超久々にyahoo旅日記を再編集up!本人もすっかり忘れてた1年ぶりのカンボジア編です
「バンテアイスレイ・クバールスピアン・ベンメリア1日ツアー」に参加!
クバール・スピアンをあとにして向かった先は、またまた世界遺産・アンコール遺跡よりベンメリア。
遺跡間の移動時間は覚えていませんが(確か30分位)、ガイドブック情報だとシェムリアップからベンメリアまで車で1時間半~2時間。
さて、これも『地球の歩き方』より、クバール・スピアンと同様「山賊に遭う恐れあり」「周辺で地雷撤去作業中」のため、信用のおける旅行会社の車をチャーターしガイドを付けること、だそうです。
実は、旅行中に訪れた全ての遺跡の中で一番印象に残っているのがココ、ベンメリア。
ベンメリアはアンコール・ワットから東へ直線距離で約40km、現在も修復されぬまま森の中にひっそりと眠る巨大寺院です。
クーレン山南東の石切り場に近く、良質な砂岩で丁寧に造営されたこの遺跡は「花束の池」という意味を持つそうです。
三重の回廊、十字型の中庭などの伽藍配置をとり、環濠幅約45m、周囲約4.2kmと規模は少し小さいものの、アンコール・ワットと類似点が多く「東のアンコール」と呼ばれているんだとか。
ちなみにココはアンコール遺跡群の入場券は必要なく、その代わりに遺跡手前でベンメリアのみの入場券を購入します。
お値段は5US$。
遺跡の入口までてくてく…
お決まりのナーガ。
ウシはどこに行ってもいるなぁ。
これ以降の写真は順不同。
この遺跡、観光客が少なく、現地の人の方が多かった気がします。
崩れている箇所も多く、歩ける範囲は限られています。
そりゃ、これだけ木が侵食すればね…崩れるわ。。。
さて、上記した通りこの遺跡が一番印象に残っています。それは終始カンボジアっ子達が我々について回っていたから。
この子達は入口付近からずっとついてきました。
ちなみに彼らは歩きながら遺跡について説明してくれます。きっと毎日のようにガイドさんが観光客に説明しているのを聞いて、何となく単語だけ覚えているんだろうな。君達、せっかくだから今後ガイドになったらどう??
(ソカーさんから「あの子達が○○と言っているのは間違い」と何度か補足説明がありましたが…)
カメラを構えれば大体フレームインしてきますし、ポージングは勿論のこと、撮影後のモニターチェックも当然しましたよ(笑)
いい目をしているなぁ!こちらも楽しみながら彼らと進みました
ん、この辺の崩れ方はそれ程ひどくないかも。
レリーフもチラホラあるんです。
さて、木の侵食を受けているものもあれば、回廊内部に崩れ落ちているレリーフもあります。
「乳海攪拌」が描かれています。
この階段なら歩くのにまるで問題なし!
よ~く見ると、カンボジアっ子が紛れていますね
上記した通り、とにかく木の侵食があり、そして崩壊しています。
ここはあまり崩れずに綺麗に残っていますね!
やや難関?ここを下ります。
ここではお付きの子供達が補助してくれましたが、余計怖かったです。
危ないよ~!
ここに限らず、段差という段差で、彼らは我々の手を掴んできました。助けてるつもりらしいですが、余計怖いんですわ
クメール建築と言えば連子窓。
内部はもちろん暗く、ここから外を眺めてみたり。。。
かつての環濠も今やこの有様。
この崩壊っぷりですが、よ~く見ればテバター像の彫刻だってあるんです。
崩壊しながらも美しい遺跡、ベンメリア。
他のアンコール遺跡とはまた違った魅力でした
遺跡入出口付近でガイド役のカンボジアっ子達とはお別れ。去り際に「1US$、1US$!」と手を差し出しながらついてきました。
うん、やっぱりね。そんな事だろうとは思ったわ。無視する皆。私は「No money!」とニッコリ答えてみました。案の定、蜘蛛の子を散らすように去っていきました
そう言えばアンコール・ワットでもアンコール・トムでも、どこの遺跡も入口付近では子供(見た目からすると7~20歳位の幅広い年齢層)がカンボジアシルク製品や小さなガイドブック(もちろん日本語版もある)を持ちながら日本語で「安いよ!買って!」とついてきました。彼らはモノを売ろうと必死だったけど、ベンメリアでは子供達がお遊び程度にくっついてきただけ。
きっとベンメリアの彼らは今日も遺跡の中で観光客を相手に同じことをしているでしょう。旅したのは2009年だから、人は入れ替わってるだろうけど(笑)
彼らは貧しいのだろうけど、他の遺跡にいた子供達と違って目がキラキラしていました。
ベンメリアが旅行中一番印象に残った理由って彼らの目なんだろうなぁ。
この遺跡で本日のツアーは終了!あとは2時間のドライブでシェムリアップまで戻ります。
(実際はそんなに時間掛らなかったかも。だってドライバーの兄ちゃん、田舎道では80km以上出してましたから。バイクやチャリが目の前にいたらクラクション鳴らしまくりで抜かしていきましたし。)
とりあえずホテルまで送り届けてもらったら一度荷物を置いてしばし休憩。ガイドブックでオールドマーケット近辺の主だったお店の位置を確認。
本日の夕食はカンボジアの街中で食べようと決めています。そんなちょこっと街歩きと夕食は次記事で…
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