上着で、髪はオールバックみたいに後ろに流し付けているように見えた。

一曲目の前に何か暗黒祭司のようにブツブツとマイクにむかって聞きとれないけど呟いていて、初めから何かこの間一度見たせいで進行がわかってるからか、今日は何かはっきりしててよく見えた。何の曲だか忘れたが据のひらひらを持って踊ってたり、やたらと動きが激しくて踊り狂ってて、一週聞でもやっぱりライブやった数だけ違うものなんだろうかと思った。やたらはしゃいでた気がするのは地元で張り切ってるからなんだろうか…?  

 

「チョコレート」のイントロ、あっちゃんの声とドラムから入って、そのあと全員がかぶさってくるあの入り方が好き。あと「lN」とか、マイク持つ手がだんだんとHっぽくなってたり、腰付きが危なくなってくとか…。何だかそんなこんなでやっぱりあっちゃんしか見てません。あ、そういえぱ今回のツアーって今井くんのギター、ノイズしか出てないような気がするのは私だけでしょうか? 
あとは「SANE」のラストがかっこよかったとか、やっぱり「Tight Rope」が好きだわとか、何か手を組んでうるうるしながら見てた感じ、今日はすごくノリがいい。一番後ろなので客席を見てるとみんな手を振り上げているように見える。このところノれない曲ばかりだったから余計なのかもしれないが。 

 

「えっとねえ、なんの話しようか、群馬だし…」といって春にレイモンド・ワッツが来て、一緒に飲んだというMCをしてくれた。客席から「酔った?」と声がかかると「うん」と、なんかぼそっとしたその舌っ足らずなしゃべり方がやけに可愛かった。「くだらねえ」がレイモンドの口癖でしょっちゅう言ってて、「くだらねえ」…ってそういう感じのときこの歌を、と言って「LION」。あと「なんか淫らに踊ってしまっているけど、そっちはどう」…とか。「いいぞ、何かいいぞ」とか。今日のあっちやんはよく喋った。声は相変わらずあんまりベストとはいえない状態みたいで、「JUPITER」はちょっと悲しいと思ってしまう。だって高音が出ないとあの歌厳しいじゃないですか…。

「COSMOS」の前に「この曲はきららに捧げよう」とMC、アニィの娘さんだよね、6カ月くらいになるはずの。うんうんそうかーやっぱりあっちゃんは子供見て作ったのかこの歌、となんか一人で納得してました。子供の小さい手、という歌詞からいつも私が自分の子供の笑顔を想像しつつ聞いてたせいで、「子供というものに未来を託す歌」という感じですごくきらきらしかったから。聞いててなんかうわ一っと震えがくるくらい、この日の「COSMOS」は格好よかった。
アンコールの2回目は「Ash-ra」でした。

今回ってやけに歌いましょう、踊りましょうって歌詞多いよなあと思ったのだけれど、そう思いません? 
今回は2回終わってもアンコールの声が大きかったのにおまけはやってくれなかった、群馬なのに。

でも気持ちの良いライプなので満足、良かったよ一群馬ライブ。