さて、昨日から開幕しました、２０１６リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選（ＯＱＴ）です！！
昨日は、大事な初戦のペルーに快勝することができた我らが火の鳥Ｎｉｐｐｏｎでしたが、今日から、極めて大事なアジアチームとの３連戦に突入です！！
ここで、もし、カザフスタン、韓国、タイと３連続撃破をすることができれば、「アジアの中での最上位チーム」になる可能性が高まり、リオ五輪の切符にグンっと近づくと同時に、「アジアの中での最上位チームを除く７チームの上位３位以内」に入る可能性も、非常に高まります！
ここは絶対に負けられないカザフスタン戦！！
結果は、後記のとおりでした。
なお、日本戦に限らず、ＯＱＴの全試合の結果は、以下の各記事に記載していっています。
「2016リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼任アジア大陸予選 全試合結果①」
http://ameblo.jp/seagullsfan/entry-12158438405.html
「2016リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼任アジア大陸予選 全試合結果②」
http://ameblo.jp/seagullsfan/entry-12158444834.html
「2016リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼任アジア大陸予選 全試合結果③」
http://ameblo.jp/seagullsfan/entry-12158445238.html
＊この日の試合までは、上記①の記事に結果を記載しました。次からは上記②に記載していきます。
２０１６リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選 第２戦
２０１６年５月１５日（日）
東京体育館
日本 ３－０ カザフスタン
第１セット ２５－１４
第２セット ２５－１５
第３セット ２５－１１
（ライブスコア）
http://worldoqt.japan.2016.women.fivb.com/en/schedule/7070-japan-kazakhstan/match
（Youtube）
https://www.youtube.com/watch?v=UhgN_AQHXh4
（スタッツ）
http://www.fivb.org/vis_web/volley/W1WOQT16/W1WOQT16_p2-008.pdf
http://www.fivb.org/vis_web/volley/W1WOQT16/W1WOQT16_p3-008.pdf
（ＪＶＡ戦評）
http://www.jva.or.jp/index.php/topics/20160515-2
http://oqt2016.jva.or.jp/results/women
（ＴＢＳ：Ｌｉｖｅ１９：００～）
うーん、やりました！！！！！！
カザフスタンに完勝！！！
これは、まさに完勝と言っていいでしょう。
相手に１６点以上取らせずに、ストレート勝利を果たしました。
これぞ火の鳥Ｎｉｐｐｏｎの底力。真の実力と言えましょう！！！
もう全く危なげなく、負ける気の全然しない、完璧な勝利でした！！
素晴らしい！！！！！
お見事でしたね！！
本当に、今日の試合は、まさにチーム全員のこころがひとつになって、難敵カザフスタンを全く寄せ付けなかった、非の打ちどころのない完勝でした！！
今日は、第１セットの先発は、昨日と同じく、古賀選手、島村選手、長岡選手、木村選手、宮下選手、荒木選手、ファーストリベロ佐藤選手の７名の皆さんで入りましたが、第１セット序盤から火の鳥Ｎｉｐｐｏｎがカザフスタンを圧倒する展開となったこともあり、試合終了までに、チームの１４名全員が出場することができました！！
そして、今日の試合については、特に誰が良かったというわけではなく、まさにチームのメンバー１４名全員が持てる力を発揮し、その全員が大活躍された試合だったと思います。
一応、スタッツを見てみますと、
今日も第１セットからチームを牽引された長岡選手が、アタック決定本数８本の決定率５０．０％、
そして、昨日は少し固くなられて今一つ結果はでなかったと反省されていた古賀選手が、今日はアタック決定本数７本の決定率４６．６７％、ブロック１本にサービスエース１本という大活躍をされ、
さらに、我らがキャプテン木村選手は、要所でのアタック決定本数４本の決定率２８．５７％、ブロック１本にサービスエース１本、
今日も第２セット途中から出場され、第３セットは先発された石井選手が、アタック決定本数９本の決定率６９．２３％、ブロック２本という驚異の数字を残され、
また、第１セットの冒頭、鮮烈ブロードによる一撃でチームをリズムに乗せた島村選手が、アタック決定本数５本の決定率４１．６７％、ブロック１本にサービスエース２本、
やはり第２セット途中から出場されて、豪快なスコーピオンにバックアタックも決められた迫田選手が、アタック決定本数４本の決定率５０．０％、サービスエース２本、
そして、第１セット、島村選手とともに連続ブロードでチームに勢いをつけられた荒木選手が、アタック決定本数２本の決定率２２．２２％、ブロック２本、
そして、ついに第３セット、満を持して先発出場された、我らが真打、山口選手がアタック決定本数２本の決定率６６．６７％、ブロック１本（宮下選手と一緒に飛びました！）と、
