WAX以外にも、ゴム型作成のご依頼もたくさんいただきます。
しかし、構造的に無理な原型は仕方なくお返しすることも…
今日は、そんな原型と修正点を挙げていきたいと思います。
たとえば、このように中空になっているもの。
ビーズのようにもう片方に穴が空いていても同様です。
焼く前のゴムは柔らかいので
中にギュウギュウ押し込むことまではできるのですが…
メスを入れて、いざ原型を取り出すぞ!という時に
中にゴムが詰まってちぎれてしまいます。
こういう場合は、原型を修正していただく他にありません。
穴を埋めて塊にするか(詰まっているので重くなります)
半分にして下さい。
画像は横ですが、縦半分でもOKです。
ゴム型が取れない構造の原型は、いったんお客様にお戻しします。
どうしても仕上がりが中空でなければならない場合…
ゴム型を作る時には原型を分割
そのゴム型からWAXを出してお客様にお送り
分割された状態のWAXをくっ付けていただき、
WAXを弊社に送っていただく
そのWAXをキャスト
という工程になります。
WAX同士の貼り合わせは石膏崩れを起こすリスクを高めるので、
できれば余分に作っておいたほうが安心です
石膏崩れに関しては今度載せますね(σ・∀・)σ