1978年、ベントリッジ刑務所のH区に収容されていた犯罪者チョッパー(エリック・バナ)。チョッパーは囚人キースを殺したことで、キースの仲間“ドッカーズ”に賞金を懸けられ、仲間からも命を狙われて窮地に追い込まれてしまう。そこでチョッパーは警察と裏取引をしてH区を脱出することに。8年後、保釈され街に戻ってきたチョッパーだったが、相変わらず危険な連中から命を狙われて…。
誰、これ・・・?↑↑↑
バナはこの役のために、体重増やしたんだよね。面影ないです。
そして、その演技力はコメディアン出身とは思えません。
金歯むきだしで、げへへ笑い。
人殺しては、その口のうまさでのらりくらりとかわして・・・
19人の殺人をおかしておいて、起訴されたのが1件のみ。それも、正当防衛で無罪。
見ていていや~な感じで、じゃあ、この映画はいったい何を訴えたいのか・・・と考えると、それも全く分かりません。・・・って訴えたいものがるのかも微妙。
でも、バナの演技は見事で、そのラストシーンに全てが凝縮されていると思われます。
「俺に殺しの理由(わけ)をくれ」
すっごいうまいキャッチコピーだよ。
ただ、怖いんだろう・・・世の中の全てが敵で全ての人が自分の命を狙っている。
信頼していた仲間にさえ裏切られ・・・
仲間っていうのも一方通行で、彼にとって他人との関わりは全て一方通行なんだろうなぁ。