ミネラルとは、私達
人間にとって欠かせない
栄養素でもあり、地球上に存在する
鉱物の成分でもある元素です。
沢山の種類がありますが
栄養だからっていくら入れても
問題がないわけではなく
一言でいえばバランスが大事
多過ぎたり少なすぎたりすれば
身体の機能が正常に働かなくなり
それによっても沢山の不具合や
リスクを伴います。
ミネラルの中でも過剰摂取に
特に気を付けたいものも結構ある
のですが、いつも言っているのは
「鉄」ですよね。
一般的には特に「女性は鉄が大事！」と
もの凄く教育されてきましたからね。。
それだけじゃない
カルシウムも足りなければ
骨粗鬆症になるとか、
イライラもカルシウム不足からくるとか
そんなお話は、私の子供のころから
今でも変わらずあります。
その証拠に、トクホ(特定健康用食品)
として売られている食品には、
カルシウム強化食品や
鉄分入り食品、飲料、色々ありますね。
国がそのレベルなんですね。
銅も気を付けなければいけません。
例え検査の結果によって
サプリメントで入れる必要があっても
成分表に表示できるような量では
多過ぎるのです。
Dr.Amy Yaskoは、銅のサポートが
必要な場合も、成分表示できない程
微量な量で銅のサポートを開始します。
今あげたこれらのミネラルは、
気を付けなければいけませんが
無くてもいいわけではありません。
必要です。しかし鉄は特に
貧血だとかエネルギー不足だとか
鬱病だからって安易に入れたら
絶対にいけませんよ。
鉄を入れる事しか
サポート方法を知らない事が
大問題なんです！
そして今回は亜鉛のお話しです！
コロナ禍の影響で亜鉛サプリも
バカ売れしているようですが、
もちろん、亜鉛にも大事な働きが
たくさんありますが
実は、毒性も同時に存在します。
「Zinc toxicity」（亜鉛毒性）と
検索してみて下さい。
Wikipedia(英語版)にもあります。
亜鉛は、実はグルタミン酸と一緒に
働くといわれています。どうやら
細胞内に亜鉛が入ることで
ミトコンドリアの機能が落ち
過剰なカルシウムが増えるようです。
クレブス回路の中間体が
次の中間体へ変換されていく中で
それぞれに、それぞれの酵素の働きが
必要になる訳ですが亜鉛は、
その酵素を全てブロックします。
ミトコンドリア機能障害と
神経変性における亜鉛とカルシウムの
相互作用的役割とか、
ミトコンドリアの亜鉛の蓄積は
海馬虚血性損傷の潜在的な
トリガーになるとか、
検索されると色々出てきます。
これは１～２年前のブログでも
書いたと思います。
カルノシンが救世主になるかもと。
カルノシンはグルタミン酸も含め
亜鉛の流入を抑えます。
亜鉛の流入が抑えられ
細胞外の亜鉛が増える事によって
銅亜鉛バランスの補正にも
使えるかもしれません。
①亜鉛は、シナプス小胞の
グルタミン酸と共存し、
神経興奮と共に分泌されます。
②通常の状態では、分泌された亜鉛は
NMDA型グルタミン酸受容体と
結合して、後シナプスの興奮性を
調整します。
③カルノシンはグリア細胞で
合成され、グルタミン酸による刺激により
分泌されます。グリア細胞では
グルタミン酸や亜鉛が刺激になって
カルノシンがでるのです。
④こうしてカルノシンは、
亜鉛のグルタミン酸の神経毒性から
ニューロンを保護しています。
エキサイトトキシンの毒性の影響は
急性的に起きるのではなく
蓄積の中で、最終的に神経細胞を
死に至らしめます。
このことからも、亜鉛の１日の
総摂取量は３０～４０ｍｇに
調整するべきだと、世界の博士たちも
発表しております。
Dr.Russell L.Blaylockは、
「1日２５mg～５０ｍｇ以上
摂取するべきではない。そして
週３日以上摂取するべきではない」
そう言っています。
Dr.Amy Yaskoは、
１日４０ｍｇまでに制限するべきである」
