本当に大切なものは目に見えない。

 

はじめに

星の王子様という小説をご存知でしょうか。
小さい頃に読まれたという方も多いのではないでしょうか。
 
この本は1943年に出版された本で、
2020年の現代にも名作として多くの人に親しまれています。
また著者のサン=テグジュペリは当時パイロットをしながら小説を執筆しており、
太平洋戦争時フランス軍の部隊として戦争に参加していました。
が、ドイツ軍の兵士に飛行機を撃ち落とされ
サン=テグジュペリは1944年(星の王子さまが出版された一年後)に亡くなられました。
後々、サン=テグジュペリを撃ち落としたという事を知ったドイツ軍の兵士は、自身が星の王子さまのファンであったことから大変ショックを受け悲しみに暮れたとの話もあります。
 
 
そんな世界中で読まれ愛されている”星の王子さま”について
今回はまとめと見解を述べていこうと思います。
あくまで個人的見解ですのでご了承ください。
 
 

 

本作のストーリー

 
物語の主人公はサハラ砂漠に不時着したパイロットです。
砂漠にて飛行機の修繕中
遠い星からやってきた王子さまとの出会いから物語は始まります。
 
パイロットと出会う前
王子さまは家一軒ほどの大きさの小さな星に住んでいました。
ある日そこに美しいバラが一本咲き、
王子さまはそのバラをとても大事に育てようとしました。
しかしバラの言葉は王子を困惑させます。
それは愛情の裏返しということに気づけなかった王子さまは辟易し、
とうとう元いた星を離れてしまいます。
 
そして様々な小惑星を転々としながら最終的に地球にやってくるのです。
地球にやってくるまでに王子さまはいろんな星の住民のと会いました。
一人は王様、一人は人気者、一人は呑んだくれ、
一人は資産家、一人は街頭付け、一人は地理学者
しかし王子さまどの星の住民と話をしても全く楽しくありません。
地理学者から、地球は面白いところだと聞いた王子さまが
最後に地球にやってくるというわけです。
 
 
地球にやってきた王子さまは最初砂漠に降り立ちます。
地球に降り立って初めて出会ったのはヘビでした。
初めてヘビをみた王子さまは「君は指のように細い。」と言います。
するとヘビは「でも王様の指より強いんだ。君を遠くに運ぶことだってできる。」と
 
 
次に王子さまが出会ったのは5千本も咲くバラたちでした。
王子さまはそこでショックを受けます。
自分星だけのバラだと思っていたのに他の星にこんなにも咲いていたなんて。。
 
 
そして次に出会ったのはキツネです。
王子さまはバラの庭園でのショックをキツネに投げかけます。
するとキツネは答えます。
「もう一度バラ園に行ってみなよ。
君が大事にしたバラとの違いがきっと分かるから。」
 
 
違いがわかった王子さまは
自分の大切なバラが住む星に戻るため
最初着陸した砂漠へと戻ってきます。
そして戻ってきたタイミングで主人公のパイロットと出会うわけです。
 
最後にパイロットに出会えた王子さま
元いた星に羊を連れて帰るため、パイロットに羊の絵を書いてもらいます。
しかしパイロットは絵が得意ではありませんでした。
そこでパイロットは「これしか書けない」と下の絵を王子さまに見せます。
 
王子さまは「像を飲み込んだヘビがほしいんじゃない。羊を書いてよ」と答えます。
これに驚いたパイロットは羊の絵(箱に入った)を書いてあげます。
 
パイロットは王子さまとの出会いに
本当に大切なことを見出そうとしていました。。。
 
 
そして王子さまとの別れの時
王子さまは悲しむパイロットにこう投げかけます。
君が星空を見上げると、そのどれかひとつに僕が住んでいるから、そのどれかひとつで僕が笑っているから、君には星という星が、ぜんぶ笑ってるみたいになるっていうこと。君には笑う星々をあげるんだ!
 
そして王子さまはヘビによって遠くの星に戻ってしまう。
 
そんなお話です。
 
 
 

何を伝えたかったのか

6つの惑星の話から
これらの惑星に住む住人は上図の6つの力に取り憑かれてしまっていました。
でも、それらって本当に大切なことなの?
もっと大事にすべきことがあるんじゃないの?
といった問いを投げかけてくれる作品なのではないでしょうか。
 

まとめ

個人的な見解ですが
僕はこの作品の意図は上図の一言に尽きると思います。
 
心でしか物事はよく見えない。肝心なものは目に見えないんだよ。
 
・1本のバラと5000本のバラとの違い。
・パイロットが幼少期の頃に書いたヘビの絵。
・星空を見上げた時、王子がどこかで笑っているような感覚。
・砂漠のどこかに井戸があると思えるから砂漠が美しく見える。
 
現代の僕たちは可視化された情報や物事にあまりにも魅了されやすい。
もちろんそれが悪いというわけではありません。
自身が目に見えていない部分をもっと大事にしようということだと思います。
心で何を感じとっているか、何に美しいと感じられるのか。
真善美を持つことが大事なのではないでしょうか。
 
 
 
 
最後まで読んでいただきありがとうございました。
個人的にすごく大好きな本なので、もしみなさん感想ご意見がありましたら
ぜひコメント欄にてお願いします!