2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・試合開始前、整列
さて、5月14日(土)から、約10日間にわたってもの凄い激闘が繰り広げられてきた2016リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選(OQT)も、いよいよ今日が最終日となりました。
今日は、日本は、ヨーロッパ予選の2位のチームとして今回のOQTに参加してきた強敵オランダと対戦しました。
昨日の時点で、すでにリオ五輪出場チームは、イタリア、オランダ、韓国、日本の4ヶ国に確定しましたが、今日もし日本がオランダに勝つことができれば、日本は、韓国を抜いて3位になり、アジア最上位国としてリオ五輪の切符を獲得することになります。
また、仮に日本が今日オランダをストレートで破れば、セット率でオランダも抜いて、イタリアに次ぐ全体の2位でこのOQTを終えることができる状況ですね。
すでにリオ五輪の出場自体は決まった火の鳥Nipponですが、ここはぜひとも有終の美を飾るぺく、またこの先のリオ五輪本戦のためにも、この強敵オランダには勝っておきたいところです。
そのオランダ戦の結果は、後記のとおりでした。
なお、日本戦に限らず、OQTの全試合の結果は、以下の各記事に記載してあります。
「2016リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼任アジア大陸予選 全試合結果①」
http://ameblo.jp/seagullsfan/entry-12158438405.html
「2016リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼任アジア大陸予選 全試合結果②」
http://ameblo.jp/seagullsfan/entry-12158444834.html
「2016リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼任アジア大陸予選 全試合結果③」
http://ameblo.jp/seagullsfan/entry-12158445238.html
2016リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7戦(最終戦)
2016年5月22日(日)
東京体育館
日本 3-2 オランダ
第1セット 20-25
第2セット 25-13
第3セット 21-25
第4セット 32-30
第5セット 15-11
(ライブスコア)
http://worldoqt.japan.2016.women.fivb.com/en/schedule/7090-netherlands-japan/match
(Youtube)
https://www.youtube.com/watch?v=VDDouFAM2ag
(スタッツ)
http://www.fivb.org/vis_web/volley/W1WOQT16/W1WOQT16_p2-028.pdf
http://www.fivb.org/vis_web/volley/W1WOQT16/W1WOQT16_p3-028.pdf
(JVA戦評)
http://www.jva.or.jp/index.php/topics/20160522-1
http://oqt2016.jva.or.jp/results/women
(フジTV:Live19:00~)
やりましたーーーーー!!!!!
いやぁ、各チーム、すでにリオ五輪の切符は確定しているだけに、消化試合的な楽な試合になるかと思いきや、今日のこのオランダ戦は、意地と意地のぶつかるものすごい激闘になりました。
そして、我らが火の鳥Nipponは、そのフルセットまで縺れる激しい闘いを、しっかりと制して文字通り有終の美を飾りました!!!
素晴らしい!!
素晴らしかったですね。
いやぁ、今日の勝利は、とても嬉しかったですね。
試合を振り返ってみますが、今日は、連戦の宮下選手は控えに回り、第1セットは、前衛左から、
迫田選手、荒木選手、鍋谷選手、
木村選手、島村選手、田代選手、ファーストリベロ佐藤選手、
の構成で臨みました。
しかし、やはり皆さん、まだこのチーム構成での試合慣れが不足していたためではなかったかと思いますが、このセットは、どうもしっくりいかず、冒頭からオランダに先行される流れとなりました。
オランダも当初は試合に入れておらず、サーブミスを連発するなど不完全な状態だったと思いますが、それ以上に日本も調子はよくなく、ミスを連発するなどして、どんどんオランダに点差を広げられる展開になりました。
そして、2TTOは、8-16のダブルスコアでオランダに取られ、これはこのまま一気にこのセットは取られるのかと思いましたね。
しかし、10-19の9点ビハインドの場面から、荒木選手がサーブで崩して島村選手のブロックが決まったことを契機に、次第に日本がサーブで相手を崩すことによりリズムを取り戻し、オランダのサーブミスやアタックアウトを誘発すると同時に、途中出場(7-15で迫田選手と交代)の長岡選手のクロスやストレート、バックアタックも決まるようになって、セット終盤には、20-23の3点差まで追いつきました。
しかし、その後、オランダの左右からの強烈クロスによる連続得点を決められ、このセットは、20-25でそのままオランダに押し切られてしまいました。
そして、迎えた第2セットは、第1セット終盤のメンバー構成(迫田選手の代わりに長岡選手が入られた形)で、ファーストリベロはついに、丸山選手が登場されました(そのまま丸山選手は試合終了までリベロとして出られました)!!
そして、このセットは、冒頭は競り合いましたが、次第に日本のサーブが走り出すとともに、アタッカー陣が田代選手のトスと合うようになり、第1セットではほんど決まっていなかった鍋谷選手や木村選手の両サイドもビシビシと決まるようになって、第1セットとは逆に、日本がどんどんリードを広げる展開となりました。
そして、2TTOは、今度は16-8のダブルスコアで日本が取り、さらにその後も日本が完全にリズムに乗って攻め立て、このセットは、なんと、25-13の大差で、日本が取ることに成功しました!
