●出演順
SOFT BALLET
MAD CAPSULE MARKETS
THE YELLOW MONKEY
LUNA SEA
BUCK-TICK
●セットリスト
SE~JUPITER(SHPELESSバージョン)
スピード
悪の華
Madman Blues-ミナシ児の憂鬱-
d.t.d
VICTIMS OF LOVE
キラメキの中で…
太陽ニ殺サレタ
JUPITER
die
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夏休みも最後、そしてLSBも今日でラスト、大阪城ホールは去年のツアー初日以来で何だか懐かしい。お昼に着いて梅田などをぶらついていると黒服さんがぞろぞろ歩いている。ホールの前はダフ屋が盛況、屋台からテキ屋まで3つまとめて稼ぎ時ですね。
席はスタンド真っ正面、アリーナの様子はよく見えるが、ステージは遠い。トップはソフバ、そしてマッド、イエモン、ルナシー、B-Tの順。ホールの中が森岡さんの手振りに合わせて揺れるのはなかなか壮観、イエモンは「いつかこのホールで単独ライブやります!」って宣言してた。
ルナシーが終わった時点で9時、私は10時の夜行バスを取っていたのだが、ここまで来て本命見ずに帰れますかって居直って、いざとなったらどこか泊まるところを探して翌朝帰ろうと思ってた。
遠くから見ていたせいか、照明がやたらと綺麗でした。1つ1つのライトの色が違うのが、中程でちょうど良く混ざって、色が出来ている感じというか…原色でなく色の混ぜ合わせた中間色が多かった。これはライブやってるもんの勝ち?というか経験の差なんでしょうか。PAも結構濁っててスピーカーから出る音が重めだったんですけど、聞きづらくはなかった。
今回聞いてて楽しかったのは「VICTIMS~」の展開部。「鏡の前で君とまどろーむ」…なんか聞いたことあるなー、初めは聞き違いと思った。「僕はなーぜ風のように雲のように~」…おーい、あっちゃーんっ。「羽根がなーい、羽根がなーいーっ、なぜー」…何で別の曲の歌詞をこんなところで呟いているの、あなたは。それとも「ドレス」歌いたかったの?
続いて「キラメキ~」のイントロでも「僕はなーぜ風のように雲のように、あの空へと浮かぶ羽根がなーい、なーぜーっ?」と歌っていて、イントロのアニィのドラムが入ったあと、「あるわけないじゃんかー!」と叫んでた。その一言にな何だか胸のすく思いがしたというか…ああこの人ってば、と思った。これだからライブ通いは止められない。
気合いの入った「太陽ニ殺サレタ」のラストでは、「溶かしておくれよ、夏も終わる~」と叫んでいた。確かに夏も終わりです。
「今日でイベントも終わりだ、また大阪で…やりましょう」と言ってメンバー紹介、それから「今井がもうすぐ大阪にやってくる…別の男と」と、今井君が浮気しているような言い方もしてた。今井君はすぐにSCHAFTでフジマキさんとまた大阪なんですね。
「さよならジュピター」(…小松左京か?)と言って、JUPITER、この曲もまたしばらく聴けないのだろうか。照明の色合いが綺麗で、音は夢のようだった。途中で故意にか事故か、ノイズが入ってたけど。「die」は這い上がる感じがして、叫び声が力強くて安心した。天に昇っていく瞬間、ここで全てが終わってお別れで…。なのに悲しくないのは何故なんだろうね。最後は「ありがとう」と言っていくつも投げキスをしてあっちゃんが去り、ユータが赤いタオルを投げて去り、アニィがスティックを投げた。
そして私は放心したまま時間を見て、もう大阪から出てしまった夜行バスのことを考えた。さて、どう帰ろうかと…。
結局11時の便のキャンセル待ちで、何とか乗って帰れたのでめでたしめでたしでしたが、結構キャンセル待ちが多くて、そのまま前の便のチケットが有効になってて、それでどうしてバスに乗れたのか未だに覚えてないけど、最後の一人で何とかそのバスに滑り込めたのは覚えてる、お金は持ってたけどとても危ない橋でした、今でも不思議?な経験です。