「えぇ~本当ですかぁ、?!キスマークぅ?!」


「ほんと、ほんと。」


「そういえば、ここ最近は社チーフ楽しそうでしたもんね。」


「でしょう?私たちにも自分から話しかけてきたりさぁ。何かあるなと思ってたけど、彼女ができたみたいなんだよねぇ。」


「まっ、仕方ないですよ。いくらバツイチとはいえあの容姿に高収入、ヒトもいいなんて女がほっとくわけないですから。」


「あんた、社チーフのファンじゃなかったっけ?随分アッサリしてるじゃない。」


「他人のモノには興味ないんです。それに、今の優男風の社チーフは好みじゃありません。あの瞳の奥に影がある感じがスキだったんです。彼女ができて首元にキスマークなんて幻滅です!」


「えぇ、だってあの顔でハゲシイなんてツボじゃない?」


「なんですか、それ。それにハゲシイのはチーフじゃなくて彼女の方でしょう?つけたのは本人じゃなくて彼女の方なんですから。」


「はは、そういう見方もあるか。それにしても誰なんだろうね、キスマークの君は...」


噂好きなカフェのウェイトレスはコソコソと話していたが後輩と思われる方が小さく声をあげた。


「あれ、チーフですよね?!すんごく空気が淀んでるんですけど。」


先輩と思われるほうも振り向いて視線の先を追う。見るからに空気が淀んでいるのが遠目にもわかる。キスマークをつけていたのはつい数日前の話だ。いったいこの数日のうちに何があったのか。ウェイトレスたちの妄想が広がっていった。



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短いから、もうちょっとしたらもう一つあげま~す