その間、丸山選手がオランダのブラク選手の強烈クロスをスーパーセーブで上げて、木村選手のアタックに繋げた得点などもあり、このセット、丸山選手も光りましね。
個人的には、非常に嬉しかったです。
田代選手も、このセットあたりから場慣れされた感じで、ご表情からして自信に溢れて堂々とされてきた印象でした。
これでセットカウント、1-1。
大事な第3セットになりましたが、このセットも、第2セットと同じ先発メンバーで入りました。
そして、このセットは、序盤から互いに点を取り合う拮抗した展開になりながらも、日本の数点リードで中盤まで進みましたが、オランダが次第に追い上げ、15-15で同点、そして、ここからは逆にオランダが優勢に進め、日本もよくついていきましたが、最後、21-23の2点ビハインドの場面から、オランダのブラク選手の剛腕ブロックアウト、長岡選手のクロスがわずかにアウトとなって、このセット、21-25でオランダに取られる結果となりました。
これでセットカウント、1-2と、後がなくなった火の鳥Nippon。
第4セットは、さらにメンバー構成を変更し、前衛左から、
島村選手、鍋谷選手、田代選手、
長岡選手、木村選手、山口選手、ファーストリベロ丸山選手
で臨みました。
荒木選手に代わって、山口選手が入られた構成ですね。
しかし、このセットは、一気にケリをつけにきたオランダの勢いに圧される形で、序盤からオランダに先行を許し、1TTOは3-8の大差でオランダに取られました。
しかし、1TTOを明けてからは、島村選手のクイックに山口選手のブロックで勢いがつき、長岡選手の豪快クロスや強烈バックライト、鍋谷選手のラインギリギリのクロス、島村選手のDワイドなどで日本もよくついていき、12-16の2TTOを明けた後は、山口選手の超速Cワイド、長岡選手の強烈バックセンター、木村選手のネットインサービスエース、相手のアタックアウトなどでジリジリと差を詰め(16-17)、さらに宮下選手がピンチサーバーで相手を崩して田代選手が押し合い勝ちでついに18-18の同点、ここからは1点を取り言う激しい攻防となりました。
そして、23-23の同点の場面から、再び山口選手の超速Cワイドで24-23と日本が先にセットポイントを掴みましたが、粘るオランダも簡単には決めさせてはくれず、ここからが、もの凄い大興奮の攻防となりました!!
まずは、ボールを拾いに行かれた田代選手と山口選手が交錯してタッチネットを取られて24-24のデュース、続けてオランダのサービスエースで、24-25のオランダのマッチポイント。
しかし、日本のTO明けに、長岡選手の強烈バックアタックが炸裂し、再び25-25のデュースにし、続けて島村選手が豪快ブロードで、26-25の日本の2度目のセットポイント!!
しかし、オランダも粘りを見せて、ここで相手ライトのクロスが吸い込みで、26-26の再びデュースに、しかし、ここで再び島村選手のライト攻撃で27-26の日本の3度目のセットポイント!!
しかし、粘るオランダは、ライトからのバックアタックでみたび27-27のデュースにしたうえ、続いて長岡選手がブロックにつかまり、27-28の再びオランダのマッチポイント。
もう、これは万事休すかと思われましたが、またまだ火の鳥Nipponは負けません!!!
もの凄い粘りを発揮し、島村選手の強烈クイックで、再度28-28のデュースに持ち込みましたが、ここでオランダのブラク選手のレフトからの豪快ブロックアウトで、28-29の3度目のオランダのマッチポイント。
うーん、あと1点でこの試合を決められてしまう状況で、非常に苦しいですが、ここからも火の鳥Nipponは、驚異の粘りを発揮します!!
この切羽詰まった局面で、長岡選手が豪快にストレートに決められ、29-29のデュースに持ち込みます。火の鳥Nipon、決してあきらめません!
そして、ここで、木村選手が相手のブロードを一枚で止めて、30-29の4度目の日本のセットポイント!!
ところが、オランダもまだまだ屈せず、ここで、レフトからブラク選手がものすごく豪快なクロスで、もう何度目でしょうか、30-30のデュースに。
しかし、絶対に勝ちたい日本は、ここでまたまた長岡選手が強烈ストレートで、31-30の日本の5度目のセットポイント!!
日本も、スゴイ粘りです!!!
もうこのあたり、大興奮で、会場は絶叫の嵐でしたね。
そして、もう心臓に悪い、何とか決めてほしいと願った最後は、長岡選手が、ググっと落ちる魂のドライブサーブで、何と、見事なサービスエースを決められ、32-30と、このセット、ついに日本が取り切ることに成功したのでした!!!!
いやぁ、書きながら、またまた大興奮してしまいました。長くなってしまって、すみません。
このようにして、日本は、オランダとの大激闘に粘り勝ちをし、ギリギリでフルセットに持ち込んだのでした!!
そして、迎えた運命の第5セット。
このセットも、第4セットのメンバー構成で臨んだ火の鳥Nipponでしたが、セット序盤からもの凄い激戦となりました!