といっています。
１日に服用するサプリメントに
含まれる亜鉛の総量をチェックする事が
大切です！！
なぜなら全体レベルとしての
エキサイトトキシンの問題を
あげてしまうからです！
亜鉛のお話は、下記の
YouTube動画でもしております。
▼
しかし亜鉛欠乏による
リスクも考えなければなりません。
こうお話するとまた
「難しいですね～」といわれる方が
続出するのですが、当たり前です。
検査もしないでサポート方法が
分かるなら、魔法や超能力が
使えるのではないでしょうか？笑
個体差とは、そういうものなんです。
見なきゃ分かるはずがないんです！
闇雲にサプリメントを飲むという事が
どれほど危険なことなのか
知って下さい！
～おまけ～
亜鉛欠乏によるリスク
・創傷治癒の低下
・味覚や臭覚の低下
・夜盲症の原因
・鉄は亜鉛の吸収を干渉します。
鉄が亜鉛と置き換わったとき、
血糖値バランス異常の原因に
なるかも知れません。
～もう少しおまけ～
・カドミウム(有害金属)は、酵素内で
亜鉛と置き換わってしまいます。
（RNA転移酵素、
アルコール脱炭酸酵素など）
・亜鉛が低い時、ヘム酵素内で鉛は、
亜鉛と置き換わる可能性があり、
赤血球の変性に影響します。
・低い亜鉛は、MTR酵素の活性を
亢進させ、MTR+の変異を悪化させ
低リチウムに繋がります。
この場合のサポート方法は
リチウムや低濃度のメチオニンが
役に立つことがありますが続きは、
カウンセリングでお話させて
頂いています。
▲
日本の栄養療法は、欠乏症や、
効能しか注目しないでしょ？
知らないのかも知れないけど、
ちょっと検索すれば
たくさん情報は出てくるよ。
英語でね。
日本語じゃあまり出てこない
だから日本は島国なんだ。
胃の中の蛙は、かごの中の鳥に
なっている事にも気付かない。
最近のカウンセリングで
ちょっと気になる事、
日本のクリニックで
尿メタル検査だけされている人達
最初に尿メタルだけやって
キレーション治療をして
２回目も尿メタル検査だけしてる。
これじゃ、だめだよね。
何でこんな事して安心しているんだろ
いきなりのキレーションだって
大問題だけれど、百歩譲っても
尿の解毒だけ見たって
その日の排泄が分かるだけなんだから
キレーションしたって解毒が
いつ起こったのか、分からないでしょ、
１日の排泄だけを見たって
しょうがないのよ、
判断しようがないのよ。
これで判断しているんだとしたら
本当にお粗末、
ここ１ヶ月弱ぐらいで
日本のクリニックの尿メタル検査の
結果をもって来られた４名の方の中で
毛髪も検査されている方１名
便検査もしている方は、
１名いたかな？
日本ってこんなレベル。
グルタミン酸の毒性を患者に質問されても
ぽかーんとしちゃう名のあるドクター
これはもう本日の
カウンセリングでのお話しです。
日本の遅れたレベルに
びっくりしちゃう。
勉強熱心な一般人は、
申し訳ないけど
こんなレベルのドクター達の本を
読み漁っては、知的好奇心を
満足させている。
本当にお気の毒です。。
かもめは、こんなドクター達に
馬鹿にされ、大人しくしてりゃ
上から目線で馬鹿にされ、笑
そりゃ私はド素人だったよ
でも、もうプロなんだ！！
そしてあなた達より
よっぽど確かなサポートを
知っているよ。
無駄な検査も、
無駄な栄養サポートとも
していない。
本当に有難い知識を
頂いているとおもいます。
難しいメカニズムなんか
知ったって、サポートできなきゃ
それでは意味がないんですよ。
検査すれば、何かわかると
思っているプロの人達、
何を目的にしているか
どこをどうサポートする為の検査か
考えもないのに、とりあえず検査する
こんなの見てしまうと
モヤモヤする。
。。。。。。。。。。。。
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