FIVB Nations League 2024 全試合結果　第２０日　準々決勝第２日

試合を見られませんでしたので、どんな感じだったのかは分かりませんが、スタッツからしますと、アメリカは予選ラウド第３週と同じメンバーで臨んでおり、ほぼフルに近い構成だったようです。そのアメリカをストレートで下すのですから、イタリアの強さは本物ですね（但し、アメリカはセッターのポルタ―選手（２）が入られていませんので、オリンピック本戦ではまたかなり変わるかもしれませんね）。

この試合では、エゴヌ選手がチームNo.1のアタック得点１７点（効果率４６．８８％。加えてブロック２本にエース１本）で、大活躍だったようです。

いよいよイタリアが本調子になってきた感じですね。

２０：３０（２２：３０）　　ポーランド　３－２　トルコ

第１セット　２０－２５

第２セット　２５－２２

第３セット　２５－２０

第４セット　１９－２５

第５セット　１５－１１

（Match Center）

https://en.volleyballworld.com/volleyball/competitions/volleyball-nations-league/schedule/19056/

（スタッツ）

https://en.volleyballworld.com/volleyball/competitions/volleyball-nations-league/schedule/19056/#boxscore

https://www.fivb.org/vis2009/getdocument.asmx?no=256676234

（Volleyball TV）

https://tv.volleyballworld.com/live/260976

https://tv.volleyballworld.com/video/651975

（Highlights）

https://tv.volleyballworld.com/video/651979

この試合は、第４セットの終りのあたりから観戦しましたが、もの凄い盛り上がりの激しい試合になりましたね。結果、ポーランドがトルコをフルセットで下す結果となりました。

ポーランドは、予選ラウンドの最終戦で中国にストレート負けを喫し、そこまで快調に来ていた流れを断ち切れらた印象がありましたが、このトルコとの接戦の激闘で、再び気持ちが入った感じですね。ポーランドも非常に強いです。

https://ameblo.jp/seagullsfan/entry-12856170279.html

トルコは、今回の大会中に世界ランキングを１位から３位に下げる結果となっていますが、トルコはバルガス選手（４／ＯＰ）次第のところがある感じはしますね。

この試合でのバルガス選手は、アタック得点３９点（効果率３０．９１％）、ブロック得点が何と７本、エースが３本と、もの凄い活躍でしたが、しかし、この日のトルコは、バルガス選手にセットが集中しすぎた感じはあり、ポーランドの狙いすましたブロックにやられる場面も多々ありました。チームNo2のカラクルト選手のアタック得点が１１点（効果率６．０６％）でしたので、少しバランスが悪かったかもしれませんね。

しかし、ポーランドは本当に強くなりましたね。わずか２年前までは、ランキング１０位にも入っていなかったと思いましたが、急激に強くなり、今やランキングトップを争うところまで来ましたから、もの凄いです。スティシャク選手（９／ＯＰ）とコンコレフスカ選手（５／ＭＢ）の圧倒的な高さと厚みが魅力のチームのように思いますが、他の選手も目立たないところでキッチリと活躍するのですよね。急激にトップレベルまできましたから、先日の中国戦でのストレート負けのように、まだ上位層での経験が薄く、少し脆さがあるのかもしれないと思う点が現時点の唯一の弱点かもしれないと思いますが、その克服も時間の問題のような気がしますね。

この日の２試合は、４チームが全て、世界ランキング５位までに入っている強豪同士の対戦でしたので、この２試合の結果、ランキングが動いたかもしれないと思って見てみましたが、順位自体にはまだ変更はありませんでした。しかし、点差は詰まってきていますので、この先、準決勝、決勝の結果の間に変動する可能性は十分にありますね。参考に現時点の上位チームのランキングを残しておきます（なお、オリンピック出場チームに、五輪マークが付けられました）。