子どもと昔話 第26号 @ うさぎ! 第二話
Ozaken's is comin' back!!
先日お伝えしました、小沢健二氏の"うさぎ!"ですが。
やはり物語、最初から読んでみることにしました。
とはいえ、第一話が掲載された、
子どもと昔話第25号は廃刊で入手できないようです。
まぁ気にせず第二話掲載の第26号を書店で取り寄せました。
まずは、率直な感想をお伝えします。
親戚と正月にひさびに会い、どこか照れくさくて目線を外し・・・
「をぅが(拝)んどぅー(遠)さいびーたん」「おひさしぶりです」 って感じです。
彼がすぐ近くに感じられる作品でした。
これは「犬」を初めて聴いたときの感覚。
野音で初めて彼を見た時の感覚。
それらと同じ感覚です。
せっかく自分の足を持って生まれたのに、
他人におんぶにだっこのような、"灰色"に疑問すら持たない人々には、
きっとこの親近感は無縁でしょう。
ネットで検索すると、うさぎ!の感想が、ちらほらと読めるのですが。
批判されている方、そもそもこの作品の意図がおわかりではありません。
主人公の"きらら"と同じくらい登場する、"灰色"。
みなさま"灰色"を資本主義と解釈されています。
解釈は自由ですが、第一話にそのように明記されているのでしょうか。
シーケンとしての解釈はすこし違います・・・
ここでいう"灰色"は、そのような主義、
云わば指針やアメリカの受け売りなんてのよりも。
もっと特定の集団による意図的、人為的な支配のようなもの、
具体的には、戦後の行政・お役所・ガバメントの政策・施策あるいは、
実体そのもの、為政者(官)のことであるとおもいます。
そして、この第二話は、
この国のすでに出来上がってしまっている、
その"灰色"のつくり上げた"仕組み"に対し、
まずは、「違う」ものは「違う」と問題定義をしています。
この作品、まだ一話分しか読んではおりませんが・・・
作者の健二氏がなにを意図しているのか。
シーケンなりにすこしわかった気がします。
きっと、現在の、現代の、真理を教えてくれているのですよね。
私のような、幼稚な大人にむけて。
ちょうどいい季節でしたね、物語の始まりには。
哲学書にするのでは決してなく、
わかりやすい言葉を使い、童話として。
ひらがなも多くて助かります。
印象に残ったところ抜粋しておきます。
"腹が立つ。 寝る。"
"人の社会をなおそう・・・。 星をなおそう・・・。"
はだしの少女きらら。
なんとなくキジムナーを連想しました・・・
思いのほか近くにいらしたんですね、健二さん。
社会をどうやって変えていこうとするのか、
新たな提案がこれから先の話で展開されるとうれしいです。
とりあえず、まずは白で塗りつぶしてしまいましょうよ。灰色。
開けちゃいましょう!!本当の扉。
いつかのようにCMなんて出ませんよね。
今度はプリウスあたりで。
二度読み直して、歌詞のひとフレーズがリフレインしました。
「ねえ本当はなにか本当があるはず」
