ここ数シーズン、古豪の復活が最盛期を迎えている。
イングランドのリヴァプールやイタリアユヴェントスなどは早くからその兆候があったが、他にも続々とリーグ上位や国際大会上位進出が顕著になっている。
リーグ別に見てみよう。
イタリア:現状ではフィオレンティーナ、ラツィオ、ウディネーゼの3強が支配しているものの、古豪のインテル、ユヴェントスも上位争いに加わり新旧対決から目が離せない。ACミランはいまいち安定感に欠き、数シーズン前に再浮上しかけたもののUEFA杯圏内が精一杯か。
最強クラブと言われたレッジーナは完全に衰退期。
スペイン:リーグ優勝争いをしているのがマジョルカと、最盛期でもRマドリー、バルサに注ぐ3番手扱いだったヴァレンシアだ。上位を狙うにはもうひとつ安定感がほしいのがDPラコルニャ、ラシンC、ヘタフェ。
名門レアル・マドリーはここ数シーズンはUEFA杯に出ることもままならないのが現状、バルセロナは50シーズン近く上位を維持し、名門と呼ぶに相応しいクラブである。 まずはUEFA杯で決勝まで駒を進めたのがマンチェスターUだ。ここ5シーズンUEFA杯と欧州CLを行き来している。今季は欧州CLからUEFAに回っただけに、欧州CLグループステージ突破もそろそろ近いのではないだろうか。
イングランド:アストン・ヴィラとポーツマスが熾烈な優勝争いを演じるのがここ数シーズンの流れだが、それに追い討ちをかけるのが旧4強。
4強のリヴァプールも昨季は3位、今季は2位と50シーズン近くリーグ上位を保ちつつ、ついに優勝に手が届くところまで力をつけており、スペインのバルセロナと並ぶ名門をアピール。
アーセナルも昨季まで振るわなかったものの今季はいきなり5位と上位につけ、来季以降もこの調子であれば古豪復活と言えるのではないだろうか。
一方振るわないのがチェルシー。
ドイツ:毎年複数のクラブによる熾烈な優勝争うが繰り広げられている。BレヴァークーゼンやVfBシュツットガルトがその筆頭で、他にもシャルケ04、Wブレーメン、新鋭のニュルンベルクがそれに加わる。しかし、古豪バイエルン・ミュンヘンも調子を上げている。昨季はUEFA杯へ、そして今季は欧州CLからまわったUEFA杯でベスト4進出。
レッジーナから世界最強クラブの名を奪ったAビーレフェルトは下火、昨季こそリーグ制覇をしたものの完全復活には程遠く、レッジーナ同様衰退期を迎えている。
過去リーグ制覇の経験もあるBドルトムントも復活の兆しはなく、降格圏を脱出するのが毎年の目標だ。
フランス:メツ、マルセイユの2強体制が確立され、ASモナコやリヨンがそれに続くと言ったかたちだ。強豪、中堅、下位が大きく代わり映えのしないリーグである。バスティア、リールあたりに安定感があれば更に盛り上がるとは思うのだが。
オランダ:PSVの独走が20シーズン以上続く中、新鋭デン・ボッシュや国内で安定した力をもつAZ、ヘーレンフェーンが2位グループ。フェイエノールト、アヤックスが全盛期の力を取り戻せば欧州CLとはいかないまでもUEFA杯の上位進出が狙えるはずだ。