Actually, we can slip into the past.
(人は本当にタイムスリップできるんだよ)
ある日…Emoさんはっちに絵本を買いに
本屋さんに出かけました。
ふとある絵本が目に止まり手に取った瞬間、
頭の中がめくるめくワ~プ状態になり、
なんと幼稚園の頃の自分が目の前に出現。
小さな幼稚園児のEmoが背を向けて、
その絵本の大好きなページを食い入るように見ているのです。
そう…大好きだったよ。この絵本そのページ。
もっとめくってごらん。もっともっと…
記憶という深い深い湖の底から、長い間意識の上に
引き上げられる事のなかった沢山の記憶の破片達。
その中の一つが一瞬にしてスクリューのように
舞い上り、私の目の前に写し出される。
Emoさんは懐かしさを胸に、再び湖底に目を凝らしました。
と、またある絵本を発見
この絵本も大好きだったぉ。
もしかして、この2冊は同じ人が描いてるぅ
なんと幼い頃は全く気付かづでしたが
同じ方の作品に、心惹かれていたんだと
更なるでありました。
Emoさんは迷うことなくこの2冊を買って帰りました。
で、その後どうしたかって
この不思議な体験は大変高いテンションでっちにも語られ、
今もなお新たなる記憶となって深い余韻を
Emoさんの心に残し続けているのだとさ。
めでたしめでたし・・・
でね・・・その後もしばらく、絵本との再会は続きました。
この『おいしいよ』…もそう。
『おいしいよ』
何度も何度も見ていた絵本だよ。
やっぱり食べ物描いてあるページが
お気に入りだったよう。