得点経過を追ってみますが、
まずはオランダがライトからのブロックアウトで、0-1、
対して、日本は長岡選手のライトからのブロックアウトで、1-1、
相手レフトの強烈クロスで、1-2、
島村選手が瞬殺Cワイドで、2-2、
木村選手の気迫のクロスで、3-2、
相手レフトの痛烈ストレートで、3-3、
相手サーブがネットで、4-3、
相手レフトの剛腕ブロックアウトで、4-4、
長岡選手が飛び込んで拾ったボールを、田代選手が苦しい態勢から見事なツーアタックで、5-4
相手の強烈なバックアタックで、5-5、
長岡選手がお返しのバックアタックで、6-5、
ピンチサーバーの宮下選手が崩して、返っきたボールを島村選手がブロードで決められ、7-5、
ラリーの後の長岡選手のバックライトがアウトになり、7-6、
続いて、オランダがライトから強烈バックアタックで、7-7の同点、
ここで島村選手がブロードを二度打ち直して、成功し、8-7で、チェンジコート。
もの凄い接戦です!!
もう、手に汗握る攻防とは、このことですね。
冷静に考えますと、この1試合の勝ち負けが直ちに何かに影響するわけではないのですけど、最後の試合には絶対に勝ちたいという強い気持ちで臨んだ試合で、2セット先取され、かつ、第4セットは、32-30というもの凄いデュースの連続を制してきただけに、もう会場は興奮の坩堝で、選手の皆さんも観客も、勝つことだけを考えて、試合にのめり込んでいた状況でした。
しかし、コートチェンジ後、いきなり相手のブロードが炸裂し、8-8の同点、
さらに、相手ライトがブロックアウトを決めて、8-9と、オランダがついに逆転!
うーん、いけません。流れが変わりつつあります。
そこで、ここですかさず真鍋監督がTO。いったん落ち着かせます。
そして、このタイムアウト後、オランダのサーブがネットにかかり、9-9の同点!
まだまだ、まだまだいけます!! 頑張れ!!!
そして、ここで相手レフトの強烈クロスを鍋谷選手が身体で拾い、相手コートに返ったボールのネット際の攻防で、相手にオーバーネットがあり、10-9と日本が再び逆転!!
そして、そして、ここでラリーの後に、島村選手が相手アタックを見事なブロックで止めて、11-9と2点差のリード!!!
さらに、今度は相手クイックを丸山選手がスーパーレシーブで拾い上げ、木村選手のアタックがワンタッチを取られた後の、相手ライトのクロスを、再び島村選手が強烈ブロック!!!!
やりました!! これで、12-9の3点差!!!
これは、いけそうです、いけそうだ!! 頑張れ、火の鳥Nippon!!!
しかし、あきらめないオランダがブロードのストレートで反撃し、12-10、
しかし、これに対して、長岡選手からライトから強烈クロスを決められ、13-10!!
ここで、オランダは、たまらずTO。
そして、このタイムアウト明け後は、まずはオランダがライトからワンタッチを取って、13-11。
日本は、あと2点、あと2点です!! 頑張れ、火の鳥Nippon!!!
そして、ここで、長岡選手が皆の期待に応えられ、ライトから豪快なブロックアウトで、ついに、ついに、14-11のマッチポイント!!!
そして、ここでなんと真鍋監督は、セッターの田代選手に変えて、迫田選手をブロック要員としてコートに送り出し、コートには、セッター不在の状態となりました。
これは、この大一番を決する場面で、真鍋監督は、前衛陣(このとき前衛は、木村選手、山口選手、迫田選手の3名でした)のブロックに賭けたということでしょうね。
そして、長岡選手がサーブを打たれ、これはセッターに返されましたが、クイック気味に入った相手ライトがブロックに飛んだ山口選手と木村選手を嫌って、放ったストレートが、これが、ラインアウトぉ!!!!
やりました!!!!!!
15-11で、日本が第5セットを取り、この激闘を制することに成功しました!!!
素晴らしい!
素晴らしかったですね。
もう大興奮で、再び大絶叫で、すみません。
いやぁ、ものすごくしつこい記事になってしまってすみません。
録画で得点経過などを確認していましたら、どんどん興奮してきてしまいました。
しかし、この一戦は、いろんな意味で、非常によかったですね。
まずは、結果としてあの強敵オランダに勝てたことは、火の鳥Nipponにとって、大きな自信になったと思います。
そして、また、このOQTの最終戦を、現に有終の美で飾ることができ、最終的に全体の3位、アジアの最上位チームとしてリオ五輪の切符を取ることができる結果となったことも、また大きな自信になったと思います。
そして、内容的にも、この試合、田代選手が初めてセッターとしてひと試合を通して出られましたが、試合序盤は幾分不安定に感じられたものの、第2セット以降は、完全に落ち着かれ、非常に強気の攻めで、見事なトス回しをされました。
今回、ほとんど初めての田代選手のトス回しで勝てたことは、非常に大きかったですね。
さらに、シーガルズファンとして嬉しかったのは、丸山選手も第2セットから登場されて、随所で光るプレーを見せられ、今日の勝利に大きく貢献されました!!