皆さん、数字的にも軒並み高決定率を残されたほか、昨日に続きブロックもよく効き合計９本（あの高さを誇るカザフスタンは、ブロック４本でした）、かつ、サービスエースは合計６本（カザフスタンは３本）と、数字上も、カザフスタンを圧倒しました！！
また、アタックを放つ機会のなかった鍋谷選手も、第１セット終盤手前にはピンチサーバーとして登場され、気迫の籠ったサーブで相手を崩し、カザフスタンを突き放す２連続得点を導きました。
そして、アタッカー以外にも、今日は、宮下選手のトスワークも冴えに冴えてカザフスタンを翻弄し尽くしただけでなく、自らアタック２本を決められ（うち１本は、強烈なダイレクトアタック）、さらに得意のブロック１本も炸裂させました。
そして、ここまで書きますと、全員のことを書きたくなりますが、昨日から、今大会の肝となっているレシーバーの座安選手が、今日も何度かレセプションアタッカーと交代されてコートに入られ、スーパーリベロの佐藤選手とともに、相手の強烈アタックを何度も拾い上げられ、チームを救われました。
そして、昨日は、出番のなかった田代選手も、第３セット終盤には、ついにセッターとしてコートに初登場されて、２４点目を決める長いラリーの最後のトスを、石井選手に上げられました。
そして、最後に、何と言っても、今日はごめんなさい、シーガルズのファンとして、少し火の鳥Ｎｉｐｐｏｎを離れてしまいますが、どうしても大声で言いたいのが、丸山選手の見事な初舞台でした！！
これはもう、もう、もう、感無量の一言でした！！！
丸山選手は、第１セットの終盤に佐藤選手に代わってコートに入られ、全日本チームの初舞台を踏まれました。
それは、１８－１２の場面で、私はこのとき感激で、ウルウルしてしまいましたよ。
そして、第１セット、２０－１２の場面では、日本の得点にはならなかったものの、ラリーの中で、懸命のジャンプレシーブで次に繋げただけでなく、アタックを放って倒れ込まれた木村選手に対し、真っ先に駆け寄られる優しさと気持ちのゆとりを見せられました（これは、見事だったと私は思います）。
それに加えて、第３セットには、終盤手前から再び丸山選手が出場されて、ついに、山口選手、宮下選手、丸山選手のシーガルズトリオの全員が全日本のコートに立つという、夢の舞台が実現したのでした！！
これは、おそらく私だけではなく、シーガルズのファンの皆さんは、一人残らず全員が大感激されたのではなかったでしょうか。
考えてみましたら、宮下選手が正セッターを務められている以上、ユメさんが先発すれば、当然に丸山選手もリベロとしてコートに入られ３名が揃う場面というのはあり得ることで、当たり前のことではあるのですけど、それにしても、現にそのような場面が実現すると、シーガルズのファンとしましたら、もう感無量というほかはありませんでしたね。
しかも、今日の丸山選手は、テレビでも改め見てみましたが、長いラリーを制した２３－１１の場面では、竹下選手から、「丸山選手のレシーブですねぇ、素晴らしかったですねぇ」とおっしゃって頂く見事なレシーブの連発でした。
もう本当に、嬉しかったですね。
今日の火の鳥Ｎｉｐｐｏｎの試合は、全日本チームとして完璧な試合運びとなっただけでなく、個人的には、シーガルズのファンとして、この上なく嬉しい試合となりました。
ちょっと興奮気味ですみません。
しかし、これで、我らが火の鳥Ｎｉｐｐｏｎは、失セット無しの完全２連勝です！！
今日の試合を終えた結果の順位は、以下のようになりました。
暫定順位 （第２日終了時点）
http://worldoqt.japan.2016.women.fivb.com/en/pools%20and%20ranking/round1
１位 日本 ２勝０敗 勝ち点６ セット率ＭＡＸ（得６／失０） 得点率１．７２４（得１５０／失８７）
２位 イタリア ２勝０敗 勝ち点６ セット率３．０００（得６／失２） 得点率１．２３０（得１９２／失１５６）
３位 韓国 １勝１敗 勝ち点３ セット率１．３３３（得４／失３） 得点率０．９４１（得１６１／失１７１）
４位 タイ １勝１敗 勝ち点３ セット率１．０００（得４／失４） 得点率０．９７７（得１７６／失１８０）
５位 ペルー １勝１敗 勝ち点３ セット率１．０００（得３／失３） 得点率０．８９７（得１２３／失１３７）
６位 オランダ １勝１敗 勝ち点３ セット率０．７５０（得３／失４） 得点率１．２１０（得１６７／失１３８）
７位 ドミニカ ０勝２敗 勝ち点０ セット率０．１６６（得１／失６） 得点率０．８４２（得１５０／失１７８）
８位 カザフスタン ０勝２敗 勝ち点０ セット率０．１６６（得１／失６） 得点率０．５７８（得９９／失１７１）
現在、失セット無しの２連勝は日本のみであり、依然、日本は、首位の位置をキープしました。
もちろん、日本にとっては、ここまで比較的与し易いペルーとカザフスタンとの対戦ですので、ここで緩んでいるわけには決していきません。
明日、１日休んで火曜日には、この大会前半戦の最大の山場である韓国戦を控えています。
この韓国戦に勝てるかどうかが、今大会の行方を大きく左右すると言って過言ではありませんね。
今日は、素晴らしい試合を見せてくださった我らが火の鳥Ｎｉｐｐｏｎでした。
しかし、決して油断することなく、次の韓国戦、絶対に勝利して頂きたいですね。
この勢いを持ってすれば、間違いなく勝利できると思います。
ここで慢心せず、緩むことなく、次の韓国戦に全神経を集中させて、必ず、必ず、宿敵韓国を撃破して頂きたいです！！
いけると思います！！！！
また次の試合が大変楽しみです！！
引き続き、全力で応援します！！！！！
頑張れ、我らが火の鳥Ｎｉｐｐｏｎ！！！！！！！！！！！
＊今日の選手の皆さんを少し。すみません、差し当たりシーガルズファン目線です。
