ゴム型の原型の注意点 | シーフォース オフィシャルブログ

シーフォース オフィシャルブログ

シーフォース株式会社(御徒町)の公式ブログです



WAX以外にも、ゴム型作成のご依頼もたくさんいただきます。

しかし、構造的に無理な原型は仕方なくお返しすることも…汗




今日は、そんな原型と修正点を挙げていきたいと思います。








      シーフォース オフィシャルブログ-ゴム1


たとえば、このように中空になっているもの。


ビーズのようにもう片方に穴が空いていても同様です。








   シーフォース オフィシャルブログ-ゴム2


焼く前のゴムは柔らかいので


中にギュウギュウ押し込むことまではできるのですが…








   シーフォース オフィシャルブログ-ゴム3


メスを入れて、いざ原型を取り出すぞ!という時に


中にゴムが詰まってちぎれてしまいます。







こういう場合は、原型を修正していただく他にありません。








       シーフォース オフィシャルブログ-ゴム4


穴を埋めて塊にするか(詰まっているので重くなります)








       シーフォース オフィシャルブログ-ゴム5


半分にして下さい。


画像は横ですが、縦半分でもOKです。








ゴム型が取れない構造の原型は、いったんお客様にお戻しします。







どうしても仕上がりが中空でなければならない場合…




ゴム型を作る時には原型を分割

   ↓

そのゴム型からWAXを出してお客様にお送り

   ↓

分割された状態のWAXをくっ付けていただき、

WAXを弊社に送っていただく

   ↓

そのWAXをキャスト




という工程になります。





WAX同士の貼り合わせは石膏崩れを起こすリスクを高めるので、

できれば余分に作っておいたほうが安心ですひらめき電球



石膏崩れに関しては今度載せますね(σ・∀・)σ