もちろん山口選手も、打数は多くはなかったものの、その存在感たるや、やはりさすがと思わせるものが大いにありましたね。
第4セット、ローテの関係で山口選手が不在の間にオランダに大きくリードされ、3-8の1TTO後、ようやく山口選手がコートに戻られ、どれだけチームに安心感と落ち着きがもたらされたことか、そう感じたのは私だけではなかったのではないかと思います。
うーん、いい試合でした。
セッターが宮下選手ではなかった点は、シーガルズファンとしてはやや残念な面はありますが、それは今日の試合の性質上、仕方のなかったことですから、その点は、良しとしないといけないですね。
最終的なスタッツを見てみますと、
長岡選手が、アタック決定本数24本の決定率43.64%、サービスエース1本、
木村選手が、アタック決定本数13本の決定率30.95%、ブロック2本、サービスエース2本、
島村選手が、アタック決定本数11本の決定率45.83%、ブロック3本、サービスエース1本、
鍋谷選手が、アタック決定本数10本の決定率47.62%、ブロック1本、
山口選手が、アタック決定本数3本の決定率60.00%、ブロック1本、
といった、皆さん大活躍の結果でした。
素晴らしかったですね。
さて、これで、2016リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選(OQT)も全試合が終わりました。
最終順位は、以下のとおりになりました。
*毎回、いい写真がなくて申し訳ありませんが、時間の関係で最後の場面だけ、少し見てみしまたので、UPします(時系列です)。
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・第5セット、14点目、長岡選手強烈ブロックアウト(14-11)
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・第5セット、14点目、長岡選手強烈ブロックアウト後(14-11)①
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・第5セット、14点目、長岡選手強烈ブロックアウト後(14-11)②
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・第5セット、14点目、長岡選手強烈ブロックアウト後(14-11)③
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・第5セット、14-11場面、田代選手に代わっ迫田選手コートイン(セッター不在になりました)
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・第5セット、15点目前、長岡選手サーブ(後ろ向きですが、集中と気迫が伝わります)
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・第5セット、15点目、相手アタックアウト!!!!!(15-11)
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・第5セット、15点目、相手アタックアウト直後(15-11)①
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・第5セット、15点目、相手アタックアウト直後(15-11)②
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・第5セット、15点目、相手アタックアウト直後(15-11)③
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・第5セット、15点目、相手アタックアウト直後(15-11)④
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・第5セット、15点目、相手アタックアウト直後(15-11)⑤
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・第5セット、15点目、相手アタックアウト直後(15-11)⑥
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・第5セット、15点目、相手アタックアウト直後(15-11)⑦
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・第5セット、15点目、相手アタックアウト直後(15-11)⑧
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・第5セット、15点目、相手アタックアウト直後(15-11)⑨
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・試合終了後、握手
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・試合終了後、ハイタッチ⓪
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・試合終了後、ハイタッチ①
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・試合終了後、ハイタッチ②
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・試合終了後、ハイタッチ③
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・試合終了後、ハイタッチ④
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・試合終了後、ハイタッチ⑤
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・試合終了後、ハイタッチ⑥
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・試合終了後、観客席にご挨拶
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・試合終了後、観客席にご挨拶後、選手の皆さん
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・試合終了後、鬨の輪に集合
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・試合終了後、勝ち鬨①
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・試合終了後、勝ち鬨②
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・試合終了後、勝ち鬨③
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・試合終了後、宮下選手ほか
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・試合終了後、山口選手ほか
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・試合終了後、ヒロインインタビュー、木村選手
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・試合終了後、ヒロインインタビュー後、木村選手
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・試合終了後、木村選手と荒木選手
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・最終成績
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・リオ五輪出場決定国
さて、5月14日(土)から、約10日間にわたってもの凄い激闘が繰り広げられてきた2016リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選(OQT)も、いよいよ今日が最終日となりました。
今日は、日本は、ヨーロッパ予選の2位のチームとして今回のOQTに参加してきた強敵オランダと対戦しました。
昨日の時点で、すでにリオ五輪出場チームは、イタリア、オランダ、韓国、日本の4ヶ国に確定しましたが、今日もし日本がオランダに勝つことができれば、日本は、韓国を抜いて3位になり、アジア最上位国としてリオ五輪の切符を獲得することになります。
また、仮に日本が今日オランダをストレートで破れば、セット率でオランダも抜いて、イタリアに次ぐ全体の2位でこのOQTを終えることができる状況ですね。
すでにリオ五輪の出場自体は決まった火の鳥Nipponですが、ここはぜひとも有終の美を飾るぺく、またこの先のリオ五輪本戦のためにも、この強敵オランダには勝っておきたいところです。
そのオランダ戦の結果は、後記のとおりでした。
なお、日本戦に限らず、OQTの全試合の結果は、以下の各記事に記載してあります。
「2016リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼任アジア大陸予選 全試合結果①」
http://ameblo.jp/seagullsfan/entry-12158438405.html
「2016リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼任アジア大陸予選 全試合結果②」
http://ameblo.jp/seagullsfan/entry-12158444834.html
「2016リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼任アジア大陸予選 全試合結果③」
http://ameblo.jp/seagullsfan/entry-12158445238.html
2016リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7戦(最終戦)
2016年5月22日(日)
東京体育館
日本 3-2 オランダ
第1セット 20-25
第2セット 25-13
第3セット 21-25
第4セット 32-30
第5セット 15-11
(ライブスコア)
http://worldoqt.japan.2016.women.fivb.com/en/schedule/7090-netherlands-japan/match
(Youtube)
https://www.youtube.com/watch?v=VDDouFAM2ag
(スタッツ)
http://www.fivb.org/vis_web/volley/W1WOQT16/W1WOQT16_p2-028.pdf
http://www.fivb.org/vis_web/volley/W1WOQT16/W1WOQT16_p3-028.pdf
(JVA戦評)
http://www.jva.or.jp/index.php/topics/20160522-1
http://oqt2016.jva.or.jp/results/women
(フジTV:Live19:00~)
やりましたーーーーー!!!!!
