実は、2月後半頃からこの留学が終わった後に、数ヶ月間アメリカでインターンをしようと就活みたいなことをしていました。

 

そこで、アメリカと日本の大学生にとって、インターンの違いを大きく感じたので、そのことについて書いていこうと思います。

(基本的に工学部に当てはまる話なので、アメリカの一般的なインターンとは異なるので気をつけてください。)

 

・J1 Academic Trainingについて

まず、交換留学生が、アメリカでお金を稼ぎながら働くことは可能です。(セメスター中は出来ないです。キャンパス内だと出来ることもある)。

 

カリフォルニア州では一般的にインターンは有給のものが多いです。そのためには、J1 Academic Trainingと言う制度を使う必要があります。これに申し込むことで、セメスターが終わってから夏が終わるまでの期間、働くことが出来ます。

 

条件としては、基本的に二つ。

 

 ・インターンの内容が、自分の専門と一致していること。

 ・インターンをする期間、何かしらの医療保険に入ること。

1つ目さえクリア出来れば、アメリカで働くことはもう目の前です。

 

 

・学生にとってのインターンの重要性

 

 日本では、アルバイトをしながら、お金を稼ぎつつ、就活の時期になったら仕事を探すのが一般的だと思います。

 

しかし、アメリカでEngineeringが専門の人は、授業があるセメスター中にインターンシップを始め、授業終わりなどにインターンシップをし(バイトみたいな感覚)、卒業と同時にその会社で働くというのが、理想的かつ一般的な流れです。

 

基本的には、学生のうちに、自分の専門と関係のある企業で長期間インターンをすることで経験を積みます。それが、Full-timeでの就職に繋がります。

 

だから、アメリカの学生にとってインターンを獲得することは、就職をすることと同じくらい重要なことなので、みんな必死です。

 

あと、土木関連のインターンもめちゃめちゃ種類が豊富です。日本だと、数日間のインターンくらいしかないよね。

 

 

・インターンを獲得するために

 

 まずは大学で開かれるCareer Fairに行き、自分の履歴書を配りまくる。履歴書は事前に準備する。

 

Career Fairとは、

 たくさんの企業がブースを出して、そこに仕事が欲しい生徒が集まり、コネクションを作る場所。そこで履歴書を渡したり、名刺をもらったりする。それが、インターンを獲得するための面接をしてもらうのに繋がる。

 

会場に入ると

 

たくさんの企業がこんな感じでブースを出しています。

行くときは、できるだけFormalな服装で行きましょう!

 

他の方法では、International の学生だと、斡旋(あっせん)会社を使う方法もあります。ものすごくお金がかかるのでしっかり調べてから、使うことをおすすめします。

 

 

・留学生がインターンを獲得することの難しさ(特に交換留学生)

 

 僕にとっての障害となったことは、

  ・これまで土木関連の職歴がない

  ・修士などのDegreeをなにも持っていない。

 

とにかく経験がある人が欲しがられるという印象を受けました。もちろん、言語の壁もあります。あと、車を運転できないのも障害になりました。

 

他には、

Internationalの学生は、アメリカ人よりも後回しにされるので、なかなか厳しい印象を受けました。(まあ、分かるけど、実力のほうももう少しみてほしいな。) 

他の専門の交換留学生も、インターンを獲得するのに相当苦労してたので、わりかし間違えてないと思う。

 

 

・もし、面接に呼んでもらえたら、

 面接に行く前に、入念な企業調べをして、なぜ働きたいのか、しっかり説明出来るようにしておく。

僕の場合は、1社から面接を受けることが出来ましたが、ダメでした。

 

友達もインターンを探している人が多いので、お互いに助け合うみたいな雰囲気はあまりなかったかな。

 

 

今回は長くなってしまいましたが、これからインターンを探す人の参考になれば、幸いです。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!では!