2011GW、極寒の北海道旅行 - vol.3 標津サーモン科学館 - | あざらし2号、全国ブラブラ日記

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ヤフブロからのお引っ越し。旅行を楽しみながら全国各地の動物園・水族館を廻ってます。

yahoo旅日記の再編集で、コチラの続きです( ..)φ

【2日目】
本来であれば、朝から「摩周湖→屈斜路湖→美幌峠経由→網走監獄orオホーツク流氷館→塩別つるつる温泉」と進む予定でした。
しかし、1日目に予定していた標津サーモン科学館に行き損ねているのです。
今回の旅のコンセプトが、初めての場所を巡りつつ、『円山動物園でホッキョクグマの赤ちゃんを見る』である以上、行かねばならないのですよ。初めての場所に!


じゃ、行こうじゃん。標津サーモン科学館へ!

そんな訳で8時半、養老牛温泉を出発。大幅な遠回りですが、カッ飛ばしたため思ったより早く到着。
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結構立派な建物なんです。前日の釧路市動物園同様、勝手な思い込みでもっとショボイと思っていたのでちょっとビックリ!入館料¥610

入口のマットにも書いてある通り、サケの水族館!
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幻の魚・イトウもいます。


大水槽には幻の魚・イトウをはじめ、沿岸で獲れる魚が展示されています。
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8~11月にはシロザケ・カラフトマスの群泳が見られるそう。
というのも、この水槽のシロザケ&カラフトマスは標津近海から直送されてくるのです。
展示期間は、以下の通り。
シロザケ:8月上旬~11月下旬
カラフトマス:7月中旬~10月中旬

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この他にアメマスもいましたよ。


そうそう、魚道水槽なんてものもありました。
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お隣りの施設からサーモン科学館を経て、標津川に辿り着く訳ですね!
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GW期間中、シロザケの稚魚が展示されていました。


館内にはいくつかクイズがあったり、パネルの他にPCやデジタルフォトフレーム等で館内紹介のようなことも行なっていました。
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川の広場では、イトウコーナー等、世界のサケ科魚類を展示しています。

これはイトウ。
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ウヨウヨいると有難みがなくなりますが、これでも幻の魚です。

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食べ過ぎで死んじゃう魚って一体…って感じですよね(;一_一)


さて、サケの水族館だけど、サケ科魚類だけがいる訳でもなく(ほとんどがサケですが)、フサギンポもいます。
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そして、チョウザメ!
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指パク体験、ビギナー用水槽。
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あざらしはこのビギナー水槽に気付かず、レギュラーサイズのチョウザメにガブリとパクつかれ…
(チョウザメ1枚目の写真がレギュラーサイズ)
チョウザメには歯がないので安全です、と書いてあるものの…おいおい、それなりに痛いって!という訳で、小さなお子様連れはビギナー用をお勧めします。確かに危なくはないですが、勢いはあるのでDASH!


ちなみに何故チョウザメがいるのかと言うと…
標津近郊に生息しているからですよ!!根室海峡で年間数匹単位で網に掛かるそうです。
こちらの水槽のチョウザメはキャビアをとるために北大と共同で養殖試験を行なっているのです。標津町にはシロザケの加工場が多数あり、頭や内蔵等の廃棄物をお金を払って処理しているのですが、その廃棄物をチョウザメに食べさせて大きくしちゃえっていう計画だそうです


サケ類の稚魚コーナーもありました。
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これはちょっと大きいな…
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丁度、職員の方が作業中でした。
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サケには色々種類がありますが、稚魚の段階ではあまり見分けがつきません。少なくともあざらしには見分けがつきません


期間限定の展示もありました。
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クイズもあったり、案外楽しめました。


それにしても、ココはパネルや標本を見るだけでも十分価値がありますわ。
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水族館としてはものすごく地味です。でも見応えはあります。


天気が悪かったので展望台からの景色は微妙でしたが、晴れてると知床連山や北方領土国後島も見えるそうです

標津は知床への玄関口。
放流体験、人工授精、解剖実習etc、教育活動がとっても楽しそうです。もし興味があれば知床のついでにぜひ立ち寄ってみて下さいチョキ


コチラの標本が待ってます。
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