いやぁ、各チーム、すでにリオ五輪の切符は確定しているだけに、消化試合的な楽な試合になるかと思いきや、今日のこのオランダ戦は、意地と意地のぶつかるものすごい激闘になりました。
そして、我らが火の鳥Nipponは、そのフルセットまで縺れる激しい闘いを、しっかりと制して文字通り有終の美を飾りました!!!
素晴らしい!!
素晴らしかったですね。
いやぁ、今日の勝利は、とても嬉しかったですね。
試合を振り返ってみますが、今日は、連戦の宮下選手は控えに回り、第1セットは、前衛左から、
迫田選手、荒木選手、鍋谷選手、
木村選手、島村選手、田代選手、ファーストリベロ佐藤選手、
の構成で臨みました。
しかし、やはり皆さん、まだこのチーム構成での試合慣れが不足していたためではなかったかと思いますが、このセットは、どうもしっくりいかず、冒頭からオランダに先行される流れとなりました。
オランダも当初は試合に入れておらず、サーブミスを連発するなど不完全な状態だったと思いますが、それ以上に日本も調子はよくなく、ミスを連発するなどして、どんどんオランダに点差を広げられる展開になりました。
そして、2TTOは、8-16のダブルスコアでオランダに取られ、これはこのまま一気にこのセットは取られるのかと思いましたね。
しかし、10-19の9点ビハインドの場面から、荒木選手がサーブで崩して島村選手のブロックが決まったことを契機に、次第に日本がサーブで相手を崩すことによりリズムを取り戻し、オランダのサーブミスやアタックアウトを誘発すると同時に、途中出場(7-15で迫田選手と交代)の長岡選手のクロスやストレート、バックアタックも決まるようになって、セット終盤には、20-23の3点差まで追いつきました。
しかし、その後、オランダの左右からの強烈クロスによる連続得点を決められ、このセットは、20-25でそのままオランダに押し切られてしまいました。
そして、迎えた第2セットは、第1セット終盤のメンバー構成(迫田選手の代わりに長岡選手が入られた形)で、ファーストリベロはついに、丸山選手が登場されました(そのまま丸山選手は試合終了までリベロとして出られました)!!
そして、このセットは、冒頭は競り合いましたが、次第に日本のサーブが走り出すとともに、アタッカー陣が田代選手のトスと合うようになり、第1セットではほんど決まっていなかった鍋谷選手や木村選手の両サイドもビシビシと決まるようになって、第1セットとは逆に、日本がどんどんリードを広げる展開となりました。
そして、2TTOは、今度は16-8のダブルスコアで日本が取り、さらにその後も日本が完全にリズムに乗って攻め立て、このセットは、なんと、25-13の大差で、日本が取ることに成功しました!
その間、丸山選手がオランダのブラク選手の強烈クロスをスーパーセーブで上げて、木村選手のアタックに繋げた得点などもあり、このセット、丸山選手も光りましね。
個人的には、非常に嬉しかったです。
田代選手も、このセットあたりから場慣れされた感じで、ご表情からして自信に溢れて堂々とされてきた印象でした。
これでセットカウント、1-1。
大事な第3セットになりましたが、このセットも、第2セットと同じ先発メンバーで入りました。
そして、このセットは、序盤から互いに点を取り合う拮抗した展開になりながらも、日本の数点リードで中盤まで進みましたが、オランダが次第に追い上げ、15-15で同点、そして、ここからは逆にオランダが優勢に進め、日本もよくついていきましたが、最後、21-23の2点ビハインドの場面から、オランダのブラク選手の剛腕ブロックアウト、長岡選手のクロスがわずかにアウトとなって、このセット、21-25でオランダに取られる結果となりました。
これでセットカウント、1-2と、後がなくなった火の鳥Nippon。
第4セットは、さらにメンバー構成を変更し、前衛左から、
島村選手、鍋谷選手、田代選手、
長岡選手、木村選手、山口選手、ファーストリベロ丸山選手
で臨みました。
荒木選手に代わって、山口選手が入られた構成ですね。
しかし、このセットは、一気にケリをつけにきたオランダの勢いに圧される形で、序盤からオランダに先行を許し、1TTOは3-8の大差でオランダに取られました。
しかし、1TTOを明けてからは、島村選手のクイックに山口選手のブロックで勢いがつき、長岡選手の豪快クロスや強烈バックライト、鍋谷選手のラインギリギリのクロス、島村選手のDワイドなどで日本もよくついていき、12-16の2TTOを明けた後は、山口選手の超速Cワイド、長岡選手の強烈バックセンター、木村選手のネットインサービスエース、相手のアタックアウトなどでジリジリと差を詰め(16-17)、さらに宮下選手がピンチサーバーで相手を崩して田代選手が押し合い勝ちでついに18-18の同点、ここからは1点を取り言う激しい攻防となりました。
そして、23-23の同点の場面から、再び山口選手の超速Cワイドで24-23と日本が先にセットポイントを掴みましたが、粘るオランダも簡単には決めさせてはくれず、ここからが、もの凄い大興奮の攻防となりました!!
