メチレーションの右から
2番目の回路である葉酸回路と
右から1番目の回路である
メチオニン回路
この2つの間にあるMTRR
Methionine synthase reductase
(メチオニン合成酵素還元酵素)は
アップレギュレーションです。
遺伝子変異によって働きが
過敏になっています。
MTRRは、
B12のリサイクルをしているので
変異があれば
B12が枯渇し易いです。
B12を細胞内へ運ぶための
リチウムの枯渇もB12不足を
助長しますから、変異のある方は
リチウムのバランスにも
注意を払う必要があります。
B12は、ピロリ菌感染によっても
減少します。そしてB12が不足すると
消化管が酸性環境に傾きやすくなり
酸性環境下では、ピロリ菌などの
細菌を引き寄せやすくなります。
B12とピロリ菌感染は悪循環です。
MTRRに変異のある方は、
変異のないかたよりもさらに
リスクが高まります。
毛髪検査でのコバルトの低下を
改善させるためのサポートに
取り組むべきだと思います。
B12やリチウムは、
解毒作用(=炎症)を
引き起こしますが、
長期的には、充分なB12が、
腸内環境の改善にも役立ちます。
B12が不足すると酸性環境に傾き
酸性環境にピロリ菌が引き寄せられ
ピロリ菌が、B12を減少させる
悪循環です。(カルニチン減少)
しかしピロリ菌は、酸性環境では
増殖できません。
ウレアーゼを排出して
胃酸を中和させて増殖します。
これらの理由で検査結果では
pHの変動がみられることが
あります。
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【エイミー博士の経歴】
エイミー博士は、アルバニー医科大学で微生物学/免疫学/感染症の博士号を取得し、イェール大学医療センター、ウィルモントがんセンター、URMCの小児感染症など複数の博士研究員として勤務しています。
また、NFAM(National Foundation of Alternative Medicine)および慢性疾患のためのDocumenting Hope Projectの科学諮問委員会のメンバーも務めています。エイミー博士は、15年間バイオテクノロジーに携わり、初めてのローコストDNA合成システムを開発し、DNAテクノロジー会社を共同経営し、DNAとRNAテクノロジーに関する複数の特許の発明者として活躍しました。
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