ベスト16を2回にわけて4試合ずつ。
ブラジル×チリ コスタリカ×ギリシャ
両試合まさしく死闘に相応しい内容でした。
チリはあわやブラジルに勝つ寸前まできましたね。
ギリシャも先制されてから追いつき、その後は押せ押せで延長も戦いましたが、チリとともにPK戦で力尽きました。
コスタリカは退場者を出しながら10人でよくしのいでのPK戦、そして勝利。
コロンビア×ウルグアイ
噛む人がいなくなったウルグアイは精彩を欠いたのか、あるいはコロンビアが良かったのか。
前回大会得点王フォルランとコロンビアの新エースバルデラマの後継者ハメス・ロドリゲスという新旧南米のエース世代交代という結果になりました。
ハメスが2得点で試合内容もコロンビアが圧倒、90分で決着をつけたのも、PKまで戦い抜いたブラジル相手には好材料となるでしょう。
オランダ×メキシコ
スコアが動いたのは後半からですが、試合を通してみるとメキシコが優勢だったように思えます。
オランダは前半早々にフィルター役のデヨングをけがで交代しなければならなかったのは大きかったですね。
後半の頭にメキシコが先制、その後もオランダは効果的な攻撃がないまま時計は進みますが、今大会決して好調とは言えず、この試合でもいまいちだったスナイデルが同点に追いつきます。
そこから5分ほど、試合終了まであと1分もないと思われる時間帯でファン・ペルシと交代で入った今大会初出場のフンテラールがPKで勝ち越し点。PKを獲得したのはロッベンですが・・・ファウルには疑問が残るかなぁという感じはあります。
試合終了間際に天国と地獄が入れ替わるそんな試合でした。