まずは、ボールを拾いに行かれた田代選手と山口選手が交錯してタッチネットを取られて24-24のデュース、続けてオランダのサービスエースで、24-25のオランダのマッチポイント。
しかし、日本のTO明けに、長岡選手の強烈バックアタックが炸裂し、再び25-25のデュースにし、続けて島村選手が豪快ブロードで、26-25の日本の2度目のセットポイント!!
しかし、オランダも粘りを見せて、ここで相手ライトのクロスが吸い込みで、26-26の再びデュースに、しかし、ここで再び島村選手のライト攻撃で27-26の日本の3度目のセットポイント!!
しかし、粘るオランダは、ライトからのバックアタックでみたび27-27のデュースにしたうえ、続いて長岡選手がブロックにつかまり、27-28の再びオランダのマッチポイント。
もう、これは万事休すかと思われましたが、またまだ火の鳥Nipponは負けません!!!
もの凄い粘りを発揮し、島村選手の強烈クイックで、再度28-28のデュースに持ち込みましたが、ここでオランダのブラク選手のレフトからの豪快ブロックアウトで、28-29の3度目のオランダのマッチポイント。
うーん、あと1点でこの試合を決められてしまう状況で、非常に苦しいですが、ここからも火の鳥Nipponは、驚異の粘りを発揮します!!
この切羽詰まった局面で、長岡選手が豪快にストレートに決められ、29-29のデュースに持ち込みます。火の鳥Nipon、決してあきらめません!
そして、ここで、木村選手が相手のブロードを一枚で止めて、30-29の4度目の日本のセットポイント!!
ところが、オランダもまだまだ屈せず、ここで、レフトからブラク選手がものすごく豪快なクロスで、もう何度目でしょうか、30-30のデュースに。
しかし、絶対に勝ちたい日本は、ここでまたまた長岡選手が強烈ストレートで、31-30の日本の5度目のセットポイント!!
日本も、スゴイ粘りです!!!
もうこのあたり、大興奮で、会場は絶叫の嵐でしたね。
そして、もう心臓に悪い、何とか決めてほしいと願った最後は、長岡選手が、ググっと落ちる魂のドライブサーブで、何と、見事なサービスエースを決められ、32-30と、このセット、ついに日本が取り切ることに成功したのでした!!!!
いやぁ、書きながら、またまた大興奮してしまいました。長くなってしまって、すみません。
このようにして、日本は、オランダとの大激闘に粘り勝ちをし、ギリギリでフルセットに持ち込んだのでした!!
そして、迎えた運命の第5セット。
このセットも、第4セットのメンバー構成で臨んだ火の鳥Nipponでしたが、セット序盤からもの凄い激戦となりました!
得点経過を追ってみますが、
まずはオランダがライトからのブロックアウトで、0-1、
対して、日本は長岡選手のライトからのブロックアウトで、1-1、
相手レフトの強烈クロスで、1-2、
島村選手が瞬殺Cワイドで、2-2、
木村選手の気迫のクロスで、3-2、
相手レフトの痛烈ストレートで、3-3、
相手サーブがネットで、4-3、
相手レフトの剛腕ブロックアウトで、4-4、
長岡選手が飛び込んで拾ったボールを、田代選手が苦しい態勢から見事なツーアタックで、5-4
相手の強烈なバックアタックで、5-5、
長岡選手がお返しのバックアタックで、6-5、
ピンチサーバーの宮下選手が崩して、返っきたボールを島村選手がブロードで決められ、7-5、
ラリーの後の長岡選手のバックライトがアウトになり、7-6、
続いて、オランダがライトから強烈バックアタックで、7-7の同点、
ここで島村選手がブロードを二度打ち直して、成功し、8-7で、チェンジコート。
もの凄い接戦です!!
もう、手に汗握る攻防とは、このことですね。
冷静に考えますと、この1試合の勝ち負けが直ちに何かに影響するわけではないのですけど、最後の試合には絶対に勝ちたいという強い気持ちで臨んだ試合で、2セット先取され、かつ、第4セットは、32-30というもの凄いデュースの連続を制してきただけに、もう会場は興奮の坩堝で、選手の皆さんも観客も、勝つことだけを考えて、試合にのめり込んでいた状況でした。
しかし、コートチェンジ後、いきなり相手のブロードが炸裂し、8-8の同点、
さらに、相手ライトがブロックアウトを決めて、8-9と、オランダがついに逆転!
うーん、いけません。流れが変わりつつあります。
そこで、ここですかさず真鍋監督がTO。いったん落ち着かせます。
そして、このタイムアウト後、オランダのサーブがネットにかかり、9-9の同点!
まだまだ、まだまだいけます!! 頑張れ!!!
そして、ここで相手レフトの強烈クロスを鍋谷選手が身体で拾い、相手コートに返ったボールのネット際の攻防で、相手にオーバーネットがあり、10-9と日本が再び逆転!!
そして、そして、ここでラリーの後に、島村選手が相手アタックを見事なブロックで止めて、11-9と2点差のリード!!!
さらに、今度は相手クイックを丸山選手がスーパーレシーブで拾い上げ、木村選手のアタックがワンタッチを取られた後の、相手ライトのクロスを、再び島村選手が強烈ブロック!!!!
やりました!! これで、12-9の3点差!!!
これは、いけそうです、いけそうだ!! 頑張れ、火の鳥Nippon!!!
しかし、あきらめないオランダがブロードのストレートで反撃し、12-10、
しかし、これに対して、長岡選手からライトから強烈クロスを決められ、13-10!!
ここで、オランダは、たまらずTO。
そして、このタイムアウト明け後は、まずはオランダがライトからワンタッチを取って、13-11。
日本は、あと2点、あと2点です!! 頑張れ、火の鳥Nippon!!!
そして、ここで、長岡選手が皆の期待に応えられ、ライトから豪快なブロックアウトで、ついに、ついに、14-11のマッチポイント!!!
そして、ここでなんと真鍋監督は、セッターの田代選手に変えて、迫田選手をブロック要員としてコートに送り出し、コートには、セッター不在の状態となりました。
これは、この大一番を決する場面で、真鍋監督は、前衛陣(このとき前衛は、木村選手、山口選手、迫田選手の3名でした)のブロックに賭けたということでしょうね。
そして、長岡選手がサーブを打たれ、これはセッターに返されましたが、クイック気味に入った相手ライトがブロックに飛んだ山口選手と木村選手を嫌って、放ったストレートが、これが、ラインアウトぉ!!!!
やりました!!!!!!
15-11で、日本が第5セットを取り、この激闘を制することに成功しました!!!
素晴らしい!
素晴らしかったですね。
もう大興奮で、再び大絶叫で、すみません。
いやぁ、ものすごくしつこい記事になってしまってすみません。
録画で得点経過などを確認していましたら、どんどん興奮してきてしまいました。
しかし、この一戦は、いろんな意味で、非常によかったですね。
まずは、結果としてあの強敵オランダに勝てたことは、火の鳥Nipponにとって、大きな自信になったと思います。
そして、また、このOQTの最終戦を、現に有終の美で飾ることができ、最終的に全体の3位、アジアの最上位チームとしてリオ五輪の切符を取ることができる結果となったことも、また大きな自信になったと思います。
そして、内容的にも、この試合、田代選手が初めてセッターとしてひと試合を通して出られましたが、試合序盤は幾分不安定に感じられたものの、第2セット以降は、完全に落ち着かれ、非常に強気の攻めで、見事なトス回しをされました。
今回、ほとんど初めての田代選手のトス回しで勝てたことは、非常に大きかったですね。
さらに、シーガルズファンとして嬉しかったのは、丸山選手も第2セットから登場されて、随所で光るプレーを見せられ、今日の勝利に大きく貢献されました!!
もちろん山口選手も、打数は多くはなかったものの、その存在感たるや、やはりさすがと思わせるものが大いにありましたね。
第4セット、ローテの関係で山口選手が不在の間にオランダに大きくリードされ、3-8の1TTO後、ようやく山口選手がコートに戻られ、どれだけチームに安心感と落ち着きがもたらされたことか、そう感じたのは私だけではなかったのではないかと思います。
うーん、いい試合でした。
セッターが宮下選手ではなかった点は、シーガルズファンとしてはやや残念な面はありますが、それは今日の試合の性質上、仕方のなかったことですから、その点は、良しとしないといけないですね。
最終的なスタッツを見てみますと、
長岡選手が、アタック決定本数24本の決定率43.64%、サービスエース1本、
木村選手が、アタック決定本数13本の決定率30.95%、ブロック2本、サービスエース2本、
島村選手が、アタック決定本数11本の決定率45.83%、ブロック3本、サービスエース1本、
鍋谷選手が、アタック決定本数10本の決定率47.62%、ブロック1本、
山口選手が、アタック決定本数3本の決定率60.00%、ブロック1本、
といった、皆さん大活躍の結果でした。
素晴らしかったですね。
さて、これで、2016リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選(OQT)も全試合が終わりました。
最終順位は、以下のとおりになりました。
最終順位 (第7日終了時点)
http://worldoqt.japan.2016.women.fivb.com/en/pools%20and%20ranking/round1
1位 イタリア 6勝1敗 勝ち点17 セット率2.571(得18/失7) 得点率1.133(得586/失517)
2位 オランダ 5勝2敗 勝ち点16 セット率2.428(得17/失7) 得点率1.227(得571/失465)
3位 日本 5勝2敗 勝ち点14 セット率1.800(得18/失10) 得点率1.127(得644/失571)
4位 韓国 4勝3敗 勝ち点13 セット率1.363(得15/失11) 得点率1.034(得597/失577)
5位 タイ 4勝3敗 勝ち点12 セット率1.250(得15/失12) 得点率1.008(得597/失592)
http://worldoqt.japan.2016.women.fivb.com/en/pools%20and%20ranking/round1
1位 イタリア 6勝1敗 勝ち点17 セット率2.571(得18/失7) 得点率1.133(得586/失517)
2位 オランダ 5勝2敗 勝ち点16 セット率2.428(得17/失7) 得点率1.227(得571/失465)
3位 日本 5勝2敗 勝ち点14 セット率1.800(得18/失10) 得点率1.127(得644/失571)
4位 韓国 4勝3敗 勝ち点13 セット率1.363(得15/失11) 得点率1.034(得597/失577)
5位 タイ 4勝3敗 勝ち点12 セット率1.250(得15/失12) 得点率1.008(得597/失592)
6位 ドミニカ 2勝5敗 勝ち点6 セット率0.437(得7/失16) 得点率0.953(得517/失542)
7位 ペルー 2勝5敗 勝ち点6 セット率0.437(得7/失16) 得点率0.841(得462/失549)
8位 カザフスタン 0勝7敗 勝ち点0 セット率0.142(得3/失21) 得点率0.725(得426/失587)
日本は、最終的に全体の3位、アジア最上位チームとして、リオ五輪出場を決めました!!
素晴らしかったですね。
選手の皆さんは、大変お疲れさまでした。
本当にこの大会は、もの凄い重圧で、大変だっただろうと思います。
またリオ五輪本戦に向けて、厳しい練習が続くことになると思いますし、リオ五輪本戦の前には、6月初旬からのワールドグランプリ2016もありますが(http://ameblo.jp/seagullsfan/entry-12142917667.html)、今はぜひできるだけ疲れを取って頂いて、怪我など絶対にないよう、また次に向かって頑張って頂きたいですね。
この先の火の鳥Nipponも、非常に楽しみです!!!!
引き続き、応援します!!!
頑張れ、我らが火の鳥Nippon!!!!!!!!!!!!!
7位 ペルー 2勝5敗 勝ち点6 セット率0.437(得7/失16) 得点率0.841(得462/失549)
8位 カザフスタン 0勝7敗 勝ち点0 セット率0.142(得3/失21) 得点率0.725(得426/失587)
日本は、最終的に全体の3位、アジア最上位チームとして、リオ五輪出場を決めました!!
素晴らしかったですね。
選手の皆さんは、大変お疲れさまでした。
本当にこの大会は、もの凄い重圧で、大変だっただろうと思います。
またリオ五輪本戦に向けて、厳しい練習が続くことになると思いますし、リオ五輪本戦の前には、6月初旬からのワールドグランプリ2016もありますが(http://ameblo.jp/seagullsfan/entry-12142917667.html)、今はぜひできるだけ疲れを取って頂いて、怪我など絶対にないよう、また次に向かって頑張って頂きたいですね。
この先の火の鳥Nipponも、非常に楽しみです!!!!
引き続き、応援します!!!
頑張れ、我らが火の鳥Nippon!!!!!!!!!!!!!
*毎回、いい写真がなくて申し訳ありませんが、時間の関係で最後の場面だけ、少し見てみしまたので、UPします(時系列です)。
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・第5セット、14点目、長岡選手強烈ブロックアウト(14-11)
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・第5セット、14点目、長岡選手強烈ブロックアウト後(14-11)①
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・第5セット、14点目、長岡選手強烈ブロックアウト後(14-11)②
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・第5セット、14点目、長岡選手強烈ブロックアウト後(14-11)③
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・第5セット、14-11場面、田代選手に代わっ迫田選手コートイン(セッター不在になりました)
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・第5セット、15点目前、長岡選手サーブ(後ろ向きですが、集中と気迫が伝わります)
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・第5セット、15点目、相手アタックアウト!!!!!(15-11)
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・第5セット、15点目、相手アタックアウト直後(15-11)①
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・第5セット、15点目、相手アタックアウト直後(15-11)②
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・第5セット、15点目、相手アタックアウト直後(15-11)③
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・第5セット、15点目、相手アタックアウト直後(15-11)④

2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・第5セット、15点目、相手アタックアウト直後(15-11)⑥
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・第5セット、15点目、相手アタックアウト直後(15-11)⑦
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・第5セット、15点目、相手アタックアウト直後(15-11)⑧
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・第5セット、15点目、相手アタックアウト直後(15-11)⑨
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・試合終了後、握手
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・試合終了後、ハイタッチ⓪
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・試合終了後、ハイタッチ①
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・試合終了後、ハイタッチ②
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・試合終了後、ハイタッチ③
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・試合終了後、ハイタッチ④
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・試合終了後、ハイタッチ⑤
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・試合終了後、ハイタッチ⑥
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・試合終了後、観客席にご挨拶
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・試合終了後、観客席にご挨拶後、選手の皆さん
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・試合終了後、鬨の輪に集合
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・試合終了後、勝ち鬨①
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・試合終了後、勝ち鬨②
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・試合終了後、勝ち鬨③
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・試合終了後、宮下選手ほか
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・試合終了後、山口選手ほか
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・試合終了後、ヒロインインタビュー、木村選手
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・試合終了後、ヒロインインタビュー後、木村選手
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・試合終了後、木村選手と荒木選手
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・最終成績
2016.5.22 リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第7日 オランダ戦・リオ五輪出場決定国